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2010年9月


30日(木) 平成22年度前半終了 〜 ハタケシメジ

 今年度も半分が終了し、明日から10月です。釜津田に勤務し始めてから2年半が経過したことになります。

 今日は、町の予算で派遣された書道のプロ八重樫先生による書道の指導がある日でした。3年連続でご指導を拝見しましたが、さすがプロらしく勘どころをきちんと押さえた指導には感動を覚えます。

 仕事が一段落し、時間ができたので校舎の敷地周辺を回ってみたところ、いつもの場所にハタケシメジを発見。今年度転出したキノコ大好きK先生が喜びそうな風景。キノコの季節が到来しました。


29日(水) 中間テスト 〜 町P連講演会

 今回の中間テスト作成は、過去の財産を活用したりして、多少楽をしてしまいました。そのお陰で、けっこう直前にミスを発見したりしました。この年になって、改めて「テストって何だろう?」と悩んでいる私がいます。

 夜は町で町P連の講演会がありました。話題は秋田の谷先生による「読み聞かせ」について。子どもは意外にきちんと話を聞いているものだとか、読み聞かせによって子どもは親に愛されていると感じるものだとか、「なるほど」と思わせられるような事実が、長机に置かれた何冊もの絵本の読み聞かせを通じて述べられました。


25日(土) 北上市小学校陸上競技大会 〜 イチロー大記録ほか

 娘が出場する大会があったので、久しぶりに北上市運動公園へ出かけました。あいにくの台風の影響で、昼でも気温は15℃ぐらいと晩秋のような寒さでした。

 アメリカメジャーリーグでシアトルマリナーズに所属しているイチロー選手、10年連続200本安打を達成したようです。アメリカ人には「かっこいい日本のサムライ」の象徴として映っているのではないでしょうか。


24日(金) PTA環境整備作業

 職員会議をそそくさと終わらせた夕方4:30から、下地区(外椀〜種倉)のPTAの皆さん(釜津田地区では、児童生徒がいる家庭をA会員、いない家庭もB会員としています)と児童生徒が本校に集まって行う環境整備作業がありました。刈り払い機を持ってきた人は草刈り、チェンソーを持ってきた人は枝払い、子どもたちは石拾い、その他の人たちはグランドの草取りをしていただきました。児童生徒と先生方35名を含め、80名ほどもの人たちが集まってくださいました。お陰で敷地内はスッキリ! これで、10月3日の秋まつりも安心です。


23日(木) 秋分の日

 ぽちっと1日だけの休み、北上に帰るのは時間もガソリンも無駄なので、ずっと住宅にいました。明日の職員会議の資料作りをしたり、新しい車のいろいろな情報をネットで探しまくったり、29日に迫ってきた中間テストの問題作りを始めたりしました。

 昨日あたりから曇りや雨の天気で気温が上がらず、まるで秋本番といった感じです。ほんのこの前まで扇風機が離せなかったのに...。朝の部屋の中は気温が18℃しかなかったので、ファンヒーターON!でした。


20日(月) 決めちゃった...

 昨日から始めた中古車探し、今日は2つに絞って家内と試乗してみました。本来ならば新車にすればいいのですが、イプサムの状態(フューエルパイプの穴)を考えると新車よりも納車が早い中古車でないといけない、欲しいフィットはちょうどマイナーチェンジ時期で4WDの在庫がない、屋根もない釜津田の駐車場でこれから厳しい冬が来る時期に新車はどうも...などが、急いで中古車を探している理由です。

 試乗しながらいろいろ考えた結果、決めました(結局、「フィットではない伏兵現る」です)。13年ぶりに車の注文書にサインです。2日間で決め、明日は市役所に行って書類を整えます(早っ!)


