dDiary Topへ

2010年3月


27日(土)〜29日(月) 恒例の家族旅行

 (プロの添乗員も真っ青の)旅行大好き家内が2月から計画していた家族旅行。年次休暇も1日とり、今年は思い切って関西方面へ。

 東北新幹線「はやて」で東京へ、そこから「のぞみ」に乗り換えて(車内アナウンスのチャイムが違うという声あり)新大阪まで移動。エスカレーターで、急ぐ人のために寄るのが東京では左側なのに、関西では確かに右に寄っているのがおもしろい。

 そこから大阪環状線でUSJ(ユニバーサルスタジオジャパン)へ。午後2時過ぎに到着したので、先にホテルにチェックインし、30分待ってスプリング・トワイライト・パス(通常5,800円が15時以降は4,200円)で入場。いつか見た地球儀を横に見ながら入場し、バックドラフト、バック・トゥ・ザ・フューチャー・ライド、セサミストリート4-Dムービーマジック、ターミネーター2・3-D、キング・オヴ・ロックンロール、マジカル・スターライト・パレードなどを見たり乗ったりして回りました。閉園時刻は9時。子供に優しいアミューズメントパーク?

 翌日はレンタカーを借り、大阪城へ。東京あたりでも桜が咲き始めていましたが、こちらは5分咲きといったところ。もう花見をしている人がかなりいました。

 今日中に大阪〜奈良の名所を回って京都までの移動を予定していたので、急ぐようにして大阪万博公園へ。ずっと遠くから見えていたシンボルの太陽の塔、万博から40年も経過しているのにほとんど古くさくなっていませんでした。この公園、今は各国のパビリオンはありませんが、ものすごく大きい公園です。

 奈良県の道路は(山がそんなにないのに)ものすごく曲がりくねっていて複雑、そして無駄にたくさんある信号の赤が、異様に長い。高速道路を利用しなかったため、暗くなり始めた頃に奈良の法隆寺着。午後5時を過ぎていたので、もう入場はできませんでした。レンタカーの返却時刻が気になっていたので東大寺も泣く泣くパス。ほぼ真っ暗の中、平城遷都1300年祭準備中の平城京跡へ。世界文化遺産のため、広大な跡地には建物がなく、暗闇の中に浮かぶ朱雀門(下の写真)を見学。お、大っきい。

 昨年も役だった優秀なカーナビの助けを借りて、遅くはなりましたが、全く迷わずに京都駅すぐそばの旅館「山城家」に到着。4人が寝るには狭い客室でしたが、とってもきれいで日本的な旅館でした。下の写真は、エントランスホール、いかにも外国人受けしそうです。

 レンタカーを延長し、最終日は金閣寺へまっしぐら。大阪到着時からよく聞こえた関西弁(大阪の人は大声で話すので、余計よく聞こえる)に加えて聞こえていた外国語、ここではやたら多く聞こえました。それもそのはず、周辺の半数近くが外国人旅行者でした。

 駐車場付近からは、五山送り火(大文字焼き)で有名な左大文字が見えていました。New Horizonの教科書にも登場します。

 急いで次の訪問地、徳川幕府の大政奉還が行われたという二条城へ。奥の庭園を回っていたら思ったより時間がかかり、あわてて京都駅へ。

 2日間お世話になったレンタカー、Fitを返却。コンパクトでも中が広く、パワーもあって燃費もいい車だったなあ。なんかほしくなってきちゃった。

 最後に京都駅付近で、時間がなくて上れなかった京都タワーを撮影。

 予定の新幹線を乗り過ごしてしまったので、次の新幹線の自由席に乗ったら満席。名古屋から座ることができました。東京駅で東北新幹線に乗り換え、北上到着が午後6時半。それから私は釜津田に向かい、買い物もして到着したのは午後10時過ぎでした。岩洞湖あたりから雪が降り始め、峠は下の写真のような雪道。10cmほど積もった雪を見て、「岩手に戻ってきた!」と実感。


