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2011年4月


30日(土) 夜の展勝地

 ゴールデンウィーク初日、家族で展勝地へ向かいましたが、毎年北上川を渡るように飾られる鯉のぼりは山田町でなびいているため、ありませんでした。おまけに行ったのが夜だったために、いつもなら提灯や出店で花見客を集めている珊瑚橋付近は真っ暗。レストハウスの方に行ったところ、たくさんの出店の照明が輝いていました。小雨模様にもかかわらず、けっこう多くの花見客がいました。


29日(金) 体育祭

 雲行きが怪しかったので、早朝5:30に集合し、「やる!」ということに決めました。予定通り煙火店が来校したので、6:05にのろしを上げました。下の写真をクリックすると、なかなか見られないのろしの打ち上げ場面が動画で見られます(1.1MB、要Quicktime Player)。

 体育祭は予定通り9時開始。途中シャワーっぽい小雨が降ったりもしましたが、時間が経つにつれてどんどん天候は回復していきました。

 最後の種目、応援合戦(写真下)で体育祭のすべての競技が終わりました。

 私はといえば来賓とPTA募金の対応等がありましたが、さすがに全体の人数が多いだけあって仕事が細分化・システム化されており、マイクのお世話・表彰の介添え・表示関係など釜津田時代より仕事の種類は少なかったように思います。

 夜、花巻市内で打ち上げ+歓迎会が催されました。これまた釜津田時代は上司の運転手を務める(=飲めない)ことがよくあったのですが、こちらでは代行会社に駐車させてもらい、しっかり飲んで、そのまま代行運転で帰宅...すごく楽です。


28日(木) 暖かさにつられて...

 校庭の桜の木が次々と花を咲かせ、華やかな校庭に変貌しつつあります。


27日(水) 親戚が逝去

 私よりも若い親戚(43才)が、1週間前から体調を壊し、12時間にわたる手術の甲斐もなく亡くなってしまいました。幼い頃は、私のことを「あけ兄ちゃん(初めてパスポート申請するときまで、私はずっと「あけひろ」と呼ばれていた)」と呼んで慕ってくれたかわいい男の子でした。バリバリの働き盛りで、常に笑顔を絶やさないすばらしい青年でした。似内和浩君、安らかに眠ってください。


26日(火) 総練習

 本番3日前に総練習を行いました。時々小雨交じりの寒い日でしたが、なんとか午前中で予定されていたフルコースを終えることができました。教務のH本先生、とても先読みが鋭く、信頼の置ける方です。

 夜、市内の副校長会の総会〜歓迎会がありました。転入者は私を含めてたったの2名...非常に恐縮しました。


23日(金) PTA総会

 今日は授業参観があり、その後にいよいよPTA総会がありました。パイプ椅子70もあれば大丈夫だったはずが、なんと100人近くの保護者が参加してくださいました。ここ数年間、こんなことはなかったそうです。夜は新旧PTA役員引き継ぎ会があり、久しぶりに運転代行を使いました。


21日(木) スクールカウンセラー紹介式 〜 桜が咲いた! 〜 教育振興運動協議会総会

 本校に配置されたスクールカウンセラーの先生の紹介式が、全校朝会に先だって行われました。毎週木曜日に来校予定です。

 郵便局に用事で出かける際、主事のIさんから「桜の木の幹に花が3〜4個咲いてますよ」と教わったので、見てみると...下の写真のとおり。クリックすると大きな写真が開きます。

 明日のPTA総会資料を200部印刷を終えたので、製本で今晩も夜中までかかると思っていたら、H先生がソフト部員の生徒を動かしてあっという間に終わらせてくれました。「ありがたくて、涙ちょちょぎれる!」と言ったら、生徒の一人が「ちょちょぎれるって、何ですか?」...あら?

 夜、教育振興運動協議会の総会がありました。釜津田ではPTAが教育振興運動も行っていましたが、宮野目では完全に独立した組織になっていて、各地区の代表としてバリバリ活躍している人たちが集まりました。総勢50人以上...すごい。終わってから、知り合い3名で近くのドライブインで夕食と会話を楽しみました。


20日(水) 長い一日

 朝、胃がん検診があったので7時頃に会場へ向かいましたが、受診する先生方の人数が多いため、終わるまで1時間以上かかりました(釜津田では、健康診断まで含めても30分で終わっていたのに...)。

 今日はあさってのPTA総会資料を完成させるべく、一日中パソコンとにらめっこしました。でも、電話やら相談事やら文書処理やらで何度も中断し、結局夜10時半過ぎまでかかってやっとできました。4〜5年ぶりの「長い一日」でした。


