デジカメ Digital Cameras I Have/Had Used



Canon EF200mm F2.8L II USM + ExtenderEF 2xII

 2023年(令和5年)6月、感度が低めのASI183MCProに明るいレンズを装着したくなり、メルカリで値引き交渉をしたりして新しい方のII型を、三脚座、2倍エクステンダーとセットで格安で入手しました。すでに所有しているEF70-300mmF4-5.6L USMでは、200mmの時の明るさがF5.0ですが、こちらは3倍ほど明るい2.8。

 すでに所有しているEF70-300mmF4-5.6L USMでは、200mmの時の明るさがF5.0ですが、こちらは3倍ほど明るい2.8。同じ感度・露出で撮り比べてみたところ、左の70-300と比べて明るさは歴然です。ASI183での35mm換算の焦点距離は545mmでSky90並みの倍率が得られるのですが、実際に撮影してみたところ、絞り開放でしか使えないため星像が丸く大きくなってしまいます。Extenderをつけたところ(1090mm F5.6)、それが更に強調されてしまいます。


■Panasonic LUMIX DMC-TZ60

 2020年(令和2年)6月に、TZ70が故障したため急遽中古品として落札しました。TZ30以来のブラックボディ、やはりこちらが落ち着きます。画素数は1,810万画素、TZ70はこの機種より1,220万画素へサイズダウンしていましたが、1画素あたりの面積が大きくなった割にはノイズの減少が実感できず、光学ズームも30倍(24〜720mm相当)のまま、液晶ファインダーが付き、レンズ回りのリングにいろんな機能を割り当てられる等、ほぼ同様です。マニュアルフォーカスができるのも一緒ですが、TZ70で星野写真を撮ったら感度がISO80固定で全然写りませんでした...よって、「この機種で全くよし」という結論。

 中古で購入した時点で6世代の型落ちで12,900円で入手できました。撮影中にズームレバーを動かすと動画撮影が始まってしまうことがある不具合は、TZ70と同様です。


■Samyang 14mm F2.8 IF ED UMC

 天の川を壮大に撮りたいと思い、16-35mmのLレンズなどを眺めていた時、「星野写真ならこのレンズ」と書かれ、しかも周辺部までくっきり写り、明るさもF2.8、何よりマニュアルレンズなので安いともっぱら評判の韓国製レンズ、2020年(令和2年)1月にポチッとしてしまいました。

 色乗りは今ひとつで、実際に撮影してみると周辺減光もすごいのですが、なんといってもこれまで一番広い16mmを上回る14mmレンズ、表面が飛び出ていてフィルターもつけられないという代物ですが、じっくり使い込んでいきたいと思います。

 ボディカバーを装着したEOS 6D Mark2に取り付けた様子です。


■Panasonic LUMIX DMC-TZ70

 2019(令和元)年11月に、7年ぶりにコンデジを買い換えました。以前所有していたTZ30のブラックボディよりメカニカルなシルバーです。画素数は1,410万画素から1,220万画素へサイズダウンしましたが、1画素あたりの面積が大きくなったということでノイズが減っているようです。光学ズームは20倍から30倍(24〜720mm相当)となり、くっきり見える液晶ファインダーが付き、レンズ回りのリングにいろんな機能を割り当てられるとのこと。この機種に乗り換えた一番の理由は、マニュアルフォーカスができるようになったこと。これで天体写真にも簡単に使うことができます。

 中古で購入した時点で4世代型落ちしていましたが、そのお陰で15,000円せずに入手できました。使用してみて、少しサイズも重さも増加しましたが、電源ON/OFF時の動作が格段に速くなっていました。欠点が1つ...撮影中にズームレバーを動かすと、動画撮影が始まってしまう不具合がよくありました。

 入手後半年で「レンズエラー」なる症状が発生して廃棄しようとしていたら、ふとしたきっかけで生還したので長く使っています。。


■Canon EOS 60D 天体用改造

 70Dからフルサイズ機に乗り換えましたが、出品した70Dよりも1万円ほど安い価格で天体用にフィルターを交換した改造機(スターショップの新改造)を2019年(平成31年)1月に入手することができました。これで、その昔103aEフィルムでしか写せなかったバラ星雲だの、カリフォルニア星雲だの,オリオン座のバーナードループだのといった赤い星雲にチェレンジしてみようと思います。70Dの1つ前の機種で画素数や最高感度がちょっぴり劣りますが、液晶モニタも可動式で「これは使える!」と判断したためです。

