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2009年11月


30日(月) テストの日なのに...

 期末テスト1日目の日でしたが、母の入院手続き等のため年次休暇を取りました。

 東京出張もあったため、いつもよりずっと早めにテストが完成していましたが、利点を発見! テストは完成しているので、テスト前の授業で問題文だけを読み上げて聞かせ、まとめ勉強の参考にさせることができたこと。この方法、なかなかいいかも...。


29日(日) 東京出張4日目(移動のみ)

 朝、同室で4日間を過ごした先生方と、今後の交流を約束してお別れしました。3日間乗り馴れた春日駅から三田線で上野御徒町駅へ。アメヤ横丁を少しぶらついてから東京駅に移動して盛岡まで新幹線はやて15号で戻って出張が終了しました。

 高円宮杯中学生英語弁論大会についてたくさんの勉強ができたとともに、貴重な友人も得られた有意義な4日間でした。結果的に、私を本大会に連れて行ってくれたことになる本校生徒に感謝。

 久しぶりに自宅に戻り、延ばしていた長男の誕生パーティをしました。


28日(土) 東京出張3日目(決勝大会〜記念レセプション)

 大会3日目の今日は、読売ホールにて、4地区の予選を勝ち抜いた27名の決勝進出者による発表がありました。岩手県大会とは違い、予選でも決勝でも発表原稿の事前配布がないため、まるで5分間の聞き取りテスト状態になります。よって、声が小さい発表を理解するのは大変です。あまり英語の聞き取り能力が高くない私の採点と、実際の結果はかなり異なっていました。

 決勝大会終了後、帝国ホテル孔雀の間へ移動し、高円宮妃殿下をはじめとする総勢800人余りの記念レセプションがありました。高円宮妃殿下の「お言葉」は緻密ですごかったし、続けて話された英語での「お言葉」の発音のすごさには舌を巻きました。

 今日は朝から一切写真もビデオも撮影禁止だった(予選の時は事前許可によりビデオ撮影だけはできた)ので、撮影したのはレセプション終了後の帝国ホテル外装のみでした。

 最終日の英語教育者会議は、決勝大会で審査委員長をなさり、「百万人の英語」等で有名な前純心女子大学学長・横浜国立大学名誉教授の田崎清忠先生による「今大会を振り返って」と題した討論会でした。既に61回目を迎える全国大会ですが、運営方法や審査方法については主催者側も毎年悩み、よりよい方法を模索し続けていることが分かりました。

 3日間毎日教育者会議を担当し、準備から司会進行、後始末までを夜遅くまで頑張っていらしたJNSAの皆さん、特にも決勝大会の進行役でもあった東大のT.S君、法政大のH.Y君、上智大のM.Aさんは毎晩本当によく頑張っていました。大人でも嫌がりそうな仕事を誠実に、しかも鮮やかに笑顔でやりこなすあたり、伊達に名のある大学に行っている訳ではないのだと思いました。


27日(金) 東京出張2日目(北部地区+中部地区予選)

 久しぶりの通勤ラッシュにもまれながら、朝のうちに読売新聞東京本社へ移動。本校生徒は少し体調が悪いとのことで、10時過ぎにお父さんとともに合流。予選本番はさすがに全国大会レベル、緊張して止まるのではないかなどという心配はご無用。どの生徒たちも堂々と、しかも熱く、自分の意見を熱弁していました。本校生徒の発表(ラストから4番目)からご来場になられた高円宮妃殿下と共に、全員(生徒・保護者・指導教諭)で記念撮影をしました。下の写真は、午前の部が終わり、読売新聞社のビルの外に出て健闘をたたえ合い、記念写真などを撮っている生徒・保護者・指導教諭のようすです。

 午後の中部日本地区大会が終われば、昨日と合わせて、全国4地区から27名の決勝大会進出者が決まることになります。

 今晩の英語教育者会議では、今日の審査員のお一人でもあった桜美林大学教授の馬越恵美子先生による「異文化アプローチの英語学習」という講演を拝聴しました。


26日(木) 東京出張1日目(関東地区+南部地区予選日、本番前日)

