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2018年8月


31日(金) 異例ずくめの夏だった?

 東北地方はそれほどではありませんでしたが、日本全国が猛暑だったり、洪水だったり、台風だったり、とにかく被害の多い夏でした。テレビの報道によると、7月23日には埼玉県熊谷市で国内最高記録の41.1℃を記録し、「命の危険のある暑さ」という言葉が飛び交い、8月には台風が9つも襲来、しかも1つは東から西へと逆走して大きな被害をもたらしました。岩手でも「学校にエアコンを」という声が上がり始めました。

 夜も星空になることが少なく、(例年でも5月と9月ぐらいにまとめて撮影はしていましたが)ほとんど写真を撮るチャンスがありませんでした。晴れたときに激写していたというのが本音です。

 今週はいろいろと校長と情報交換することが多く、ものすごく学ぶべき点が多い一週間でした。


28日(火) バッタバッタの一日

 朝の打合せの時にある職員が具合を悪くしていたため、家族に連絡を取って救急車で病院へ。家族に任せ、急いで職場に戻って予定通りの5時間年次をもらい、車で実家へ。母を乗せて医大に行き、主治医の先生と話し合い。終わってから実家に戻って母をおろし、もう一度職場へ...50周年関係の記念事業委員会の会議に顔を出すことにしていたのでした。終わってから、残った先生たちと話し込んでしまい、結局実家に着いたのは9時過ぎ。脂っこい一日でした。


27日(月) 大会補助金ヒアリング 〜 介護関係の話し合い

 午後、新人の事務さんと一緒に市役所へ行き、体育・文化大会の市からの補助金交付についての書類チェックをしてもらいました。担当者はいつも優しくフットワークのいい阿部さん...安心してチェックを受けられました。

 午後は1時間年次を取って実家へ...包括支援センターの方、ヘルパーさん、ケアマネージャーなど5名が来訪して今後の方針などについて話合いをしました。


26日(日) 石鳥谷の田んぼアート

 毛布やシーツ、溜まった洗濯物を一気に洗うため、好地のコインランドリーへ。帰る途中、石鳥谷体育館に立ち寄って撮影してみました。奥州のものより2年ほど後に始まったもののようです。

 和賀地区運動会と地区水泳大会があった日でしたが、退院してきたばかりの母の世話があったためパスしてしまいました。運動会の方は、途中から雨が降ったため西中ソーランはやらずに終わってしまったとのことです。ボランティアの生徒は、ずぶ濡れで最後までがんばったそうです。


25日(土) 母、3度目の退院

 予定通り10時過ぎに医大に行き、母の退院の手助けをしました。今回は7月2日からの55日間もの入院...荷物も大量にあり、やむを得ず遠くの駐車場に停めていた車を近くに移動し、時折降る雨の中、荷物運びをしました。支払も6万5千円程度、おまけに本人はすっかり飽きていたようです。また、仕事と介護(といっても、大したことしてませんが)の両刀遣いの生活になります。


24日(金) 久々の美しい雲

 最高気温は昨日より8度も低い一日でしたが、台風のせいで湿度はかなり高かった。夕方、西の空が幻想的な色に染まっているのに気づき、カメラを準備。この雲、久しぶりに堪能しました。


23日(木) 最高気温35.5度

 今日は朝からよく晴れ渡り、台風19・20号の影響もあってぐんぐん気温が上がりました。昼過ぎ、生徒の熱中症が心配だという声が職員から上がり、管理職と主任層の相談で午後の活動を切り上げ、部活動もなしにして14:30下校させる旨をメール配信。救急車を呼んだりする事態を招くこともなく、無事に一日を終えました。ただし、私だけはもたもたしてしまい、大反省の一日となりました...アンテナが低すぎ、しかも低感度すぎです。校長の判断力・行動力はすごい。


21日(火) 甲子園の優勝旗、白川の関を超えず

 全国甲子園野球、今日は午後2時から秋田県立金足農業高校 vs 大阪桐蔭高校の決勝戦が行われ、残念ながら金足農業の優勝はならずでした(2-13で負け)。しかし、勝ったときの校歌を歌う姿勢(本校生徒のエールように、後ろに思いっきり反り返る)、ピッチャーの実力、全員が秋田出身の選手であることなど、日本中を騒がせました。菊池雄星がいたころの花巻東高校も、決勝で敗れはしましたが、日常生活のすばらしさ、アウトでもファーストベースまで全力疾走するなど野球に対するひたむきさなどでやはり東北旋風を巻き起こしました。