 青空の下でレンズはEF17-40mmF4L USMを使用し、ホワイトバランスを変えながら非改造機(6D Mk2)と撮り比べ、色調整をしない画像を並べてみます。

60D天体用改造(左:Auto  中:太陽光  右:改造業者のマニュアルチューニング)

6D Mk2 ノーマル機:Auto

 天体写真器材も大幅に変化が現れ、ZWO社の天体専用CMOSカメラを入手して天体改造カメラは不要となったので、2022年12月に手放しました。


■Canon EOS 6D Mark2

 格安で入手した5D Mark2、慣れた70Dと異なり各種ボタンの配置が非常に使いにくかったのと、星野写真で画面の下の方に黒い帯が出るのが気になって短期間でドナドナしました。2018年(平成30年)11月に、6D系でしかも70Dと同じく可動式液晶がついたMark2の中古品をオークションで入手しました。

 APS-Cの70D(下、22.5mm×15mm)と比べると、フルサイズのCMOS(上、36mm×24mm)はやっぱり大きいと感じます。画素数は2,620万画素ですが、面積が2.6倍あるため、2,020万画素の70Dよりも1画素あたりの面積が2倍となります。それだけ明暗差のある画像に強いということになります。


■Canon EF17-40mm F4 L USM

 2018年(平成30年)夏あたりからフルサイズ機への乗り換えを始めました。ボディ入れ替えに伴い、APS-C対応のEFS10-22mmの代わりとして10月に入手したLレンズです。レンズ先端の赤いはちまきはあまり目立ちませんが、特に青空の色がきれいに写ると評判のレンズです。

 ボディカバーを装着したEOS 6D Mark2に取り付けた様子です。


■Canon EOS 5D Mark2

 星の写真展でA3サイズの実物写真を見た際、フルサイズ一眼の星像の小ささに驚いていました。EOS 6Dをウォッチリストにいくつか登録して追跡していましたが、2018年(平成30年)7月に、2世代前の5D Mark2というのを現役当時の1/5位の価格で落札しました。70Dより100数十グラム重いだけですが、図体も一回り大きく高級感がありました。後に、フルサイズの6Dmk2を入手できたので売却しました。


■Canon SPEEDLITE 270EX

 ストロボといえば、ペンタックス時代はKAKOのGN30のもの、Nikon時代はSB27、そしてキスデジ時代の過去に420EXというのを使用していました。420EXは筐体が大きく、あまり使い道もなかったので売却しましたが、体育館で文化祭などのステージを写す際、内蔵ストロボでは光量が足りないのを痛感していました。そこで、GN22(50mm相当以上の時はGN27)の小型ストロボを2017年(平成29年)2月に落札しました。420EXより機能は少ないですが、その分、余計な調整がいらないので楽です。

 薄暗い体育館などでの光量不足は否めず、2023(令和5)年秋に中古の550EXを買ったのと同時にドナドナしました。


■SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM

 駅伝大会を撮影した際、300mmズームで引き寄せて撮影したあと、記念撮影をするのに70-300mmレンズではかなり離れて撮影しなければならなくなったり、広い範囲を撮るときにいちいちレンズの付け替えをしなければならないのが非常に煩わしく、高価なLレンズを落っことす危険性も感じていました。かといって17-70mmは明るくていいレンズですが、今度は望遠側が足りない。

 高倍率ズームの像の甘さは18-200mmで思い知らされていましたが、果たしてこのレンズ、16.6倍ズームだというのにキリッとした像を結ぶという評判なので、2016(平成28)年9月にオークションで購入してみました。70-300mmのLレンズと撮り比べをしてみたわけではありませんが、甘さはあまり感じませんでした。このレンズ1本で18mm広角〜300mm望遠(480mm相当)をカバーしてしまうのは驚きでしたが、フルサイズ機に乗り換えたのを機に大阪へお嫁に行きました。


■Canon EOS 70D

 「EOS Kiss X5でずっと行こう」と心に決めていましたが、陸上競技の短距離走や走り幅跳びを撮影する際、連写速度(3.7コマ/秒)に不満を感じていました。カメラ店で展示品の70Dを手にした時、ファインダーの見やすさ、サブ液晶の便利さ、専用の操作ボタンの多さなどに加え、何よりも連写の速さ(7コマ/秒)に感動していました。画素数は1,800万画素から2,020万画素に増えただけですが、防水・防塵性能もあり、2015(平成27)年10月にオークションで中古品を「やってもーた(何回目だ?)」してしまいました。連写速度は本当に感動的です。