25日(木) 3月末は目が回る

 転出する3名の先生方に持参してもらう書類(休暇処理票、健康診断表、主要3手当の認定簿、寒冷地手当世帯主認定申請書の写し、財形の書類、履歴書の写し、源泉徴収票の写し、ゴム印)を整えたり、来賓宛の卒業式礼状と入学式案内の発送準備(かなり遅れ気味)、事務引き継ぎのお世話、昨日教育委員会の棚から持ってきた大量の文書整理と回覧など、今日は一日中、次から次へと湧いてくる書類と戦闘状態でした。

 ついに、転出する先生1名が学校を離れました。転任先での健闘を祈ります。


24日(水) 職場の送別会(飲み会4)

 4日連続の宴会の最終日は、職場の送別会。昨年と同じく岩泉町内の「可保久」で行いました。ここはとっても料理がおいしいし、離れのような静かな部屋がお気に入りです。今日は釜津田往復の運転手として飲めず、結局4日連続の飲み会のうち、アルコールを口にしたのは2日目の1回だけでした(しかも噴火だし...)


23日(火) 離任式 〜 副校長会の送別会(飲み会3)

 今年度は、7人のスタッフのうち4人もの人事異動となりました。お別れの言葉を言いながら泣いてしまった先生、お別れの言葉を言いながら涙が止まらなくなってしまった生徒、少ない人数であっさり終了するかと思いきや、とても感動的な式となりました。

 終了後、私の運転で釜津田〜大川地域33カ所のあいさつ回りに出発。昨年はちょうど行われていた花巻東高校の試合を自宅で見ている人が多くきちんとあいさつができたのですが、今年は盛大付属高校の試合が行われていました。久しぶりに、「ぶるっく」でピリ辛スパゲティを食べました。

 夜は3つ目の宴会、岩泉町内の「龍とら亭」で副校長会の送別会。引き上げとなる1名が宮古市に転出することとなりました。翌日は釜津田で普通勤務だったので飲めませんでしたが、根性入れて作ったしおりが好評で、ホッ。


22日(月) PTA総会 〜 PTA送別会(飲み会2)

 午後1:00から小学校委員会、1:20から中学校委員会、1:40から小中学校PTA、2:30から鹿踊り育成会、3:00からカブダの会の総会が5連続で行われました。私の担当は2・3・5番目で、緊張しながらも無事、終えることができました。

 その後、釜津田コミュニティセンターに移動し、午後6時から始まる送別会の準備の手伝い。終わったところで車を住宅に置いてきて、いよいよ本番開始。前日の分まで飲もうとしたわけでは決してありませんが、岩泉の銘酒「八重桜」を飲み始めてからはどんどんペースアップ。久しぶりの噴火(苦)


21日(日) 久しぶりの結婚式(飲み会1)

 石鳥谷にある実家のお隣さんの結婚式に招待され、志戸平温泉に行ってきました。私より2つ年上のお母さんを持つ新郎を見ていると、まるで自分の子供が結婚したような気分になっていました。いつもながらカメラを持って即席カメラマン(頼まれてもいないんだけど)。残念だったのは、翌日は釜津田のPTA総会があるため、今晩中に移動する必要があってアルコールを口にできなかったこと...ま、いいか。


19日(金) 書類に忙殺

 学校施設開放状況などの報告・調査物を始めとして、各種会計の締め、昨日の新年度向け職員会議での校務分掌案作り、22日(月)に開かれるPTA中学校委員会・小中PTA・カブダの会の総会資料印刷と製本(26ページ140部の製本は先生方に手伝ってもらった)、PTA送別会の参加者確認としおり作成等、今週は書類ばかりに向かっていた1週間でした。

 公立高校の合格発表もインフルエンザの影響で本日にずれ込み(本校生徒も、私の長男も無事合格!)、そして(12日には内示が出ていた)人事異動が正式発表になりました(なったはずです。釜津田には夕刊が翌朝しか届かない)。本校では、7人の職員のうち4人が入れ替わることとなりました。ちょっと不安ですが、元々駒が少ないので、いる先生たちで力を合わせてがんばるしかありません。