18日(土) 空気望遠鏡 〜 太田で星を見る会

 昨年に続き、滝沢から4mの空気望遠鏡を持参した齊藤先生のもとに、会場の久保田光学の社長さんや従業員などたくさんの人が集まりました。天文部時代の大先輩、小林さんにも久しぶりにお会いすることができました。

 しばらくしてから、星の喫茶室の伊藤さんと、昨日雲って中止した星を見る会をするべく太田のサッカー場へ。持参したR200SSとSky90をEM11 Temma2 Jr.に載せ、極軸をきちんと合わせて本番に臨みました。サッカーの練習もなく(夜間照明がつかない)、見晴らしもよい広い場所に10人ぐらいのお客さんが来ました...実は、花巻の花火大会の日なのでした。しかし、小3の菅原君はとても星好きらしく、たくさんのいい質問を仕掛けてきました。

 実家に帰ってもずっといい天気、そのまま寝るのももったいなかったので、R200SSにEOS 5D Mark2を載せてペルセウス座付近にいるジャコビニ・チンナー彗星(21P)に向け、ISO=3200相当で60秒露出してみました。かなりトリミングしましたが、7等級程度という姿が音共にしっかりと捉えられました。


17日(金) 始業式

 出勤途中、花巻市太田付近で虹が見えていました。北上に入った瞬間に少し車を停め、二重に見える美しい虹をカメラに収めました。今日からいよいよ2学期、終わりの言葉の中では、いつも通り、安全で悪いことをせずに夏休みを過ごし、登校してきた生徒たちに感謝しました。


16日(木) 昨夜の大雨で大事件

 夜中に何度かスマホに大雨情報や災害対策本部設置・解除のメールが入っていましたが、果たして朝、明日の始業式の準備をしようと出勤した先生が「大変です!」と連絡してきたので、急いで職場に向かいました。すると、屋上の雨を流す枡(ます)が少なくとも一瞬溢れたらしい形跡がありました。二人で一生懸命水とりをしました。二人とも疲れて、早めに退庁しました。


15日(水) 江刺の墓参り 〜 真のボランティア

 家族4人で家内の実家の墓参りに行き、その足で奥州市の水田にある「田んぼアート」へ。展望台から見下ろす大谷翔平をかたどった絵は、なかなか見応えのあるものでした。

 「藤原の里」で昼食(私は冷やし中華大盛り!)...相変わらず家内のお父さんは、写真の話になると止まりません。レタッチのやり方など、けっこう趣味が合います。

 12日に山口県で行方不明になっていた2歳の男の子を、78歳の尾畠春夫さんが発見したというニュースが流れました。なんでもこの方、65歳で鮮魚店をやめてからずっと日本中を駆け回ってボランティア活動をしているとのこと。過去の経験から、「子どもは必ず高いところに行くものだ」という考えで捜索に参加し、捜索隊が3日間発見できなかったのを30分程度で発見したそうです。飲食物・金品・泊まる場所を一切受けないという、ボランティアとしてのものすごい姿勢、感動を呼んでいます。


14日(火) 墓参り

 昨夜は自動露出の快感に酔いしれ、午前3時ぐらいに就寝したのですが、今朝は7時前に目が覚めてしまいました。午前中は最近見続けている撮りおきの「半分・青い!」を見ながら、久しぶりにホームページの「お気に入り写真」と「動画」サイトの更新作業を行いました。

 夕方は家内と娘が実家に来て仏壇とお墓参りをし、そのまま花巻の「はま寿司」に行って夕食...息子は仕事が忙しすぎて今日はパスでした。


13日(月) 周辺減光テスト 〜 天体写真のカメラ二刀流

 36mm×24mmのCMOSを内蔵したフルサイズ一眼、星の写真展で出品されるきめ細やかな画像を見て一度使ってみたいと思っていました。先月、2世代遅れではありますがEOS 5D Mark2を発売当時の1/5位の値段で落札できたので、いつかやってみたいと思っていた「天体望遠鏡の周辺減光はどうか?」の実験、青空を使ってやってみました。