 後に、フルサイズの6Dmk2と天体改造APS-C機の60Dを入手したので、ノーマルAPS-C機が不要となり手放しました。


■Canon EF70-300mm F4-5.6 L IS USM

 同じ焦点距離でLなしのレンズを長く使用してきましたが、どうしても最大ズームである300mm付近の画像の劣化が気になっていました。オークションで手頃な値段の中古品を発見し、2014(平成26)年7月に落札しました。以前のレンズと撮り比べてみたところ、やはり画質は優秀で、1kgを超える重量は欠点ながらも使い続けていくことにしました。レンズ先端の赤いはちまきや、白いレンズというのはCanon使いにとってはあこがれの品といえます。

 2022年に使い始めたZWO社の天体専用CMOSカメラ(ASI 183MC Pro)用レンズとして、200mm〜900mm級の画角をカバーする貴重な1本ともなっています。

 カメラボディやレンズを何度も買い替えてかなりの散財をしてしまいましたが、10-22mm/17-70mm/70-300mmレンズが揃い、ボディも軽量高性能のKiss X5ということで、一眼デジカメについてはこれで満足のいく機材が揃いました。


■SIGMA 17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM

 以前、すっかり同じレンズを購入して使用してきましたが、どうも周辺部のピンぼけにガマンがならず最新の2013年型を、2014(平成26)年4月に新品購入しました。旧型と写し比べをしてみて、やっとまともなレンズが入手できた感じがしていましたが、もっと実験した見たところ、実は旧型のピント調整が必要なだけだったかもしれないと思えるに至りました。右の写真、同じレンズとは思えないほどデザインが変わっています。

 運動会など屋外で撮影する際、通常装着しているこのレンズを70-300mmに付け替えるのが非常に時間がかかり、落っことす危険性もあるので、18-300mmに乗り換えると共に北海道へドナドナしました。


■Panasonic LUMIX DMC-TZ30

 2012(平成24)年11月に、コンデジを買い換えました。外観は以前所有していたTZ10とほとんど変わりませんが、画素数は1,200万画素から1,410万画素へ、光学ズームが12倍から20倍(24〜480mm相当)となり、液晶をタッチして操作でき、動画撮影時の性能が格段に高まり、GPSもナビ機能がアップするなどたくさんの改善点が加えられています。

 受光体にCCDよりも静止画が劣りがちとされるCMOSを搭載していますが、使用してみると驚き。TZ10のときはISO 400でも画質が荒れて油絵のような写真がなっていたものが、このカメラはISO 1600でも何とか見られる写真が得られ、非常に満足です。動画撮影のボタンが上部に移動して操作しやすくなり、動画撮影時のズーム音もほとんど聞こえなくなりました。

 オークションで、180コマほどしか撮影していない中古品を、先代のTZ10から半額以下で落札できました。ほとんど新品状態だったのに、出品者さんごめんなさい。だって私以外、誰も入札しなかったんだもん。


■SIGMA 17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM

 Kissデジを使い始めてから8本目のレンズ、18-200mmの高倍率ズームレンズの画質の甘さに我慢できず、このレンズの明るさやマクロ能力に期待して2012(平成24)年4月に、中古品をオークションで入手しました。巷の評判は「カリッとした写り」と安い価格が評判を博していたようです。撮影してみて感じたのは、思ったよりキリッとしてはいないこと(特にズーム中間域の左右はボケボケ)と、空の色が今ひとつである点は残念でしたが、AFの動作音が静か(HSM=ハイパーソニックモーター採用、キヤノンのUSMと同じ)であることと、TZ10に引けをとらないほどのマクロ能力はすばらしいと思いました。

 周辺画像のぼけが気になったため、同じ型番の新型(2013年製)を購入して撮り比べてみたところ、実はあまり変わらない(ピント調整が必要なだけ?)ことが判明しました。新しい方を入手したことから、所有していてもしょうがないのでオークションで沖縄へドナドナしました。


