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2008年6月


29日(日) 第36回釜津田地区バレーボール大会 〜 記念すべき一日

 今日は地区の大行事、バレーボール大会。中学生チーム、教員チームを始め、各地区から1〜2チームずつ出場し、トーナメント方式で技を競いました。各地区からの参加者は技術が高く、息もぴったり。オリンピックを彷彿とさせるようなすばらしいプレーが連発していました。

 終了後はお約束のご苦労さん会。私は3カ所の会場を回って歩きました。特に最後の会場では、ずっとお話ししたいと思っていた方々と話すことができました。かなり酔っぱらっていたので、失礼なこと言わなかったかなと心配。予想通りのすばらしいお二人でした。これからもよろしく、です。


28日(土) 久しぶりの星の写真撮影

 明日はバレーボール大会があるので、北上には戻らないことにしました。午前中はしっかり部屋の掃除と空気の入れ換えをし、午後からは岩泉の町にお買い物(食料の仕入れ)。少し遠回りをして権現に抜ける山道を通り、改めて牧場の見晴らしを確認し、国道に抜けました。わずか「18km」という表示を信じて右の写真の道に入っていくと、18km以上の峠越えクネクネ砂利道(熊と遭遇できる危険付き)を楽しむことができます。

 夜9時頃、ふと空を見上げると満天の星空! あわてて14日に発見した高原に向かいました...ラジオと熊よけの鈴を持って...。住宅からの距離は11.2km、20分ほどで到着しましたが、なんせ灯りも人家もなく、いつ熊が出てもおかしくない山道を運転するのは結構恐い。撮影ポイントの西側には盛岡市の光芒が見えましたが、南〜東〜北の空はほぼ漆黒の星空。南東に見える木星がまぶしく感じられるほどでした。

 ラジオをガンガン鳴らしながら、熊よけの鈴も鳴らしながら、固定撮影で撮影した4コマのうちの3コマをアップします。詳しい撮影データはこちらにて。


f=29mm F3.5 露出2分 ISO800


f=29mm F3.5 露出3分 ISO800


f=29mm F3.5 露出5分10秒 ISO800


26日(木) 1学期末テスト

 2年間のブランクに加えて防火管理者講習会などもあり、すっかりテスト作成が遅れていました。前の英語の先生の問題とあまり違わないようにしようと考えていましたが、なんとなくしっくりこないと悩みながらも、結局は3学年分とも大幅に作り直したのも一因です。

 とりあえず、今朝までに問題用紙・解答用紙とリスニング問題(これだけは手抜きして、教科書会社の既製品をそのまま使用)を完成し、無事、10人の生徒にテストを受けさせることができました。昨日までの講習会で2日間の文書が溜まったままになっていたのに加え、月末なので各種勤務実績やら検収調書作成(学校のお買い物処理)なども迫ってきて、少しやばい。(その割には余裕で日記を書いてるとか思った者、一歩前へ)


24日(火)〜25日(水) 国家資格?

 2日間、宮古市の消防署にこもって「防火管理者資格付与講習会」なるものを受講してきました。消防法、消防法施行令、消防法施行規則といったどっかで聞いたことのある一連の法規関係から、防火設備、火災や地震発生時の対処の仕方、消化器使用体験まで、2日間できっちり12時間。がまんしたごほうび受講の証として、「全国で通用する」(担当者はしきりにここを強調していた)防火管理者証をいただいてきました。これで私も防火管理者になれる!(別にどうでもいいー!)