15日(月) 本校の卒業式

 おとといの長男の学校の卒業式に比べたら、とってもとっても少人数の卒業式(卒業生は2名)でしたが、たくさんの来賓(12名。全生徒数より多い)をお迎えして挙行することができました。

 合唱もたったの6人でしたが、非常勤講師の音楽の先生の指導(週1回来校)に加え、音楽の免許を持つ校長先生の最後の指導が入り、かなり聞き応えのある合唱となりました。在校生の群読に続き、卒業生が自分の思い出やお世話になった人たちへの感謝の言葉を述べたのですが、内容が自分の家族のところに来たとき、泣いていました。この生徒が泣くのを、この2年間で初めて見ました。お母さんも泣いていました。いい卒業式でした。

 午後、つたや旅館で卒業生のお母さんの一人が、卒業を祝う会を開催してくださいました(会費制です)。私? もちろん留守番隊です(泣)。でも、すごく優しいS子さん、あとでごちそうを折りに入れて持ってきてくださいました。


14日(日) 岩手山の俯瞰

 明日の本校の卒業式で使う花が夕方届くことになっていたので、それを受け取るために早めに北上を出発。時間に余裕があり、天気が良かったので、玉山区の天峰山に寄り道してみました。なんと、ものすごく雄大な風景に圧倒されました。


13日(土) 長男の卒業式

 長男の中学校の卒業式に顔を出してきました。小学校の頃から合唱がうまい学年だと評されてきたとおり、卒業式での歌もすばらしく、感動的でした。女子の多くは泣いてしまっていましたが、それはそれでまた感動を呼びます。

 最後の合唱の前に代表の女の子が言った「もう一緒に勉強はできません。もう一緒に合唱もできません。もう教室でふざけ合ったりもできません...」というナレーション、なかなかよかった。


11日(木) 春のドカ雪 〜 授業最終日

 発達した低気圧、今年もしっかり春先にやってきました。おとといまではほとんど雪を見かけなくなっていた釜津田ですが、昨日一日モソモソ降って、今朝はこの状態です。屋根のないところに移動して駐車していた車が道路に出られません、というか厚い雪をかぶって車に見えず、まるで「雪見だいふく」状態...う、うまそう

 とはいえ今日は卒業式の会場準備だったので、私は頼まれたリボンテープを買ったり、松の盆栽を借りたりするのに、車で移動しなければなりませんでした。除雪車が路肩に積み上げた雪をどかすだけで、10分かかりました。まあ、いい運動にはなりましたが。

 今日は、1・2年生の最後の授業日でもありました。2年生は、プリントを使ってギリギリCan Anyone Hear Me?を終了。1年生はHungry Lionを終えてから、洋楽のBeautiful SundayとSailing(どちらも教科書に掲載されている)を聞かせる時間が持てました。これから4月までの約1ヶ月のブランク、また聞き取る力や話す力などがしっかり低下するんだろうなあ...。


10日(水) 3年生を送る会

 執行部が企画した三送会、今年も職員との混合チームによるスポーツ大会となりました。種目は、卓球とバスケットボール。部活動よろしく卓球をしている生徒たちを見て、つくづく「上達したな」と感じました。私なんか、全く歯が立ちません。後輩からの出し物とか、3年生からのお返しの合唱とかいう行事ではありませんが、1・2年生は3年生(1人だけですが)との最後のスポーツを楽しんでいました。


6日(日) 柳の花のつぼみ? 〜 会話力が強くなる(?)授業

 自宅から釜津田に戻ったとき、住宅のそばに生えている柳の枝にネコヤナギみたいな白いものが見えました。花のつぼみでしょうか? 春が近づいています。

 東京書籍の英語教科書New Horizonには、Speaking Plus や Let's Chat という単元があります。電話をかけるとか、医者に行くとかの現実的な場面が取り上げられていて、日本語で会話の概要が書いてあり、それに応じた英語のスキットが掲載されています。

 私は、こういう単元はいつも「海外で英語が言えなくて困る体験」をさせることにしています。先日の2年生の授業、お買い物の場面でもやってみました。まずは新出単語を導入し、教科書の英語の部分をかくすよう指示します。教科書の日本語に沿って、全員で思いついた英語を言わせ、黒板にどんどんメモしていくわけです。ここでは、次の内容を英語でどういえばいいか考えさせました。

(店員)

いらっしゃいませ。(あなたを手伝ってもいいですか?)

