授業に洋楽を! English Songs in TEFL Classes

■私と洋楽とのつきあいは、ここからスタートした

 洋楽との初めての衝撃的な出会い、それはPaul McCartney & WingsのJetでした。当時盛んに聴いていたNHK-FM盛岡放送局で土曜日午後3:10〜6:00に放送されていた「FMリクエストアワー」という番組でこれがかかったとき、「かっこいいー!」と思ったのを覚えています。このあと、次々と洋楽を聴いていましたが、「歌だから英語の歌詞があるのだ」ということなど一切意識することなく、とにかく「かっこいい!」と思っていました。

 小学校6年の時、初めて「洋楽を歌う」ことに目覚めました。「明星」という雑誌の付録歌集を見ながら歌詞をカタカナで覚えたのが、Carpentersの"Please Mr.Postman"でした。カタカナ発音ながら、外国の歌手に完璧に合わせて歌えるようになったときのうれしかったこと!

 中学〜高校にかけても多くの洋楽を浅く広く聴いてきましたが、中学の時は友人の浩之君の影響でBilly Joelに、また高校の時は友人の譲治君の影響でQueenやJohn Miles(特に後者を知っている人はほとんどいないでしょう?)、個人的にはELO、Kansas、TOTO、Boston、Eagles、Hall & OatesなどのLPレコードを次々と買っていました。ディスコブームだったので、その関係のレコード(Arabesque...うわーなつかしい!)も何枚か買いました。

 1982年7-8月、イギリスのBrighton/Hoveに3週間の語学研修+ホームスティに行ったときに気に入っていたのは、当時テレビ番組で放送されていたドラマFAMEの主題歌(歌っていたのはIrene Cara)と、Dexy's Midnight Runnersの"Come on Eileen"でした。その他いろいろお気に入りの曲があったと思うのですが、録音機材を持って行かなかったので忘れてしまいました。

 1983年9月-1984年6月にミネソタ州Duluthに留学したときは、'80年代の曲にハマりました。FMラジオでは一日中ヒット曲がかかっていましたし、テレビではMTVやSolid Stateという番組で流行している曲のビデオクリップを楽しんでいました。最後の1ヶ月でアメリカ中をバス旅行したときには、持参した小型ラジカセでNew York City、Chicago、St.Louis、San Antonio、El Paso、Tucson、Las Vegas、Los Angeles、San Francisco、Salt Lake City、Omaha等、訪問した都市の代表的FM放送を録音し、帰国してからずっと聞いていました。それ以来現在まで、聴く曲はやっぱり1980年代の洋楽が圧倒的に多いし、授業で使うのもその頃のお気に入りの曲が少なくありません。現に、iTunes Storeをはじめとしたいろいろなサイトで"Songs of the 80's"というのは、一つのジャンルとして確立されているほどです。

■授業に洋楽を取り入れる・1 聞き取り問題として

■授業に洋楽を取り入れる・2 英語で歌う曲として

■授業に洋楽を取り入れる・3 自作資料

■曲ごとの実践結果

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