■Canon EOS Kiss X5

 Kissデジも4代目、X5の新品を2011(平成23)年9月にオークションでポチッ!。画素数は1,800万画素。液晶モニタは可動式となり、過去に使用していたQV-7000SXのようなハイ/ローアングルからの撮影が可能になりました。これは、天体写真撮影時も望遠鏡の先についているカメラの情報を見られる利点があります。感度もX2のISO最大1,600から12,800まで上げられ、(多分使わないけれど)フルハイビジョンの動画機能も搭載されました。

 2台並べてみると、左のKissX2とほとんど外観が変わっていませんでした。


■Panasonic LUMIX DMC-TZ10

 2010年(平成22年)4月に新品を入手。外観は以前使用していたTZ5と大きな変化はありませんが、ズームがより広角から始まる12倍(25〜300mm相当、TZ5より守備範囲が広がったのに明るさはF3.3-4.9と変わらず)、画素数は1210万画素、これに超解像技術やハッピーカラーなど画質上の改善が見られ、動画撮影時は風音低減可能なステレオマイクがついています。おまかせ撮影に加え、絞り・シャッタースピード優先、そしてマニュアル撮影までできるようになりました。本体上部にあるマイクが中央に移動したので、TZ5の時のようにうっかり左手の人差し指でマイクをふさぐ心配がなくなったのは大きな改善点です。GPS機能はおまけ程度と考えています。

 特に25mm広角、ステレオマイク、マニュアル撮影、超解像技術に魅せられ、2010年4月に価格.comのお店で新品を購入し、TZ30購入のため使わなくなっていたのでオークションで北九州市へドナドナしました。


■Canon EF-S 10-22mm F3.5-4.5 USM

 2008(平成20)年10月に入手した35mm換算で16mm〜35mm相当の画角をカバーする超広角レンズ。これまで使ってきたどのレンズよりも広い範囲を写すことができ、うっかりしていると画面の端の方に予期せぬもの(自分の足のつま先など)が写り込んだりしました。カメラに装着してみると驚くほど軽く、Lレンズに匹敵するといわれるほど写りもしっかりしていましたが、フルサイズ機に乗り換えたのを機に川崎へお嫁入りしました。


■Canon EOS Kiss X2

 Kiss Digital Nをずっと使い続けようと思っていましたが、1.8インチしかない液晶モニタでは、撮影した画像のピントが合っているかどうか確認するのにいちいち拡大してみなければならず、画像を拡大するとスクロールの必要もあり、かなりの不便さを感じていました。

 そこで2008(平成20)年9月に、最新機種の新品をオークションでポチッとしてしまいました(またまたやってもーた)。画素数はついに1,000万の大台を超えて1,220万画素。液晶モニタは3インチもあるため、撮影画像やピントの確認が容易。ライブビュー機能により、天体写真撮影時のピント合わせも格段に楽になります。高輝度・暗部2種類のノイズ低減機能、CMOSセンサーの電源OFF時クリーニング機能など数々の改良が施され、現在の私にとっては「完璧」とも言える機種です。

 右の写真に写っている2台の液晶モニタを比べてみると、左のKissDNと右のKissX2との大きさの差は歴然です。

 下は、北上市のPCデポで安売りしていた16GB(16,000MB)もの容量を誇るSDHCカードです。購入価格は4,970円(1MBあたり0.32円)でした。このページの一番下で紹介している20MBのCFカードが、特売にもかかわらず14,000円(1MBあたり700円)していたのと比べると、この10年間で1MBあたりの価格が2,200分の1以下に下がったことになります。TZ5(900万画素)の最高画質で3,606コマ撮影できます(1日10コマ撮影しても、1年間毎日撮り続けられます)。

 考えてみれば、初めて購入したパソコン(Macintosh LC575)の内蔵3.5インチハードディスクが160MB(0.16GB)でした。なんと、わずか縦3cm、横2.4cm、厚さ2mmのこの体積の中に、LC575の3.5インチHDD100個分のデータが保存できることになります。


■Panasonic LUMIX DMC-TZ5

 FX30は非常にコンパクトな上、高性能なすばらしいデジカメでしたが、いかんせんレンズが貧弱。広角28mmから始まるものの、ズーム比は3.6倍。レンズ口径が小さいため、最大ズーム時(35mm換算100mm相当)の明るさは5.6にまで暗くなってしまいました。