19日(日) 中古車探し

 価格.comなどで目星をつけた中古車を見て回るため、まずは盛岡市内へ。その途中通った早坂1号線は、昨年に引き続き、秋の舗装工事が行われています。

 早坂峠の頂上を通過し、盛岡市内〜花巻市内の中古車販売店をめぐり、北上の新車ディーラー2軒〜中古車販売店を回ってみました。明日は秋田県の中古車販売店を訪問予定。狙いはフィットなのですが、現行の中古車がほとんどない...そう、釜津田では必須条件の4WD車、北海道以外はあまり出回っていないらしいのです。北海道から津軽海峡を越えて取り寄せるにしても、いったい運送料がいくらかかることやら...(泣)


18日(土) 地区新人戦 〜 岩泉高校の理科教室

 昨日の壮行会(下の写真)で3年生や先生方に激励を受けた1・2年生、今日の試合では結構活躍したらしく、1人はなんと県大会出場を決めました。(確率3割3分3厘...結構高いな)

 夜は、岩泉高校で開催された理科教室の2回目、天体観測の日だったので、R200SSを車に積んでヘルプに出かけました。10名以上の小・中・高校生が参加していました。残念ながら渡した到着した18時過ぎには空に雲がかかり、月が見え隠れしている程度。それでも、雲の隙間からおおぐま座のミザールやアルビレオなどの二重星をお客さんたちに見せることができました。校長先生からも過分のお言葉をいただき、40分かけて駆けつけた甲斐がありました。


15日(水) 生徒会役員選挙 〜 ハクビシンの子ども

 最近の釜津田はめっきり朝の気温が低くなってきて、今朝は6:30の気温が10℃でした。部屋の気温も20℃を切っているので、昨日から朝だけファンヒーターをつけています(そんなに驚くな。だって寒い)

 今日は生徒会役員選挙がありました...といっても、1・2年生3名で構成する執行部役員ですから、もちろん信任投票。私はおととしも去年も出張で出席できなかったのですが、大きな学校となんら変わらない運営と進行でした。ただ、投票の場面で、記入内容がすっかり選挙管理委員に見えているのが「ちょっとちがうかな?」と思いました。来年からは「投票」というものの意味を教える必要がありそうです。明日朝、選挙結果が公示3号として示されます。

 夜、仕事を終えて住宅に帰るとき、近所のHさんが「何か生き物がいる!」と教えてくれたので校長先生と2人で見に行ったところ、5人ぐらいの人の目の前に、何かのどうぶつの子ども2匹が県道の真ん中でうろうろしていました。どうやら親について行けなかったらしく、ピーピー鳴きながら行ったり来たり。通りかかった車は人が集まっているので何事かと停車し、よけて徐行してくれました。後で調べてみると、ハクビシン(白鼻芯)の子どもだったようです。下の写真をクリックすると、大きな写真が見られます。

 いつものことながら、動画でも撮影してみました。ハクビシンの子どものかわいい鳴き声と、現地の人々の(釜津田方言たっぷりの)会話を聞けます。

(Quicktime Movie 3MB)


14日(火) 事務指導の帰りに...

 午後から町民会館で事務指導がありました。30分以上待たされた割には、チェックが3分で終わってラッキー!でした。帰り道、浅内の川代トンネルにくっついているスズメバチの巣の写真を撮ってみました。下中央の写真をクリックすると、大きな写真が見られます。巣の左上には、懐かしのマイマイガの卵カバーがくっついています。ちょっと見渡すと、一羽の鳥が松の木の枝に止まっているのがふと目につきました(写真右)。後で調べてみたところ、アオサギではないかと思われます。

 もう少し走って大川に入ると、7月31日から止まっている岩泉線の土砂崩れ現場にさしかかりました。不通から1ヶ月半が経過し、ついに本格的な復旧工事が始まったようです。望遠レンズで狙ってみると、10名以上の作業員が、ものすごく危険そうな急斜面で必死に作業をしていました。いつ再崩落してもおかしくなさそうな現場です。(下の写真、どちらもクリックすると大きな写真が見られます)


13日(月) 全員出場?