22日(日) 移動途中の楽しみ

 自然に囲まれた釜津田、北上の自宅から移動する途中にはたくさんの見所があります。特に、今まで気にも止めていなかった美しい花を見かけると、思わず車を止めてしまいます。(でも面倒くさいから花の名前を調べたりはしない)


 ガスがかかった釜津田の山(住宅前で撮影)


21日(土) 気温差 〜 写真の提供

 今日は期末テスト作成のため職場に行きましたが、過去の資産があまり使えないことが分かり、それほど進みませんでした。北上へ向かう途中、釜津田と区界の気温表示は22℃、通過した盛岡〜矢巾の土砂降りを通過して北上市に入ったら28℃になっていました。あぢ〜。

 過去、いくつかの写真をホームページや雑誌等に掲載していただいてきました。天体写真では、1976年の天文ガイド7月号に「細月の没」(ネガはどこに行ったやら)、2005年にはアストロアーツのホームページと雑誌「星ナビ」に、M51に出現した超新星を掲載していただきました。

 一般写真では、2005年にテレビ東京「朝は楽しく!」に盛岡市動物公園のプレーリードッグ(下左の写真)、2006年に青森県の三沢基地で発行されている英字情報誌The Insiderに小岩井農場の子羊(下中の写真)を採用していただきました。

 そしてこのたび、NHK教育の子ども向け番組「シャキーン!」に、おととし盛岡市に住んでいた寮から撮影した「朝の虹」(下右の写真)を採用していただけることとなりました。なんでも、「朝虹は雨」という天気に関することわざを紹介する際に使用するのだそうです。...光栄だなー。6月26日(木)朝7:00〜7:15に放送予定です。

  


       記念に送られてきたマグカップ


20日(金) 逃避モード

 期末テストが近づいてきました。本校では少し早めの25-26日、もう1週間を切りましたが、2年間のブランクはやはり大きい。テストの作り方を忘れてしまった感じで、文書処理や事務仕事などに逃避してしまっています。非常にやばい...。


17日(火) 峠の駅

 朝から宮古市への出張がありました。かなり早く出発したため時間的余裕があったので、途中ちょっと寄り道。国道340号線には押角(おしかど)峠というものすごく険しい峠があるのですが、そこを過ぎたところにJR岩泉線の駅があったので立ち寄ってみました。

 驚きました。ちょっとした広場に車を止め、目の前に歩行者用の橋があったので、「まさかこの先に駅はないよね?」と思って渡ってみたところ、左手にありました、本当に駅。当然駅舎はなく、むき出しのプラットフォームには駅名の看板と時刻表・料金の表示があるだけの駅。正直言って、「よくこんなところに駅を作ったなぁ。というより、よくこんなすごい峠に線路を通したなぁ...」とえらく感動していました。作った人の苦労が偲ばれました。

 午前中の出張(初任事務担当者研修会)が昼過ぎに終わり、今度は急いで次の会議がある岩泉町へとんぼ返り。昼食はコンビニでお寿司を買い、時間に余裕ができたので、熊の鼻展望台というところに寄ってみました。展望台にしてはあまり眺めは良くありませんでしたが、数分間だけ海の景色を楽しみました。

 午後の会議が終わってからは夜の会議もあり、久しぶりに一日中会議だらけの日となりました(疲)


16日(月) JA合併の影響

 山形中時代に作ったJAの通帳を解約しようと、先日岩泉町のJAに行ったところ、午後3時を過ぎて行ったら閉まっていました。別の2人の人たちも「お金をおろせない」と困惑。午後4時までやっているのではなかったっけ?

 今日は中総体の振替休日だったので、北上市のJAに行って手続きをしようとしたところ、「合併したのでここでは解約はおろか、お金をおろすこともできない」というつれない返事。結局、通帳を作った旧山形村のJA(北上から140km)まで行かなければならないとのこと。もう今後、JAは利用しないことにします。


14日(土) 中総体終わる 〜 岩手・宮城内陸地震 〜 星見の場所発見!

