1月11日(火) 9日目:デルズ市〜ニューヨークへ移動


 ついにホストファミリーとお別れをするときが来ました。定刻の8時には中学校のホールに関係者全員が集合し、別れを惜しんだり記念撮影をしたりしました。私のホストファミリーは...ホストファーザーは仕事があるので7:20にお別れ、まだ体調が戻っていない娘さんとは自宅のソファでお別れし、私を学校まで送ってくれたホストマザーも体調が全快ではないとのことから駐車場でお別れしました。

 いよいよバス出発の時刻となり、日米関係なく女子のほとんどが泣き、最後の写真を撮り合ったりハグし合ったりしていました。

 7:55にバスが出発してから1時間ぐらいは、短期留学生全員どっぷりとブルーモードだったため、声をかけるのもためらわれました。そのうち各自で残ったおやつの交換が始まったので、私も「僕がアメリカで一番好きなお菓子だ」と残しておいたドリトスを出したところ大好評でした。日本でも売ってます。

 しばらくして、シカゴから来た添乗員さんから「お昼は白いご飯のお弁当です!」と聞いて一気に盛り上がった短期留学生たち、私同様、脂っこい料理にはかなりうんざりしていたようです。日本食や日本の食料品が手に入る「ミツワ」に到着し、待っていました!のお弁当をほおばりました。中だけがすっかり日本みたいで日本人も多く見られ、トイレではコブクロの歌がかかっていましたが、外に出ると現実はやっぱりアメリカでした。

 久しぶりに出会ったシカゴオヘア空港でのチェックイン作業(自分で英語の指示に従って画面にタッチし、パスポートをスキャンさせて搭乗券を受け取る)、スーツケースの重量チェック、荷物検査とボディチェック(電子機器を出したり、ベルトを外したり、靴を脱いだりが非常に面倒くさい)などは、何度やってもいやになります。飛行機に乗り込むまでに疲れてしまいました。

 あれほど心配していたニューヨークの冬の嵐、最悪の場合訪問を取りやめるかというところまでいきましたが、幸いなことに嵐は過ぎ去り、除雪もうまくいったらしく、2時間少々で無事に(私にとって特別な思い出のある)ラガーディア空港に着陸できました。新しい男性ガイドさんがバスに乗りこみ、いろいろ説明を聞きながら一路摩天楼のあるマンハッタン57番街にあるホテルへ移動しました。

 ホリディインミッドタウン57thストリートはけっこう立派なホテルでした。チェックインしてすぐ、パソコンを開いて無線LANを受信してみると、ものすごい量の無線局! さすが、ニューヨークのど真ん中だ。

 ホテル内には、狭いけれど品揃えのいい売店があり、ここで私の子どもたちへのTシャツを購入しました。ホストファミリー宅ではバスタブがなかったので、久しぶりにバスタブに(溢れないように)お湯を張って、ゆったりと入浴しました。

 FM放送も懐かしのZ100(100.3MHz)を受信し、さっそく録音作業開始。デルズにいるときに聞いた流行曲が、次々とノンストップでかかっていました。


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