1月10日(月) 7日目:デルズ市6日目


 週末が明けた月曜日、生徒たちはまた学校の始まりです。下の写真は朝7:18に撮影したものですが、写真のようにまだ薄暗く、岩手に比べて夜が明けるのが遅いような気がします。

 ホストマザーに学校まで送ってもらった際、中学校の外観を写してみました。5日の夜、この横断幕の下に大勢のお迎えの人がいて、大声で私たちに呼びかけていたのが昨日のことのように思い出されました。この建物の右半分には、小学校が併設されています。ハイスクール(高校)は、この建物の奥の方に2分ほど歩いたところに建っています(右下の写真)。

 短期留学生たちが国際交流会のために移動したあと、私たち引率者はダルトン小学校を訪問しました。玄関を入ると、日本語で歓迎の言葉がさりげなく書かれていて、驚きました。真ん中の写真は4歳児教室。実は、アメリカでは小学校の中に幼稚園を併設していることが多いのです。幼児たちは、床のカーペットにペタンと座って授業を受けます。右の写真はポスターですが、「位置について! 用意! 読書!」というのがおもしろい。

 小学校から戻ると、生徒たちはクリスマスクッキーを作っていました。日米の生徒たちは(言葉はともかく)もうすっかり打ち解け、楽しそうにクッキー作りをしていました。

 このあと、少し遠出をしてウォルシェイムワイナリーへ。葡萄畑や醸造施設、ワインの樽を寝かせておく部屋などを見学しました。ここで、ワイン2本を購入しました。後でスーツケースの重量オーバーに敏感にならざるを得ない原因になるとも知らずに...。

 しばらくして、このワイナリーを立ち上げた子孫の方が現れ、一緒に記念写真を撮りました。

 昼食は、カルバーズというハンバーガーレストランにて。けっこうおいしかった。

 いつか立ち寄ったネイティブインディアンのお店に行って、ドリームキャッチャー等のお土産を買いました。帰り道、今度は引率のALTの運転でジーンズを買いに、タンガーモールにあるリーバイスの直売店に行きました。日本よりもずっと安く手に入るというので...ジーンズを買ったの、何年ぶりだろう?

 ガソリンスタンドで給油。50ドルで16ガロン少々、4,150円で73リットルぐらいということです。

 ALTのホストファミリーの家で休憩させてもらい、夜はアームソン氏の自宅で開かれたカクテルパーティにお呼ばれして行ってきました。ここで重大な問題が発覚。ケーブルテレビの天気予報チャンネルによると、明後日あたり、ニューヨーク付近で2つの巨大低気圧が合体し、猛烈な嵐が襲いそうだとのこと。12日といえば、ちょうどデルズからの移動日に当たります。ニューヨークの空港が閉鎖されれば、行き場所なしでシカゴの空港に一日中足止めなんてことが予想されたため、楽しいはずのパーティが、喧々がくがくの議論の場になってしまいました。

 デルズにもう1泊して(ニューヨーク訪問をあきらめて)ワシントンDCに直接向かう案、(嵐が通り過ぎる予定の)ワシントンDCに直接向かうチケットを入手する案、(ニューヨークもワシントンもあきらめて)シカゴで3泊して日本に向かう案、東海岸が無理なら西海岸のLA経由で日本に向かう案など、いろいろな意見が出ましたが、結局は、「航空会社が欠航を公表する前にこちらから変更するとキャンセル料金を取られるので、まずは旅行業者からの連絡を待とう」といういうことになりました(通訳で...激疲)


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