 下北(=下閉伊北)地区中総体の卓球競技の部の応援をしました。本校選手は参加した9名の生徒のうち、3年生は4名、2年生1名、入学してからまだ2ヶ月しか経過していない1年生4名の構成でした。一生懸命頑張りましたが、午前中の個人戦はエンジンが十分にかからないまま敗退、午後の団体戦は調子が出てきていましたが惜敗しました。生徒数減少の影響で、団体戦として出場できるのは今回が最後になるようです。

 上の写真は朝の練習の風景ですが、この後、開会式が行われ、試合開始に向けて会場準備をし始めた瞬間に「震度3ぐらいかな?」と思われる地震を感じました。卓球台などを移動するため生徒たちが大移動を始めたのと偶然重なり、地震に気づいた生徒はあまり多くなかったようです。校舎の様子を点検しに釜津田へ往復した車のラジオでは、かなり大きい地震だった旨が伝えられていました。亡くなってしまった方もいるようです。北上に戻ってからも、決して小さくはない余震を、少なくとも3度は感じました。

 岩泉から北上への帰り道、俗に「権現の道路」と釜津田の人々に呼ばれている「町道1号線」を初めて通ってみました。ほとんど舗装されていない細い道路が約18km、延々と続く峠道でした(下の写真左)。冬に通るのは自殺行為だと思える道でしたが、峠のてっぺん近くにすばらしい放牧場を発見(下の写真右、県道171号線から6.8km)。いつかの歓迎会で地域の人に教えていただいたとおり、天体写真用には理想的な視界の広さでした。「これならさそり座の頭だけしか見えない悔しさから解放される!」と感じました。そのうち、勇気を出して夜に来てみようと思います。熊よけ用に、鈴と携帯ラジオを持って...(恐)


13日(金) 中総体の壮行会 〜 携帯「電話帳」

 放課後、壮行会がありました。全校生徒10名なので、当然4人の1年生を含む全員が、卓球部のレギュラー選手として出場します。生徒会執行部3名(当然ユニフォーム姿)の進行で、一人一人が決意の言葉を述べ、男女がお互いにエール交換をし、最後に教員団からのエール(応援リーダーは女性の講師A先生)を送りました。

 明日の試合は(卓球会場しかないので)教職員全員が応援に行き、(競技が卓球しかなく、出場校がそれほど多くないので)明日一日で本校の中総体が終了します。指導者が優秀なので、県大会出場の可能性もあるかも...。

 先週、うっかり携帯電話を北上市の自宅に置き忘れたまま、釜津田に戻って来てしまいました。しかし、どうせ釜津田は圏外、5月からはパケホーダイも解約してしまっているので、こちらにいるときには実際に使うのは電話帳だけです。よって、携帯電話ならぬ携帯電話帳になっています。


12日(木) 絵のような風景

 ちょっとした用事でグランドに出たところ、まるで油絵で描いたような雲に出会いました。すかさずデジカメを取りに戻りました。釜津田に来て一番の絶景でした。同僚は「PLフィルターを使ったのですか?」とおっしゃったほど。クリックすると大きな画像が開きます。


10日(火) (お月様が)熱い!

 先月、2人の先生方とミニ「土星を見る会」をしながら、住宅脇で飲み会をしましたが、今日はきちんとアナウンスをしての「土星を見る会」を行いました。チラシは釜津田小・中学校児童生徒全員分(といっても合計23枚)と、先生方の分を作成・配布しました。

 おととい、昨日と夜は曇りがちでしたが、今日は朝から快晴! 夜まで雲一つない天気で、風もなく、最高の星見日和でした。夕方、ぞくぞくと参加希望者が集まり、延べ人数は30名を越えたでしょうか。開始時刻の午後7時ではまだ空が明るかったので、まずは美しい半月に望遠鏡を向けました。ある小学生が月を見たときに発した「あ、熱い!」という言葉が、とても新鮮でした。そう思えたんですね。

 空が暗くなるのを待って、やっとお待ちかねの土星を発見し、さっそく望遠鏡を向けました。写真では土星を見たことがあっても、肉眼では初めて見たという人がほとんどで、どの人も「本当に輪っかがある!」と感動の声を上げていました。土星には、見るものすべてに感動を与える不思議な力があると思います。

 夜8時半が過ぎ、小学生たちが帰宅したので、本校の先生方を始めとする残った人たちにヘルクレス座のM13(球状星団)をお見せしました。10万個を越える星の大集団、じっと見ているうちにじわじわと見えてくる様子を味わっていただきました。


