10月14日(土),15日(日) セント=ピータースバーグ市内

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 セント=ピータースバーグ市にバスで移動し、10日ほど滞在する予定のホリデイイン=ヘリテージホテル近くのザ=ピアーに行きました。Pierとは桟橋のことですが、船が係留される桟橋というよりは、海に突き出たリゾート施設、という感じの建物でした。1kmもあろうかと思われる細長い道を、両側に海を見ながら歩くと(本当はただで巡回している乗り物に乗った)、5階建ての大きな建物でした。中にはファーストフードショップや、レストラン、土産物屋、展望台などがあって、たくさんの人々が訪れていました。この日も暑く、気温は30度ぐらいあったように思いますが、汗をかくような湿っぽさがないので「やっぱり乾期かな?」と感じました。夏の雨期には、毎日のようにスコールが降るそうです。


 次に、サンシャイン=スカイウェイという、セント=ピータースバーグから南のサラソタにつながる橋を通過しました。とても美しい橋ですが、渡ってみるとそこは片側4車線(両側で8車線!)の高速道路でした。橋の頂点に上って下りるとき、とても気持ちよかったです。


 10日間ほど滞在する予定のホリデイイン=ヘリテージホテルにチェックインし、この日から夕食は班ごと(7〜8人ずつ3つの班)にとることになりました。私の所属した1班は、ムーンライトなんとか、という「ビールがおいしい」とガイドさんが薦めてくれた、インド人が経営するレストランへ向かいました。団長さんと添乗員のKさん、通訳のYさんも一緒に参加されました。私はチキンパイ(チキンは、好きです)を食べましたが、予想よりずっと大きくて、危うく残しそうになりました。マクドナルドなどでコーラのL(エル)を頼むと、1リットルぐらいのコップに入ってくるそうですが、アメリカ人の胃袋は半端な大きさではないらしいです。


 翌日15日は、班ごとに徒歩でセント=ピータースバーグ市内を歩き回りました。あるメンバーの「強い」希望で、ホテルから歩いて20分ぐらいのところにある、有名な画家サルバドゥール=ダリ美術館に向かって歩き始めました。おなかがすいたので、行く途中にあったピザ屋さんで18インチ(45cm)のピザを2切れ注文しました。そしたら、危うく食べきれないぐらいの大きさであることに、食べ始めてから気づきました。近くに寄ってきた鳩やスズメなどにかけらをあげながら、何とか食べ尽くしました。美術館に着く前に、左手に海が見えました。ヨットハーバーもあって、なんかリッチな気分。そうこうしているうちに、カップルが「写真を撮ってあげましょうか?」と言ってきてくれたので、遠慮なく撮ってもらい、代わりに二人を撮ってあげました。ついでに会話してみたところ、ワシントン市から引っ越してきたばかりとのこと。男性の方は18回も引っ越しをしているそうです。二人とも、とても聞き取りやすい英語でした。


 ダリ美術館に到着。中は撮影禁止でしたが、たくさんのすばらしい絵がありました。帰国してから美術教師に聞いてみたところ、「かなり有名な画家だ」とのこと。恥ずかしながら、私は名前しか聞いたことがなかったのです。帰り道、南フロリダ大学のセント=ピータースバーグ校の前で写真を撮りました。そういえば、アメリカの大学の看板の前で写真を撮ったのは、留学時以来16年ぶりということになります。またまた帰り道、とってもすてきな家を見つけて思わずシャッターを切りました。実は小さなホテルだったらしいのですが、ヤシの木に囲まれたすてきな建物でした。ホテルに着いてから、つぶれたと思っていた寿司屋さん(俳句寿司という)を地図で見つけたので、同室のY先生と場所及び営業時間を確かめておきました。もう、「日本食なしではもたない」と言い始めていた先生がいたからです。


 翌日から今回のアメリカ滞在のメインイベントである、学校訪問が始まるということで、壮行会がてらみんなでそろってカニ料理のレストランに行きました。建物の外見はとってもすてきで、出てくる料理までおいしそうに見えましたが、出てきたカニは小振りでした。出された箸で食べたのですが、日本でカニを食べるとき出てくる金属製で先が二股の器具がなくて、とても不便でした。


 ホテルに帰ってから、おもしろいテレビ番組を見つけました。その名も、「クイズ ミリオネアー」。なんと、内容は日本でやっているのとすっかり同じでした。どちらかのテレビ会社が、ヒントを売ったのだろうと思います。ただし、右の写真からもわかるとおり、15問連続正解の賞金は100万ドル(日本円にして1億円!)でした。日本では、たしか1,000万円でしたね。なんと、司会者までが「みのもんた」さんとそっくりな人だったので、笑ってしまいました。


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