 まずは、手持ちのLレンズEF70-300mmL IS USMの300mm端、左が絞り開放(F5.6)、右がF11。高級レンズとはいえ、シビアなチェックをするとけっこう周辺減光が目立ちます。F11まで絞ってもまだ周辺減光が見えます。

 次はフルサイズ対応を歌っている天体望遠鏡...以下の写真はあまりにもフラットなので、Photoshopで明るさを−70%にして厳しい条件にしてみました。

 まずは、タカハシのSKY90(フローライト天体望遠鏡)。左が500mmF5.6の直焦点、右がフラットナーレデューサー使用(407mmF4.5)。さすが、周辺減光はほぼ見えず、カメラのCMOSのムラ(?)の方が目立ちました。

 そしてビクセンのR200SS。左が800mmF4の直焦点、右がコレクターPH使用(760mmF3.8)。補正レンズ使用時はもちろん、直焦点でもタカハシのフローライトに決して劣らない周辺減光の少なさに驚きました。

 夕方から晴れそうだったので、R200SSを外に出して外気になじませ、夕食後に極軸合わせ〜ピント合わせ〜SkySafariProを使用してのアライメント調整等を行いました。これでM16、M22、M31などをノータッチガイド。残念ながらペルセウス座流星群極大の昨夜は曇ってしまったので、R200SSには最近入手したフルサイズのEOS 5D Mark2を使用し、新たにスカイメモSに70D+EF10-22mmを付けて16mm相当の広角で撮影。

 たまたまROHSのタイマーレリーズを両方に装着していたので、初めて自動撮影に挑戦...2分露出〜30秒インターバルで10コマ撮影するなどが全て自動でできてしまう快適さ! どんどん手抜き撮影になっていく自分が恐いほどですが、ものすごく効率的な撮影ができました。


12日(日) 実家の花

 実家の墓参りの日。左の2枚は4日に撮影したものですが、どれも夏らしい派手な色合いの花が咲いています。近所の方に草取りをがんばっていただき、とてもきれいな花畑になっています。


11日(土) 教え子の年祝い

 49歳の年祝いというものがあることを、お呼ばれしてみて初めて知りました。大学を卒業して、初めて授業を担当した9歳年下の「元」生徒たち。さすがに幹事団も手慣れたもので、会は非常にスムーズに進行していきました。B組担任だった千葉先生と2人、懐かしい気分を楽しみました。


7日(火) 創立50周年第2回総務部会

 当初は年次休暇の予定でしたが、夜の会議資料が完成していなかったので、思い切って一日出勤に変更してしまいました。昨日からとても気温が低く、21度程度で推移している(10月下旬並の気温とか)ため、今日は水泳した生徒がゼロだったとのこと。私も長袖シャツを着て出勤しました。でも、西日本ではまだ38度とかいっています。ちなみに、先月23日には埼玉県熊谷市で観測史上最高気温の41.1度を記録したとか。

 毎年8月7日は実家のお墓の草取りをするとのことを母から聞き、昨日の夕方のうちにがんばりましたが、今朝も出勤前に一応立ち寄り、残って話をしていた関合のIさんらと話をしました。母の状況を新旧の区長さんにお伝えすることができました。

 職場に到着し、半日以上かけて全職員の動静をまとめ、年次簿の鉛筆記入を終えました。直後に夜の会議資料を作成し始め、18:30からの総務部会(メンバーはPTA会長と各学年委員長さん、そして部顧問)に何とか間に合いました。記念式典や祝賀会に案内する方々のリストアップ・式次第など、提案してみるといろいろ気づかなかったところに鋭い質問が来たものの、20時前には終えることができました。


4日(土) 医大へ 〜 札幌大会のまとめ

 昨日までよりずっと涼しい週末、午前中は札幌大会のまとめをがんばりました。午後からは医大に母のお見舞いに行きました。昨日までは猛暑だったようですが、台風13号の影響か、今日はずいぶん涼しい一日となりました。