 そこで購入したのが10倍ズーム(28-280mm相当、明るさはF3.3-4.9)を誇る「きみまろズーム」こと、DMC-TZ5です。画素数は910万画素、3インチの液晶モニタを備え、動画撮影時のズームも可能になるなど魅力満載。欠点は明らかにFX30よりもでかくて重いこと。でも、重いせいで手ぶれは減りそうです。

 2008(平成20)年7月、花巻の「カメラのキタムラ」で、北上のPCデポやヤマダ電機と比較にならないセール価格(2GBのSDカード付き25,800円)で販売されていました。顔見知りの店員Kさんに、5年保証+ケース+液晶保護フィルム+消費税で激安にしていただいたので、即購入(また、やってもーた)

 後日、TZ10の購入と共にオークションで売却しました。


■SIGMA 18-200mm F3.5-6.3 DC OS

 2007(平成19)年10月、11倍のズーム倍率を誇り、手ぶれ補正機能がついたレンズを中古で入手しました。それまで所有していたEF-S 17-85mmより100g以上重く、超音波モーターAFでもないのでフォーカス音がうるさく、ピントもけっこう迷う欠点があります。

 しかし、何を隠そう18-200mm(35mm換算で29-320mm相当)という幅広いズーム域を誇り、しかも手ぶれ補正付き(3〜4段相当の効果?)とのことで、CMOSクリーニング機能のないキスデジNの所有者には神のようなレンズであり、しかもこれまで17-85mmと70-300mmの2本を運び歩き、必要に応じて付け替えていたことを考えれば、かなりありがたいレンズでした。「一眼レフの良さはレンズが交換できることだろうに...」とかシビアなこと言わない。

 ...がしかし、やはり無理な設計の高倍率レンズの宿命で集合写真などを撮影する際に、周辺部のボケがひどかったため、高画質といわれる標準ズームの17-70mmと入れ替えにオークションで売却しました。


■Panasonic LUMIX DMC-FX30

 FX01を長く使い続けるつもりでいましたが、家内がデジカメに興味を持ち始めていたため(なんてうまい言い訳だ)、2007(平成19)年2月22日発売の新機種を、3月末にオークションで新品落札しました。発売後わずか1ヶ月の時期としては、いいお買い物をさせていただきました。

 サイズ的にはFX01より2.2mm薄くなり、画素数が600万画素から720万画素に改良され、SDHCカードが使えるようになったぐらいですので、マイナーチェンジといえます。しかし、ヤマダ電機やカメラのキタムラで実物をさわってみて、撮影モードの液晶表示、手ぶれ防止の3番目の工夫であるインテリジェントISO感度など「やっぱり新型は改良が施されていて、使いやすい!」と感じたのでした。

 後日、高倍率ズーム付きのTZ5入手と引き替えにドナドナしました。


■Panasonic LUMIX DMC-FX01

 Optio 555よりもコンパクトで起動時間も短く、広角28mmからのズームレンズを装備し、ジャイロ式の手ぶれ補正機能がつき、ノイズの多さには閉口しますがISO 1600相当の高感度も使え、動画もVGA(640X480ピクセル)で記録できるという多くの利点に惹かれ、2006(平成18)年7月にオークションにて中古品を入手しました。今まで購入してきたコンパクトデジカメの中では最安でしたが、本体は恐ろしく小さいのに600万画素のCCDを装備し、液晶モニタも2.5インチあります。「デジカメ」というものを使い始めて10年目。立ち上がりを始めとしたあらゆる動作の機敏さ、本体のコンパクトさ(特に薄さ)など、技術の進化には本当に驚きです。

 FX30を入手したので、こちらは家内にプレゼントしました。フィルムカメラとは異なり、撮影画像がすぐ見られること、消去ができること、動画が撮影できること、現在使用しているフィルムカメラよりもずっとコンパクトであることなど、家内も「デジカメ」というものに興味を持ち始めているようです。高性能の手ぶれ補正機能はついているので、しばらくは重宝するのでは...?