18日(月) だるま贈呈式 〜 避難訓練

 宮野目中では、ほとんどの生徒が自転車通学。学校周辺には歩道もあまり完備されておらず、いつ交通事故が起きてもおかしくない状況です。一年間の交通事故ゼロを祈願して、地区の交通安全協会が開いてくれるのが「だるま贈呈式」。係の方がだるまを持参し、新入生代表が片眼を入れます。年度末には、「交通安全が守られた」ということでもう片方の目を入れるのだそうです。

 6校時終了直前に、地震を想定した避難訓練を行いました。180人を超える全校生徒、避難場所もグランドの端っこなので、さすがに釜津田中のように1分少々で避難完了とはいきませんでしたが、全員まじめに練習に参加していました。


16日(土) 県中央部の中学校、生徒も教師も休みなし?

 今日はPTA関係の事務仕事があり、一日中職場にいました。ほとんどの部活動で、今日も明日も「活動あり」。中総体地区大会までまだ2ヶ月以上あるのですが、土日も関係なく先生方も生徒たちも出てきています。これは過去長いこと習慣になっているとのことですが、体力面はもちろん、日常の学校生活に影響がないのかどうかちょっぴり不思議です。


15日(金) 花巻南高入学式 〜 PTA役員会

 午前中、市内の高校の入学式に参列してきました。入学生は186名と、本校の全校生徒と同じ規模の人数です。先日参列した私立高校の入学式といろいろ異なる点があり、参考になりました。

 夜7時からPTAの役員会がありました。司会進行を役員の方がやって下さるので、こちらは提案だけに集中することができて楽です。役員さんたちへのお茶は、いつも残って仕事をしている頑張り屋のH子先生が入れてくれました。学校に関わる人数が多いと、(来賓への案内状発送が70部近くになるなど)いろいろと大変な面もありますが、分担がはっきりしていてわかりやすい一面もあります。

 職員室も机は22台(いつも使われているのは18台)。釜津田中と比べると、やっぱり「大きいな」と感じます。


14日(木) 体育祭結団式

 今月下旬にある体育祭の取組が本格的にスタートしました。応援練習で鍛えた大声を存分に出し、チームの士気を盛り上げます。今週行われていたはずの修学旅行は、大震災のために秋に延期となりました(まだ、東京までの新幹線が通じていない)。よって、3年生たちは少し余裕のある取組になっているようです。


11日(月) 応援練習始まる

 怒濤の3週間目が始まりました。先週に比べると仕事の方も少しずつ慣れてきたような気がしますが、「まだ勤め始めて7日目かぁ〜!」というほど長い時間が経過したように感じます。

 今日から応援練習が始まりました。私が高校生だった頃の歌詞指導よろしく、応援リーダーの先輩が教室に入ってきて「大声出せ〜!」とやるわけですから、1年生はかなり緊張しています。でも、がんばってこれを乗り越えてこそ、本校生徒としての自覚が出るのです(?)。


9日(土) デルズの人々の優しさに感謝!

 東日本大震災は、福島第一原発の放射能漏れ事故の危惧とも相まって、世界中で大きく報道されているようです。1月に訪問したデルズ市の方々とメールのやりとりなどを続けていますが、リストバンドの製作・販売や募金活動など次々と活発な活動を続けてくださっているようです。

 一昨日の岩手日報には、これに関する記事が掲載されました。

 ※岩手日報2011年4月7日付。この記事は、まだ岩手日報社の許諾申請中なので、ぼかしています。でも許諾、なかなか来ないなー。

 あまりにありがたかったので、下のように全文を英訳して、デルズ市のスプリングヒル中学校・高等学校に勤務するのJan先生とJillian先生に送信しました。

Iwate Nippo April 7, 2011

The overseas evidence of exchange encourages
-The Wisconsin Dells, sister city-
A big banner sent to Iwaizumi

Iwaizumi Town received an encouraging banner from the students and so on living in the Wisconsin Dells, WS, USA. The city and Iwaizumi are sister cities. The banner was put in the Chomin-Kaikan, a hall for town people, and it encourages Iwaizumi people. They say it is an evidence of long-term exchange program, and it's encouraging us a lot.

This banner is 5 meters long and 1 meter wide, and was made by the students of Spring Hill Junior High School and Spring Hill High School who have homestayed in iwaizumi.