8日(日) 早朝作業 〜 最近のガソリン価格

 朝6時から、自宅のある地区自治会の花壇掘り起こし作業がありました。久しぶりに朝仕事をしました。

 私が免許を取ってすぐの頃、何次目かの石油ショックが起こり、ガソリンがたしか1リットルあたり175円だった記憶があります。「まさか、あんなことはもうないだろう」と思っていたら、先週170円ぐらいになってしまいました。「だれかが莫大な利益を上げているに違いない」と思うのは考え過ぎかなぁ...。


7日(土) 練習試合 〜 バレーボールがオリンピックにアベック出場

 今日は、本校唯一のクラブである卓球部の練習試合を応援しに行ってきました。選手は男子5人、女子4人、うち2人ずつは1年生ですが、当然のことながら全員レギュラー選手です。「まだ入部したばかりで...」などとは言っていられない台所事情があります。

 練習試合は滝沢中での開催だったため、釜津田からの移動途中、早坂高原コースを走ってみました。すると、1ヶ月前に雪の回廊のようになっていた地点に、まだ雪がありました。

 もう少し走ってみると、放牧された牛が寝転がったり草を食べたりしているのを見かけました。クリックすると、牛さんの表情が分かるサイズの写真が開きます。(「牛に表情ってあったっけ?」とか突っ込まない)

 さらにもう少し走ると、今は全長3kmを越える早坂トンネルが開通したために、余儀なく閉店となってしまったレストハウスが見えてきました。ずっと前に来たときには、ここにあふれるほどの車があり、多くの観光客がいましたが...少し寂しい感じがしました。

 夜は男子バレーボールの試合を見ていました。オリンピック出場が決まるかどうかの一戦でしたが、ついにアルゼンチンを下して出場を決めました。先日出場を決めた女子と共に、アベック出場です。勝ちが決まった瞬間、植田監督がコートに大の字になってうつぶせになっていたのを見て、そのうれしさの大きさを感じました。倒れたかと思ったよ、まったく。


5日(木) 事務連絡のついでに

 岩泉消防署に避難訓練の実施報告書を届けるついでに、消防署に隣接している岩泉駅に立ち寄ってみました(2〜3分だけね)。岩泉線の終点にあたるこの駅、1日に来る列車は3本しかないため、行ったときは駅の中にもプラットフォームにも人影はありませんでした。町の中心部にある駅にしては寂しい感じがしました。

 教育委員会を始めとする町にある施設に届け物をする際、締め切りまでに余裕があれば郵送できますが、急ぎの場合には町から通勤しているK先生にお願いするか、片道40分かけて山道を運転するしかありません。学校配当旅費は数年前の半分以下になっているうえ、釜津田から町までの旅費が2,350円にもなってしまう(移動距離がある基準を超えるため、現地経費がついてしまう)ため、旅費を計上してしまうと出張とかを削らなければならなくなるのです。このような事務連絡の際には、よっぽど計画的に仕事を進めないと、結局は自腹で移動する羽目になります。


4日(水) 研究授業

 「学力向上のための学校訪問指導」があり、1年生の数学の授業を参観しました。4月から初めて数学を教えている講師の先生ですが、生徒にわかってもらおうと一生懸命努力していました。文字を使った式の導入でしたが、実際に数え棒を使わせて具体的な操作活動を仕組むなど、生徒数が少ない学校の利点を生かした授業でした。


1日(日) 雲の正体

 今日、釜津田への帰り道、いつも通り国道106号線を東へ向かい、川内から峠を越えました。峠を越える前には前方の山に雲がかかっているのが見えましたが(写真左)、峠を越える際にはその雲の中に突入しました。一面厚いガスがかかり、20m先も見えないような所もありました(写真右)。「冬の凍結路面でこれだったら、かなり恐いだろうな」と思いながら運転していました。


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