 11月11日に開催される岩泉町の英語暗唱大会、今年から学年ごとに「1人部門」と「複数名部門」に分けることになっているため、本校からは生徒7名全員が出場することになりそうです。9日の県大会に出た生徒も、今度は自信を持って出場できそうです。1年生は2人でペア、2年生は単独、3年生は単独とトリオと、合計4組の出場です。さあて、忙しくなるぞー。


12日(日) イプサムとお別れか?

 釜津田に戻る途中に寄ったガソリンスタンドで、給油口付近の燃料パイプからのガソリン漏れが確認されてしまいました。あわてて近くのディーラーに行ったところ、部品取り寄せに2週間かかり、代車もないとのこと。「早めに燃料パイプを交換したほうがいい」というアドバイスをいただきました。タイミングベルトやブレーキシステムの交換も行い、釜津田にいるうちは乗り続けようと思っていましたが、13年間で185,000kmを走った車、ちょうどもうじき車検なので買い換えることも考え始めました。でも、釜津田で走るのは新車はもったいない(冬の走行・保存条件が厳しい)ので、中古車になるかな〜。


10日(金) 明日は雨だそうだから...

 今日は、午後から二升石小学校で研修会がありました。終了後は釜津田に戻り、空を見上げると結構いい晴れ。月齢2、雲一つない、明日から雨の予報とのことなので、機材を積んで12km移動して葡萄森へ。

 峠の頂上付近は見晴らしがいいのですが、盛岡の市街光が空を明るくしていること、雲が出やすいこと、そしていつもトラブルが起きる(ガイドアダプターを固定するネジがなくなったり、赤道儀を入れているアタッシュケースを開けられなかったり...)因縁の場所です。

 今日もいつも通り雲が出てきたり、カメラのシャッターが押せなくなったりしました(理由:カメラレンズのオートフォーカスをONにしていたので合焦できなかったため)が、あきらめずに撮影を断行。そしたら、ずっと撮ってみたいと思っていたオメガ星雲(M17)をカメラに収めることができました。


9日(木) 高円宮杯中学校英語弁論大会の岩手県予選

 2003年(三浦さん)、2005年(高屋敷・成谷さん)、2009年(菊池君)に続き、今年も生徒を出場させることができました。今年は去年よりも更に多くのエントリーがあったとのことで、3年生の暗唱部門は県大会でも予選〜決勝大会が行われていました。

 本校から今年出場したS.Fさん、校内弁論大会の原稿を大幅に手直しし、英訳し、ALTのチェックを受け、私が読んで録音したもの(ALTは母国へ一時帰国)を、夏休み中一生懸命まねながら暗記しました。夏休み後、私やALTの前で何度か読んで発音やイントネーション、声の大きさや表現などのチェックを受け、今日の本番に臨みました。

 発表順は50人中29番だったので、早くても午後の3〜4番目ぐらいの発表になると思っていたら、午前の部の終了時刻を25分も過ぎたのにも関わらず順番が来てしまい、生徒も私も焦りました。しかし、逆に緊張する時間がほとんどなかったためか、準備不足ではありましたが今までで一番の発表でした。

 予期せず午前中で発表が終わってしまい、生徒は学校に戻っていろいろ仕事があるというので、2時頃には帰路につきました。ちなみに、交通手段はなんと、タクシーを一日貸し切りでした(朝7時〜午後4時まで。教育委員会の英断に感謝!)。

 今晩は、国際宇宙ステーションが(2分間だけ)見える日でもあったので、撮影してみました。北斗七星のひしゃくの部分を、左下から右上に移動する姿をとらえることができました。下の写真、クリックで拡大します。

(写真データ:f=25mm、F2.8、60秒固定撮影、ISO=80相当、TZ10)


