10月16日(月) パーキンス小学校

1024×768ドット以上でご覧になることをおすすめします。


 Countryside High Schoolに続き、午後からはPerkins Elementary Schoolを訪問しました。校舎の多くが二階建てだったように思います。


学校の概要(メモから)

 幼稚園〜5年生までの約560人の生徒が通う学校です。この学校は、芸術や外国語(ここではスペイン語)そして人文学(つまり普通教科)を重点的に扱うマグネットスクール=オヴ=アーツ(Magnet School of Arts)という芸術に重点を置いた英才教育的な学校で、幼稚園〜3年生まではすべての領域を、4・5年生は一つの領域を選択して学習します。

 必修教科は英語(読み書き)、社会、数学、理科、美術、音楽、ダンスで、選択教科として器楽があります。なお、音楽の授業では1年生がバイオリン、2・3年生はいろいろ、4・5年生はバンドをやるとのことです。なお、パフォーマンスを練習したり披露したりする場として、学校の隣にある教会を劇場として使っているとのこと。

 逆に、学業不振児や情緒障害児、言語を含む身体に障害を持つ児童なども受け入れています。

 マグネットスクールには、学区にこだわらず選ばれた生徒が通学するため、20台のスクールバスで通学する生徒の中には45kmも離れた自宅から来る生徒もいるとか...。


 さっそく見学したのは、1年生(だったかな?)のスペイン語の授業でした。子供たちは、iMacにインストールされたスペイン語学習のためのCD-ROMを使って、一生懸命勉強していました。絵や文字、動画などが多く使われた、楽しそうなソフトでした。


 日本では見かけることのないPerforma 6300シリーズ(だっけ?)を初めて見ました。


 子供たちは、絵入りの作文を書いたり、算数の勉強をしたり(でも、意外にパソコンの画面には、日本の中学校で学ぶ「素数」(prime numbers)が出ている)、ストーリー性のある絵を描いたりしていました。


 幼稚園年長組を小学校に併設しています。机に座って勉強、というよりはお遊び気分ですね。


 コンピュータ室には、パワーマックG3と17インチモニタが贅沢に並んでいました。何ともうらやましい限りです。


 ある教室に書かれていた、日程表です。


 体育、というよりはダンスの授業(左の写真)と、真剣な表情でやっているお絵かきの授業(右)です。


 圧巻だったのは、見事にそろった楽器、そしてそれらを自在に使いこなす子供たちです。小学校低学年から、公立学校でバイオリンを教える学校なんて、日本にはたしてあるでしょうか? そして、それを練習したり発表したりする講堂には、私の中学校でさえ買っていないような照明器具がそろっていました。


帰り道にて...

 モールに寄って、買い物をする時間をいただきました。団員の中には、夕食にカップラーメン(カップヌードルを売っていました)やお寿司(売っているんですね、これが)を買い込む人、おみやげをさっさと買い始めた人、お酒を手にした人など、いろいろな様子を観察させていただきました。私は、日本の生徒たちにおみやげとして買って帰ることを約束した、現地の新聞(普通の日刊が、お正月版の半分ぐらいの厚さもあるのにたったの25セント)140部の送料を聞いて「航空便なら300〜400ドル以上かかるだろう」といわれてショックを受け、何にも買いませんでした。どうしようか真剣に悩みましたが、通訳のYさんや添乗員のKさんとも相談してみて、結局のところは部数を減らすしかない、という苦しい結論を下すに至ったのでした。もらった生徒はわかってくれましたけれど...。


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