 今朝は通常通り出勤し、盛岡駅で高円宮杯全日本中学生英語弁論大会に出場する本校生徒と落ち合い、新幹線で東京へ。引率教諭用の推奨旅館は、東京大学のすぐそばにある鳳明館森川別館。1泊2食付きで8,800円という旅館は、ものすごい歴史を感じさせる内外装でした。

 しばらくして、同室宿泊者の日野原先生(島根)、越田先生(北海道)、浅倉先生(秋田)と合流し、夕食を食べながら情報交換。

 夜は「全日本英語教育者会議」ということで、JNSA(日本学生協会。全中英語弁論大会を実質的に運営している大学生の団体)基金の紹介、そして今日の審査員のお一人でもあった国立音楽大学名誉教授の牛山輝代先生による「スピーチコンテスト今昔」と題した講演を聴きました。終戦の4年後(昭和24年)に始まった第1回大会から、今年のオバマ大統領の演説〜小学生による「全国英語スピーチコンテスト」が始まったというところまで、大きな流れに沿ったお話を聞きました。

 驚いたのは、この会議の運営もJNSAの学生(担当は法政大、東大、上智大等)が分担して行っているということ。全員、ピシッとした制服を着用しているので、初めて女性メンバーを見たとき、失礼ながら「どうしてバスガイドさんがいるんだ?」と思った次第。


25日(水) フルパワーな一日

 昨日の教育事務所長訪問〜町教育長訪問〜事務の共同実施というスケジュールもなかなかでしたが、今日は招待給食(地域の方3名を招いて一緒に給食を食べる)〜授業参観〜3年の進路説明会〜行事+卓球部ご苦労さん会と2日連続で盛りだくさんでした。時間を縫って英語弁論の最終チェックをし、勤務実績報告等の事務仕事と授業もあり、今日はパワーを使い切った感じでした。

 明日から東京出張です。荷物の準備が終わったら、日付が変わっていました。


23日(月) やっと期末テストが完成!

 今日は1日かけて3年生のテストを作成しました。部屋の掃除等を織り交ぜながらの作業だったので、なかなかはかどりませんでしたが、夕方には完成。あとは、各学年の聞き取りテスト(今回はテスト中に出張なので、聞き取りはCDにまとめる予定)を作って終了です。

 それにしても、休んだような休まなかったような、冴えない3連休でした...(悲)


22日(日) 宮古へお買い物ドライブ

 1年生のテストが完成してから、宮古市内へお買い物に出かけました。今回も押角峠コースを通り、険しい山を数kmもぶちぬく岩泉線のトンネル出口を撮影してみました。上の方にはさっき通った道路のガードレールが斜めに見えますが、このトンネルを掘るのにどれだけの苦労があったのかなぁ...?

 行き先は、先日立ち寄ったマリンコープDORA。東京への出張に向けて大きめのカバンを買おうと思ったのですが、これが思わぬ大出費...お気に入りの品物の値段は13,650円(高っ!)。ついでに食料品も買いましたが、いつも行っているスーパーに比べて品揃えのすごいこと! 海辺の町だけあって、魚介類も新鮮なものが豊富に展示されていました。

 釜津田への帰りは外山コース。驚いたことに、峠のてっぺんに近づくにつれて雪が見えてきて、岩泉町への境界を過ぎた直後は下の写真の通り。たった10分前には道路に雪がなかったのに、ここはもう真冬です。この先の急な下り坂、スタッドレスタイヤでもズルズル滑りました。


21日(土) テスト作り 〜 大川地区歳末助け合い芸能祭

 高円宮杯英語弁論大会出場のために26〜29日は出張、30日は母の手術、12月1日は1時間目が期末テストの英語である(泣)ため、期末テストの作成を早めています。昨日までに2年生は完成しました。ちなみに、12月1〜2日は田野畑村で泊まりがけの出張があります

 家族で新型インフルエンザの発症が見られたとのことで、今週末は北上に戻らず、今日は1年生のテスト作成に取り組みました。でも、なんか昼間は集中しにくく、8割ぐらいしかできませんでした。