3日(金) 札幌大会最終日

 最終日は比較的早い時間からのスタートであり、ホテルをチェックアウトして荷物も重かったので、またもタクシーで移動。9:00から研究のまとめということで、10の分科会の記録者が話題の概要を報告。9:30からは、プロ野球の日本ハムヘッドコーチだった白井一幸氏の「組織の活性化を実現するナンバー2の役割」と題した記念講演がありました...自分の今のスタンス向けともいえる内容で、はっとさせられる部分が多々ありました。閉会行事を終え、昼過ぎに会場を出発。

 一旦札幌市内に移動し、札幌駅から快速エアポートで午後2時前に新千歳空港に到着。空港内を見て回ったり、お土産を買い足したり、昼食を食べたりして16:00発の飛行機へ。この日は天皇陛下が近く(北広島市)にいらしていた影響かどうか分かりませんが、空港ターミナルからバスで飛行機へ移動し、タラップを昇って機内へ。

 帰りの飛行時間も55分程度でしたが、なんか来たときよりも短く感じました。

 花巻空港に到着したとき、上野中時代の教え子の高橋さんに会うことにしていましたが、果たしてJALの制服に身をまとって私を出迎えた美しく成長した彼女に、図らずもドキドキしてしまいました。実家に戻り、5日分の洗濯をしました。

 夜、晴れたので疲れた体にむち打ち、金星と大接近中の火星を写してみました。金星は半月城ですが、砂嵐が発生しているらしい火星は、模様らしきものがやっと見える程度です。


2日(木) 札幌大会2日目

 2日目は素直にタクシーで移動。運転手さんに「昨日歩いた」と言ったら、ひどく驚いていました。「札幌の人たちは、暑いと歩かない」そうな。本日の内容は、怒濤の一日中分科会...午前中に宮崎県から1本、午後から北海道から2本の研究発表が行われ、そのたびに討議をする形式でした。私のグループには埼玉、千葉、愛知、滋賀、奈良、北海道2名の教頭先生たちがいて、全国の学校事情があまりにも違っていて楽しく情報交換できました。お弁当は1,500円...いくらだの、ホタテだの、カニだの、北海道の形に切り抜いた昆布だの素晴らしい内容でした。

 終了後は地下鉄で札幌市内に移動し、生ビールとエビの唐揚げでいい気分になって大通公園へ。時計台は残念ながら改修工事中でした。そのまま徒歩で札幌駅隣のビッグカメラに行き、最新のMacを触ってきました(アップルストア札幌店は、なくなっていました)。JRで白石駅まで行き、徒歩でホテルへ...夕食は近くのうどん屋さんで。

 そうそう、ホテルの近くのコンビニで多分北海道限定の巨大ゼリーを発見! これだけでもお腹いっぱいになります。


1日(水) 全国公立学校教頭会研究大会札幌大会1日目

 ホテルでチェックアウトギリギリまで過ごし、午後から始まる大会1日目に向けて2.4kmを歩いてみました。札幌コンベンションセンター最寄りのホテルを選んだつもりでしたが、予想よりずっと暑く、遠く、歩いている人がいないので後悔しながらも何とか歩ききれました。

 中に入ると、さすがに全国大会...日本全国から集まったものすごく多く(2,900名だったとのこと)の副校長・教頭たちが会場内にひしめきあっていました。受付をして全体会場へ。札幌市内の子ども合唱団やよさこいソーラングループのアトラクションの後、開会行事、そして基調提言。

 続いて開かれたシンポジウムでは、十勝バスを立て直した野村社長、冬期オリンピック複合金メダリストの阿部選手、文部科学省の安部調査官の3名が、それぞれの立場から貴重なお話をしました。1日目の帰りは素直にタクシーでホテルに戻り、レストランでビールとチャーハンを堪能。

 夜、岩手に戻ってから報告するために今日のまとめをパソコンで作成しましたが、夜中まで目がさえてなかなか眠れず難儀しました。2日目は受付で昼食券を受け取らなくてはならなかったので、寝坊するわけにも行かず非常に焦りましたが、iPhoneのSleep Meisterによると、2:15ごろ入眠し、4:00前あたりから7:00ごろまでしっかり眠ったというので、安心しました...優れたアプリです。


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