The banner has a huge heart mark in the center, and a golden star is marked at the place of Iwaizumi in Japan map. More than 100 words of good wishes with names are written densely, such as 'I hope your safety' or 'We pray for all of you.' Many words of cheer for the Iwaizumi students who homestayed in the Dells were sent as well.

The teachers of Iwaizumi exchange e-mails with the teachers in the Dells, and they tell about the present condition of the earthquake and tsunami. Iwaizumi and the Dells has exchanged students since 1990. 'I felt the warm heart of people in the Dells when I was there. This movement must have been due to the long time exchange. We are all thankful for caring for us people in Iwaizumi,' said Mr.Masuo Komukai a chief of the board of education, and who visited the Dells last January.

Mr.Noriyuki Kato, a freshman of Iwaizumi High School and Mr.Kazuki Kato, a sophomore of Omoto Junior High School who both live in ChominKaikan, where is also an asylum, were gazing at the banner and saying 'We feel their warm heart of people in the Dells, and it encourages us,' remembering the exchange with the basketball with the students of the Dells who visited Iwaizumi last summer.

Photo: (From the right) Noriyuki and Kazuki Kato gazing at the cheering message sent from the students and so on from the Dells


8日(金) 停電と校舎破損

 昨夜の地震による被害が心配だったので、今朝は早めに出勤。停電で電気がつかないままの校舎内外を回ってみたら、やっぱり...体育館の水銀灯数カ所が破損していました。ほかに、受水槽にも水漏れ発見...ということで、今日は午前授業で生徒は下校。

 午後4時前、やっと電気が通じました。それまでは、職員室で私のカーナビについているワンセグテレビが活躍しました。内蔵されているバッテリーは、4時間近く持ちました。


7日(木) 生徒会オリエンテーション 〜 今度は夜中に大地震

 今日は新入生に生徒会や部活について説明・実演するオリエンテーションがありました。私は事務仕事の合間にチラッと見学しただけでしたが、先輩たちの必死の説明にじっと聞き入る新入生の姿が印象的でした。

(Quicktime movie 12.8MB)

 夜の11:30過ぎ、またも大きな地震がありました。最大震度は仙台で6強もあったそうです。さっそくの停電...明日の学校はどうなる? またコンビニが閉まる? またパンが消える? またガソリンスタンドに行列? 沿岸地区に、また津波が来なければいいのですが...。


6日(水) 入学式+生徒会入会式

 東日本大震災からの復旧が進み、今日は無事に入学式を挙行できました。新入生も保護者も、来賓もたくさんで、かなり緊張しました。


5日(火) もう2週間ぐらい経ったような...

 今日で新しい職場3日目が経過しました。たったの3日なのに、もう2週間ぐらいいるような感覚で、たくさんの仕事が風のように通り過ぎていき、なんとなく流されているような気がしながらも仕事をこなしているという感じです。それでも、紹介式で生徒が一生懸命大声を出しながら私たちを迎えてくれているのを見ると、そんな気分もどっかへ吹っ飛んでしまいます。東日本大震災で被災した人たちが、子どもたちの頑張りや無邪気さを見て癒されるのと、すごく似ている気がします。

 明日はいよいよ新入生を迎え、全校生徒182人がそろいます。


4日(月) 春が来ているよ

 朝、校舎周辺のゴミ拾いをしました。空き缶が数個、あとはビニール袋などが落ちているだけで、地域に大事にされている学校なんだと感じました。桜の木があり、つぼみがふくらんでいました。春はもう来ているようです。


1日(金) 新しい職場へ初出勤

 結局、釜津田中を去った翌日、新しい職場となる宮野目中での勤務が始まりました。自宅を朝6:30に出て、セブンイレブンで朝食を買い、職場に到着したのが7:05。職員室に入ると、既に出勤していた先生がいて驚きました。そのうち、次々と多くの先生方が出勤してきました。

 朝の打合せを終え、会議室で職員会議。先生方が分掌部会〜学年会をしている間、私は次々と舞い込んでくる文書と格闘していましたが、受付〜紙ばさみにはさんで回覧する作業などはプロの事務職の方がいるのですごく楽に感じました。

 午後からは、石鳥谷の総合支所にて辞令交付式(昨年度まで釜津田でお世話になった校長先生にお会いしました)。一息ついてから挨拶回り。「多忙な職場に挨拶回りで迷惑をかけたくない」という校長先生の意向により、回った箇所は学校医、小学校、公民館、保育園、教育振興運動の会長宅のみでした。

 慣れない職場で何をするでもなく、あっという間に一日が過ぎました。


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