 夜、3年に1度釜津田で開催される芸能祭を見に行きました。釜津田小学校の体育館は観客でいっぱい、駐車場もぎっしり車が詰まっていました。

 30近い演目がありましたが、Fさんのギター弾き語り(長渕剛の曲)がかっこよかった(憧)。生徒やその父母、本校の用務員さんやスクールバス運転手さん等、多くの知り合いが出演していました。


19(木) ALT最後の授業

 4月9日、本校から始まったイギリス出身のJessica先生の授業が、今日で本校での最後の日を迎えました。3年生の授業の終わりに(少し仕掛けをしておいた)T君の英語でのお別れの言葉に感動の涙。若くて純粋な心の持ち主、しかもかなり辛い日々を過ごしてきたのかな?と推察されました。お別れ会では「あなたたちが楽しく英語を学ぶ手助けができて楽しかった。あなたたちと知り合えてよかった」と述べました。


18日(水) 本格的な雪

 昨夜から雪が降り続き、今朝はこの通り。あたり一帯はモノトーンの雪景色になりました。盛岡では物損事故が多発したとのこと。

 下の写真は、今日の3時間目に行われた租税教室。このほか、美術の出前授業やら、学校の施設設備チェックのための教育委員会担当者の訪問等、今日は来客の多い一日でした。


15日(日) 天気が最悪

 1月に家内のお母さんが亡くなったので、来年の年賀状は出せません。今日は喪中はがきの作成〜印字をしました。どんな写真を載せようとか、レイアウトはどうしようとか考える必要がないので、やっつけ仕事っぽい。

 今日は一日中、晴れたり、暗くなったり、雨が降ったり、風が吹いたりと変わりやすい天気でした。釜津田への道すがら、櫃取コースを走ったところ、峠の頂上に近づくにつれて雨が雪に変わり、頂上付近では吹雪+1〜2cmの積雪でした。先週、「ちょっと早すぎるかな?」と思いながらのタイヤ交換(今年は、12ヶ月点検のついでに交換してもらった)でしたが、全然早すぎませんでした(泣)

 後日談。ノーマルタイヤ+FFの車で2時間後にここを通過しようとした人が、雪で滑って峠に通じる坂を登れなくなり、押角回りで釜津田に這々の体で到着したとか...。釜津田の冬は甘くない。


13日(金) 最短距離って...

 午後から、出張で宮古市立津軽石小学校に出かけました。初めて行く場所なので、カーナビで距離優先にしたら、タクシー運転手がよく使うような細道を走らされました。

 出張先では情報交換会もあり、それぞれの学校で流行し始めているインフルエンザの生々しい様子が伝わってきました。

 終了後、北上の自宅に戻ろうかとも思いましたが、教育委員会のボックスにある文書が気にかかったので、小本回りで釜津田へ帰ったところ、行きよりも30kmも長く走ることになりました。


12日(木) 机の上が満タンの一日

 朝から、郵便局に行く用事を済ませようと思っていたのですが、ALTとの授業は3コマ入っていたり(プラス25分の打合せ)、締切が近い備品要望書のとりまとめがあったり、週休日の振替書類を作成したり、来客が何組かあったり、英検3級の2次試験練習があったり、通常の文書処理があったりとなんか慌ただしい一日となり、郵便局の書類はおろか次々と書類がたまりっぱなしの一日でした。

 MacBook Proを仕事で使用していましたが、今日は元のWindowsマシンに戻ってみました。というのは、MacOS10.6環境では職員室のプリンタの両面印刷が使えず、MS Office代わりのNeo Officeが使いにくい。さりとてWindows 7環境ではどうもインターネットが途中切断してしまいがちなのと、IMEの和英環境を切り替えるキーボードショートカットがないからです。

 MacBook Pro/Windowsマシンの2台のパソコンとUSBメモリの3カ所にデータ保存していると、どれが最新かが分からなくなったり...。あ、これも多分、今日の仕事が遅れた一因か(笑)


