10月21日(土) 市内見学〜家庭訪問

1024×768ドット以上でご覧になることをおすすめします。


 朝から、チャーターバスでメキシコ湾側にある半島の最南端、Pass-a-Grillという砂浜に向かいました。珊瑚礁や貝殻が砕けてできた砂なのだそうで、とても白い砂でした。さすがはSunshine State(フロリダ州のニックネーム)だけあって太陽がものすごくまぶしく、サングラスなしでは辛いぐらいでした。そこをゆったりと散歩している人も少なくなく、水着でいる人さえいました(10月下旬というのに!)


 砂浜にサングラスをおいてみました。白くて小さい貝殻がたくさんありました。


 ガイドのYさんと記念写真。バス会社に電話をかけまくってくれるなど、この方の努力のおかげでデジカメが戻ってきたのです。


 バスは次のTreasure Island(訳せば、宝島)で止まりました。左の写真はアメリカのパーキングメーターです。'BUCCANEER'という看板が見えますが、その昔、この付近には海賊がいたのだそうです。この名前は、St.Petersburgの野球チーム名にもなっています。


 K先生と二人で、近くのマクドナルドで昼食をとりました。メニューが日本と似ている(味はほとんど同じ)ので、安心して注文することができました。チップもいらず、これまでで一番ほっとした食事でした。ドリンクは料金によって紙コップだけが渡されるのですが、日本の感覚でlarge(Lサイズ)などを注文すると、1リットルも入ろうかというものが出てきます。日本人はsmallでいいみたい。


 近くのガソリンスタンドの様子です。日本とちがって、「いらっしゃいませー!」と言いながら飛び出してくる従業員はいません。窓も拭いてくれません。吸い殻やゴミも捨ててくれません。全部、ドライバーが自分でやるのです。給油が終わると、敷地内の店舗(これが、コンビニを兼ねている)に入って、入れたガソリン分の料金を支払います。クレジットカードで自動支払いができるところもあるそうです。なお、ガソリンの料金は、レギュラーで1ガロン(約4リットル)あたり1ドル43セントでした。これを1リットルあたりの日本円に直すと、40円ほどとなります。うらやましい安さです。大きな車を買ってもあまりお金がかからないのですね。


 あまり植物には関心のない私でも、ハイビスカスの垣根には気づきました。ここのビーチには、ビーチバレー用のコートがありました。


 St.Petersburgにある屋内野球場、トロピカーナフィールドです。噂によると、ここの野球チームはあまり強くなく、地域の人々は一生懸命応援しているとか。


 午後は、家庭訪問が始まりました。4つのご家庭しか受け入れを表明してくれなかったとのことで、約20人の団員が5〜6人ずつのグループに分かれて訪問しました。これは、バスの中から撮影した、ある小学校の先生の自宅。庭の木の上には子供たち用の隠れ家を造ってあげたそうです。


 こちらは、私たちのグループが訪問したお宅。玄関には、ちゃんとセキュリティシステムが作動していました。銃の許されている国ならではです。中に入って、洗面所、子供のベッドルーム(ポケモンのポスターが貼ってあった)、ご主人の書斎などを案内されました。驚いたのは、家の後ろの方にプールがあったことです。プールには常に水を入れておかなければならないそうです。そうしないと、標高の低いフロリダでは地下水の圧力によってプールの底が持ち上げられてしまうとか。ものすごい広さのお家でしたが、土地代含めて2,000万円ぐらいとのことでした。瞬間的に、フロリダに移住したくなりました。


 この家のご主人はイラン人とのことで、腕によりをかけたごちそうを披露してくださいました。黄色いお米はとてもおいしかった! その後、この気さくなご夫婦が運転する2台の車に乗せてもらい、ご主人が通っているスパリゾート(温泉付きフィットネスセンターのような場所、入会金10万円、月5,000円とのこと)や、昔インディアンが貝を積み上げて作ったという丘に連れて行ってもらいました。ちょっとした坂を上った、せいぜい20mぐらいの丘でしたが、「ここがSt.Petersburgで一番高い場所だ」と言われて二度びっくり。付近の道路には、日本では石垣島などに行かないと見られないというマングローブの木がたくさん生えていました。ご主人に質問してみました。「なぜ、多くの自動車が昼間からヘッドライトをつけて走っているの?」 すると、「2年前から新車のヘッドライトはエンジンと連動して点灯するようになっているんだ」とのことでした。


アメリカ見聞録トップページへ

TOP

inserted by FC2 system