■Canon EF-70-300mm F4-5.6 IS USM

 35mm換算で112mm〜480mm相当の画角をカバーし、手ぶれ補正機能(IS=Image Stabilizer)がつき、UDレンズを使用した新製品を中古で入手しました。「手ぶれ補正機能は望遠レンズのためにある」といっても過言ではないと思わせるような効果があり、少し気をつければ300mm時でも1/30秒で手ぶれなしの写真を得ることができました。フォーカスもとても速く、運動会等でも大活躍でした。しかし、300mm時の色収差と像の寝ぼけがどうしても残っているため、Lレンズと入れ替えをして売却しました。


■Canon EF-S 17-85mm F4-5.6 IS USM

 35mm換算で27mm〜135mm相当の画角をカバーし、薄暗い場所での使用にはとても効果的な手ぶれ補正機能がついたレンズでした。しかし、EF70-300mmF4-5.6 IS USMと付け替えなければ広角〜望遠までカバーすることができず、結構シャッターチャンスを逃すことが多かったため、SIGMA 18-200mmF3.5-6.3 DC OSの購入後に売却しました。


■Canon EF 70-200mm F2.8L USM

 天体写真用に明るい高性能レンズがほしくなって、2005(平成17)年5月に中古で入手したレンズです。キヤノンでは製品名にL(=Luxuary)がつくと高級レンズを指し、外観も白いものが多くなります(白レンズといいます)。全域F2.8の明るさはものすごい武器だったのですが、いかんせん重量が1.3kgもあり、フォーカスも70mm時と200mm時は異なるというシビアなレンズだったため、十分に使いこなすことができないまま泣く泣く手放しました。


■Canon EF 75-300mm F4-5.6 USM

 35mm換算で120mm〜480mm相当をカバーするレンズです。SIGMAの18-125mmでは望遠側に不足を感じたので、2009(平成17)1月に中古品を購入しました。とても軽くて取り回しやすいレンズでしたが、いかんせん300mm時にかなりの色収差が見られたため、EF70-300mm IS USMと入れ替えに売却しました。


■SIGMA 18-125mm F3.5-5.6 DC

 初代キスデジに最初に使用したのが、2004(平成16)年12月に中古品で入手したこのズームレンズでした。35mm換算で29mm〜200mm相当ととても使いやすそうなレンズだったのですが、寝ぼけた画質とピントが結構迷う点に不満がありました。手ぶれ補正機能もなかったので、EF-S17-85mmISと入れ替えに売却しました。


■Canon EOS Kiss Digital / EOS Kiss Digital N

 天体写真用のカメラとして、中学生の時に購入したPENTAX KXボディにSMCペンタックス55mmF1.8 / 135mmF3.5 / 28mmF2.8 / 300mmF4などをつけて長いこと撮影していました。そのうちNikon F801+タムロン28-200mmF3.8-5.6に乗り換えて使っていました(Nikon時代、天体写真はずっとお休み)。

 天体写真用に初めて入手した一眼デジカメは、2004(平成16)年12月にオークションで中古購入した600万画素のCMOSを内蔵したCanon EOS Kiss Digitalでした。小柄なボディや美しい液晶モニタで評判のPENTAX機や、CCDクリーニング機能がついたオリンパス機も魅力的でしたが、天体写真用にはノイズの低さで定評のキスデジしか選択肢がない状態でした。2005(平成17)年3月には、800万画素CMOS+ノイズリダクション機能を備えたKiss Digital Nが発売されたので、半年待ってから乗り換えました。ボディも一回り小さくなったのにかなりの性能アップが施されていました。


■PENTAX Optio 555

 QV-3000EXの画素数が不満になり、2004(平成16)年2月にオークションにて4台目となるOptio 555を落札しました。QV-3000EX(33-100mm相当、F2.0-2.5)に比べると、レンズが暗い(F2.8-4.6)し、最小ズームでも37.5mm相当にしか広角にならないし、私には小さすぎて持ちにくいし(当然、ぶれる確率も高い)、ファイル名管理が単なる通し番号になっているのでこれまで通り日付管理しようとする際には必ずA Better Finder Renameのようなリネームソフトを通さなければならなくなりました(これが一番面倒くさい)。

 しかし500万画素の画像は精細を極め、5倍ズーム(デジタルズームで最大20倍まで拡大できる)だし、QV-3000EXより立ち上がりが格段に速く、レンズバリアがあるのでキャップの着脱が必要なく、シャッタースピードが1/2000-15秒まで可能だし、撮影モードをダイヤルで一発で変えられ(完全マニュアル撮影も可能)、専用バッテリーだし(実はQV-3000EXで使用していた単三の充電池は1.2Vなのでストロボのチャージが遅く、速めるためにはアルカリやニッケル水素電池のような1.5Vの電源が必要)、動画は(レートは15fpsと以前と同じながら)音声が録音でき、テープレコーダーのように音声だけの録音(これが長時間!)もでき、リモコンも使えるのは大きな長所でした。QV-3000EXのプラスチックっぽい大柄なボディに比べ、ずっとコンパクトなのにしっかりとしたアルミボディなのも高級感がありました。