9日(月) 学校林観察会

 本校にあった学校林、今日はその観察会がありました。出張等で、教師は私を含め3名のみ。スクールバスで10分移動し、開会式をしてから山道を徒歩で登ること約30分で到着。林業三十数年の大ベテランである講師のTさんから、多くのことを教えていただきました。

 やはり中学生。話が長くなると、飽きてイタズラを始めます。しかし、この子たちの偉いところはまちがっても「飽きた」などとは口にはもちろん、表情にも出さないこと。うかつな発言によって人を傷つけない配慮を、自然に身につけているのです。

 帰りは、また林道を徒歩で下山。熊が出なくてよかった。


8日(日) 県新人戦卓球競技の部 〜 ゆっくりドライブ

 下北地区大会を勝ち抜いた本校選手2名が、県大会に出場するので応援に行きました。県大会といえば、サッカーやバスケット、バドミントンなどは見たことがあるのですが、卓球は初めて。広い体育館に24台もの卓球台が並んでいるのは壮観でした。

 結果は1名が1回戦敗退、1名は2回戦まで進出しました。両選手の保護者(両親)、応援の3年生一家4名、係や応援の生徒・先生たちなど、本校関係者は20名もいました。

 帰り道、茂市〜大川まで岩泉線に沿っての移動となることから、沿線の駅に立ち寄ってみました。同じことをしていた人が、ほかに2名はいました。押角駅で会った秋田の人に話しかけたところ、「駅も秘境なら、道路も秘境ですね!」と驚いている様子でした。

 押角駅に向かう華奢な渡り橋の上からは、清流を気持ち良さそうに泳いでいる魚を何匹も見かけました。

 雄鹿戸(「おしかど」と読む)トンネルに入る前の広場に、石碑が建っていました。あるサイト別のサイトによると、かつてこの地に赴任した教師でもあった詩人西塔幸子さんによる詩であるとのこと(裏にも続きがあるとは気づかなかった!)。

 このトンネル、昭和10年に完成したものだということです。第二次世界大戦前ということか...。


6日(金) ある講演会にて

 夕方、ある講演会を聞きに町まで行きました。見た感じは、前の職場のO課長さんにそっくり。千葉県で生まれ育ち、東京農大でのものすごい出会い、そして田野畑村に定住して酪農で成功するまでの苦労と喜び、家族の協力などをお話しいただきました。山中に電気を引っ張るのが難しく、13年間もランプ生活をしていらしたなんて、すごすぎる。講演中に何度か感極まって言葉に詰まる場面もあり、人なつっこさもO課長さんを彷彿とさせました。


4日(水) ダブルブート環境、実現

 MacBook Proへの移行準備がほぼ完了し、今日は職場で使用してみましたが、Windows 7は何の問題もなく使用できました。Macの画面いっぱいにWindows OSが見えていため、多少違和感を感じましたが...。驚いたのは、Mac環境なのに職員室の(Windows環境の)LANに何の設定をすることもなく、知らないうちに接続されていたこと。DAVEとか使って、必死にWindows LANに接続を試みていた頃が懐かしい。

 再起動した時にOptionキーを押したまま待っていると、下の画面が出てきて、2つのOSを切り替えられるのは快感です。さすがのCore 2 Duo、どちらのOSでも非常にきびきび動作します。


3日(火) 雪、ちょっぴり積もっちゃった

 祝日の今日、早く目が覚めたので外を見ると、車の屋根にうっすら雪が積もっていました。ニュースでは、北海道では数十センチの積雪があったところもあるとか。一日中変わりやすい天気でした。積雪しているだろう峠を越えて自宅に戻る勇気もなく、今日はMacBook ProにMacOS10.6とWindows 7をインストールしたり、DVDを2本楽しんだりしました。


2日(月) 初雪

 寒冷前線が通過したおかげで、今日は午後から初雪が舞ったとのこと。業者さんが「遠くの山のてっぺんが白くなっていますよ」と言っていました。果たして夜、ついに釜津田の平地でも雪が舞いました。去年の初雪は19日でしたから、今年は2週間以上早かったことになります。あ〜あ、もう冬かぁ。


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