どんな色をお探しですか?

この緑のはいかがですか?

もっと大きいのをお見せしましょうか?

5,000円です。

(ジュディ=あなた)

お願いします。私、セーターを探しているんですけど。

黒っぽいの。

その色、いいわね。でも私には小さすぎるわ。

お願いします。あら、これいいわね。いくらですか?

わかりました。それください。

 下の写真が、4人の生徒たちがつぶやいた英語を板書したものです。

 この後、CDで下のスクリプトを聞かせ、聴き取らせて板書を修正しながら「ここは大体通じる」とか「これだとこんな意味になってしまう」などとコメントを加えていきます。例えば、May I help you? に Thank you. と感謝するのは日本人の良さであること、What color look for you? だと「色があなたを探している」意味になること、「黒っぽい」は dark を使うこと、But small. でも少し失礼だけどきちんと通じること、「それください」に Give me. を使うと「商品をタダでください」と言っていることになることなどを説明します。

(店員)

May I help you?

What color are you looking for?

How about this green one?

Shall I show you a bigger one?

It's 5,000 yen.

(ジュディ)

Yes, please. I'm looking for a sweater.

Something dark.

I like the color. But it's too small for me.

Yes, please. Oh, this is nice. How much is it?

OK. I'll take it.

 生徒たちはどんな英語を使ったらいいかウンウン苦しみますが、これこそが日本人が外国に行ったときに、英語で言いたいことを言えない状況だと思います。ブロークンイングリッシュでも意外に通じるという事実を実感させるのに、とてもいい活動だと思っています。(長くなったので、後で英語教育のページに移動させます)


4日(木) ALT感謝の会 〜 忙しさのせい?

 本校にいらしている2人のALTのうち、一人目は2学期に感謝の会(お別れ会)をしましたが、今日はもう一人のALTであるJeffさんへの感謝の会がありました。1・2年生は来年度も教わりますが、3年生にとっては最後の一日。感謝の言葉を述べた2学年の生徒は、自分で英文を考え(私が一部修正)、それを暗記して、相手の目を見ながら、英語で立派にあいさつしました。私にとって、ある意味理想的な場面でした。

 授業、総務、事務などいろいろ雑多な仕事に忙殺されているせいもあると思いますが、どうもミス続きです。まず、3〜5時間目のティームティーチングの準備と授業に目がいってしまい、修卒認定会の開始をすっかり忘れていました。

 認定会に引き続き、新年度計画会議。総務部の新年度計画と服務規程を作っておいたところまではよかったのですが、印字忘れ。会議直前にばたばたプリントアウトして提案しました。教務には「そっちの提案までは行かないかも?」などと言っていたのですが、なんとたっぷり時間が余ってしまい、まずは資料の印字のために休憩を取る羽目に...。

 夜、小学校で開かれたスクールバス運営委員会の頃は、(へこんだせいで)すっかり疲れ果てていました。


3日(水) ミスばっかし...

 まずは、経理簿が戻ってきました。「検収印がない」というメッセージ付きで(ガクッ)

 明日のティームティーチング用の指導案作成と新年度企画会議の資料作成をしている最中に、防災パトロールの5名が来訪(やばい、朝の打合せで先生方に言ってなかった!)

 今晩の会計監査、あれ? 人が少ない。それもそのはず、監査役2名にしか通知していなかったのでした(えーっ、立会人にも通知するんだったの?...ですよねー)

 そのほかにも、裏紙に両面印刷してみたり(嗚呼、なんたるトナーの浪費!)と、なんかボロボロの一日...あるよねー、こんな日って。


Diary Topへ

TOP

inserted by FC2 system