 広角レンズと手ぶれ補正機能がついたPanasonicのFX01を購入したのをきっかけに、オークションにて売却しました。


■大容量CFカード

 デジカメで撮影する画像や、同僚とやり取りするデータの巨大化に伴い、大容量のCFカードをそろえました。左は2003(平成15)年3月にOAシステムプラザ北上にて購入した256MB(QV-3000EXの最高画質で175コマ撮影可能)、右は同年8月にオークションで落札した1GB(同じく703コマ撮影可能)です。両方ともこの頃使用していたデジカメ(Optio555)には対応していなかったので、売却しました。


■IBM 340MBマイクロドライブ

 2000年秋の渡米でQV-3000EXを持参する際、大容量のメディアが欲しくて、オークションにて落札したIBMの340MBのマイクロドライブです。100円玉と一緒に写した右側の写真でわかるとおり、非常にコンパクトでした。この大きさでしっかり直径1インチ(2.5cm)のハードディスクが収まっており、フロッピー240枚分ものデータが収納できたのは驚きでした。小型でもハードディスクなので衝撃に弱く、カメラのバッテリーもすぐ切れてしまうためあまり安心して使えなかったので、売却しました。


■CASIO QV-3000EX

 デジカメ3台目は、2000(平成12)年10月のフロリダ州への視察研修に持参しようと64MBのCFカード付きで入手したものです。QV-7000SXに比べると、親指一本で撮影モードを替えられた操作性が十字ボタンになり、カシオのデジカメ特有の回転レンズがなくなり、液晶モニタも2.5インチから1.8インチと小さくなってしまったのがはっきり言って劣る部分でした。しかし、画素数334万を誇り、光学3倍ズーム、F2.0〜2.5というとても明るい光学系、起動速度・書き込み速度の改善、ズームレバーの位置の改善(QV-7000SXではよくズーム操作をしようとして電源を切った)、マイクロドライブへの対応と改善点が多かったのと、実際に量販店で写し比べをさせていただいた繊細な画像を見て、迷わず購入しました。

 夕景はもちろん、最大60秒まで露出可能、しかもノイズリダクション機能付きなので星の写真まで撮影できる、私にとってはかなりお気に入りの名機でした。巷では「ボディが大きすぎる」ということで評判が良くなかったようですが、もともと手が大きい私にはとてもいい大きさでした。Optio 555としばらく併用していましたが、Optioの500万画素のすばらしさにはかなわず、泣く泣くオークションにて売却しました。


■CASIO QV-7000SX

 1999(平成11)年1月に、盛岡のOAシステムプラザにて新品購入した2台目のデジカメです。CCDは132万画素、2.5インチもの大きさの液晶モニタがものすごく魅力的で、特にカシオのお得意「回転レンズ」は、高い位置から、または地面すれすれの撮影に非常に重宝しました。ズームがわずか2倍だったこと、画像を拡大してみると綿のようにぼこぼこした感じに写ったこと、電源レバーとズームレバーが似たような位置にあり、ズーム操作をしようとしてよく電源を切ってしまうことなどが不満といえば不満でした。しかし、トータルではとても使いやすい機種だったと思います。


■Canon PowerShot 350

 1997(平成9)年3月、フレンディというカメラ屋さんから、初めて「デジカメ」というものを購入しました(本体のみで6万円!)。35万画素で640×480ピクセルの画像しか得られず、レンズもズームではありませんでしたが、初めてのデジカメということでとても新鮮な使い心地を味わうことができました。本体はアルミボディでけっこう重さがあり、しっかりした作りでした。電源は単三電池3本でしたが、すぐにアルカリ電池がなくなってしまうのには閉口しました。付属していたCFカードはわずか2MBというものでしたが、読み書きがとても速く、「フロッピー代わりのデータ保存にも使える!」と感動したのを覚えています。

 1998年末には、仙台のヨドバシカメラにて20MBのCFカードを「当時の」格安価格14,000円で購入しました。


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