5日(日) 釜津田周辺をドライブ

 今週末は自宅に帰るのを断念し、釜津田にとどまりました。午前中、洗濯などをしてから、ずっと行ってみたいと思っていた所に行ってみることにしました。川崎地区の沢から急な登りの砂利道をかなり進んでみたところ、なんとものすごい奥地で木材の伐採作業が行われていました。きちんと並べられた木材がとてもきれいでした(写真左)。その後、大川から小川に抜ける道路があるというので、通過してみました。峠のてっぺん直前から、ずっと登ってきたクネクネ道が見渡せました(写真中)。そのまま車を進め、早坂高原へ。いわいずみブログで紹介されたミソハギを見るためです。帰り道、放牧されている短角牛を観察。草を食べている何十頭もの牛たち、どれもすごい鼻息が聞こえてきて結構怖い。

 明日から仕事が始まるというのに、夜は快晴になったので、これまたずっと見たいと思っていた天王星や海王星に望遠鏡を向けてみました。特に、天王星は木星のそばにいることが分かっていたので、ステラナビゲータで位置を確認して高倍率をかけてみると、確かに点にしか見えない恒星とはちがって、少し丸く見えたような気がします。下の写真をクリックすると、大きな写真になります。


4日(土) 県PTA研究大会 at 久慈市

 ふとしたきっかけで県P連の研究大会に参加することとなり、朝7時に出発して久慈市のアンバーホールへ(amberとは久慈の特産物、琥珀のこと)。私が出席した第7分科会は、前久慈市琥珀博物館長さんの琥珀についての講演から始まり、懐かしの山形村元村長さんたちをお迎えしてのパネルディスカッションと続きました。

 昼休みは、屋外で釜津田のチェンソーアートの第一人者、西間さんのチェンソーカービングのデモンストレーション。4台のチェンソーのエンジンをかけたままにし、作業の状況によって細かいところを仕上げる刃がついたものなどに持ち替え、太い丸太がわずか1時間で見事なワシの姿に変身しました。

 下の写真をクリックすると、動画で見られます(Quicktime Movie 8.9MB)。

 釜津田への帰り道は国道45号線を通過。途中、道路の上にある崖の法面を工事している現場を通りかかりました。仕事とはいえ、あんなに高いところで作業するなんて...(見ただけでも腰が笑います)。写真をクリックしてみましょう。

 カーナビの画面に北リアス線の駅が入ったので、立ち寄ってみました。崖崩れを起こして不通になっている岩泉線に負けず劣らずの谷間や山のトンネルを通っている線路、駅の出口はすぐにトンネルでした。

 田野畑村の鵜の巣断崖にも立ち寄ってみました。怖くて、下はのぞけませんでした。遠くに、すれ違っている貨物船が見えたので、TZ10をめいっぱい望遠にして狙ってみました(EX16倍ズーム、一部トリミング)。

 一昨年の夏、「思案坂」周辺を動き回りましたが、今回は真木沢(この地域の役所に勤務することになった役人が、あまりの峠の険しさに職を投げ出して帰ったと言われる通称「辞職坂」)橋をゆっくり渡り、道路の下の沢に下りてみました。細く曲がりくねった急勾配の砂利道を30分ほど下ると、海岸に出ました。海岸から陸の方を見ると、さすがに谷が深くえぐれていました。

 今度は新真木沢橋を通過し、眼下の真木沢をのぞき込んでみました。もうダメ。腰のあたりがすごくくすぐったくなり(私の場合、膝ではなく腰が笑う)、5秒も見ていられませんでした。昔の人は(きっと学校の先生や生徒も)、この峡谷を歩いて上り下りして通ったのかと思うと、気が遠くなる思いでした。下の写真も、クリックで拡大します。


1日(木) 共済レク

 大川地区の4つの学校で働く先生方のためのレクが行われました。生徒がスクールバスで下校した直後あたりから続々と先生方が集まり、計画通り開始。競技内容は、ここ10年以上で初の卓球。ただし、ピンポン球をたたく道具は、ラケットに加えて紙ばさみ、VHSのビデオテープ、そしてスリッパ。先生方にはとても楽しんでもらえたのではないかと思います。

 また、体育館での競技は暑そうだと思っていましたが、先月に引き続き今日も猛暑で快晴だったので、例年通り太陽の下でパークゴルフをやっていたら熱中症で倒れる先生がいたかもしれません。


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