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2008年12月


31日(水) いよいよ平成20年も終わり

 自宅に戻ると、ぐうたらな生活になってしまいます。テレビを見たり(特に今年は「ごくせん」のような連続ドラマを連続で放送している)、ネットをしたり、ぎりぎり年賀状を完成したり...。慌ただしい1年間の終わりは、とてものんびりした3日間でした。

 おまけに、2年前と同様、とても暖かい年末になっています。雪がないのはドライバーにとってはうれしいけれど、温暖化がしっかり進んでいるのかなあ?

 今年から私の実家へのお泊まりツアーはやめ、実家の家族と合わせて6人で北上駅前「くさの」で豪華な夕食。その後、私のみが石鳥谷の実家に泊まりました。元旦の早朝から近くの神社で開かれる「ご祈祷」に参加するためです。


28日(日) 北上もやっぱり吹雪

 昨日は昼前に釜津田を出発し、吹雪の中、田山コース(130km)を通って自宅に戻りました。藪川では大型トラックが道路脇の溝に転落していて、パトカーが来ていました。十数分後、2台の大型クレーン車とすれ違いました。さらに数分後、盛岡市に近づいたのでラジオをつけたところ、「藪川地内の国道455号線で、車両引き上げ作業のため午後2時から通行止めになります。迂回路はありませんので...」とのこと。セーフ!

 今日は床屋やパソコンショップに行きましたが、北上もやっぱり地吹雪でした。道路が広くて高低差がなくまっすぐなのと、周りに車がいっぱいいるのと、街灯や電信柱・建物があるのとで、さすがに道路からはずれる心配はありませんが、釜津田でこれだったらかなり恐いだろうと思います。


26日(金) 冷える、冷える

 気圧の配置の関係で、東北地方はすごく冷え込んでいます。今日は一日中吹雪だったため、校舎からほとんど出ませんでした。今年は年末年始が土日を含め9日間もあることから、メールや電話がひっきりなしにあって気の抜けない一日であり、吹雪の中住宅に戻ったのは午後7時半過ぎでした。

 住宅の湿度が高いせいか、または浴槽の湯気が玄関まで流れるのか、玄関のドアはまるで冷凍庫の内側みたいな霜に覆われていました。外の気温はー8℃でしたが、風が強いために体感気温はー10℃以下に感じました。

 明日から1月5日にかけて住宅を留守にするため、洗濯を終え、すべての水道の水をおろしました。特に凍結しやすいといわれる瞬間湯沸かし器と、ガス風呂釜はきちんと操作できているか確認!


25日(木) 2学期終業式

 クリスマスの日の午後、本校は終業式を迎えました。たったの9ヶ月で1年生もだいぶ学校に慣れ、執行部の一員として活躍を始めた生徒もいます。

 昨日の英語の授業は2・3年生合同で2時間連続にしていただき、この音楽室で液晶プロジェクタを使用して映画鑑賞をしました。英語の授業なので、当然音声は英語です(ただし日本語の字幕つき)。"I'll be right here."を、きちんと聞き取れたかな?


23日(火) 雪景色に魅了される

 昨夜は飲み会で岩泉町内に泊まり、今日は祝日なので、釜津田への帰り道は美しい雪景色を求めて峠越えコース(田山コース)を選びました。

 下の写真は、峠の高いところから見下ろした種倉地区の家々です。釜津田地区は、このように大川沿いの谷に沿って家が分布しています。

 住宅に到着し、南の山に沈もうとしている太陽を記録しておきました。撮影時刻は午前11:23です。この時刻に太陽が沈むなんて、あんまりだ...。


22日(月) ついに根雪か?

 一昨日から釜津田では激しい雪が降り続き、昨日の朝は辺り一面が銀世界となりました。というより、早朝の除雪車が作業する音で目が覚めました。20cm以上は積もっていたので、7:10頃には出勤し、職員室と教室のストーブに火を入れてから校門入り口の雪かき開始! 生徒たちがスクールバスで来る頃には、汗びっしょり状態でした。山形中の時と同じく、生徒たちは荷物を置くやいなやわらわらと出てきて、一生懸命除雪作業に集中していました。えらい。

 この後、突然の年次休暇請求があったため、進度が危なかった1年生の英語授業を休み明けテスト範囲まで終えられる見通しが立ちました。


21日(日) 3度目の冒険(やりすぎ編...)

 北上から戻る際、盛岡を通過する頃は暗くなり、早坂トンネルを抜けると濃霧でした。小川経由(田山コース)だと30kmああるため、「ええい、近道!」と一瞬で判断し、「釜津田18km」の標識から右折する山越えコース(権現コース)に入りました。

 しかし、これが大失敗。進むにつれてますます霧が濃くなり、峠の頂上付近では5mぐらいの視界になってしまいました。昨日、北上に向かうときより雪があり、街灯はおろかガードレールもほとんどない山道、おまけに後ろには別の車がついてきたので、ひたすらカーナビを見ながら「次は右カーブ、その次は急な左カーブ...」とつぶやきながら必死に運転しました。岡山神社のところにたどり着いたとき、生きててよかったと思いました。


17日(水) インフルエンザ予防接種 〜 釜津田で宅配ピザ?

 午後から、交代でインフルエンザの予防接種を受けてきました。釜津田には小学校の近くに診療所がありますが、週に1回だけ開院します。予防接種をしているという養護教諭(こちらも週に1日だけ、本校に来る)の情報を得て、3,150円で無事接種してきました。たまにしか開院しないので、待合室があふれるほどの患者が押し寄せていて、まるでお祭りのようでした。

 月曜日の昼休み、「たまにピザを作ることがある」という生徒とピザの話題で盛り上がり、「食べてみたいなあ」と私が言ったのが現実の話になってしまいました。今日の夕方暗くなってから、その生徒のお母さんが手作りのピザを職員室に届けてくださいました。大きさも焼き加減も味も、宅配ピザをしのぐほどのできばえでした。食べてみて、うまい! 残っていた職員5人でおいしくいただきました。


16日(火) 今冬最低気温

 朝、住宅の内側も外もかなり冷えていました。玄関前の温度計を見ると下の通り、ー8℃。いつも寒い藪川や区界よりもずっとずっと低い気温だったようです。

 職員室における今日の日の出は10:30頃、日没は12時過ぎあたりでした(極地方じゃあるまいに...)。低温も相まって、たとえ天気はよくても校舎周辺の雪は全然溶けません。


14日(日) ジュウシマツのヒナ

 自宅で飼っているつがいのジュウシマツが卵を3個産み、それが孵化して3羽のジュウシマツになりました。卵からかえった直後はゆぶゆぶの物体でしたが、1ヶ月以上たった現在は羽も生えて鳥らしくなりました。今日は大きな鳥かごに5羽の引っ越しをしました。親鳥と同じぐらい大きな体になったのに、未だにピーピー言って餌をねだることもあります。

 買い物に出た際、昔の教え子(旦那さん)と同業者(奥さん)の夫婦に久しぶりに会いました。なんか、落ち着きが出たなあと感じました。


13日(土) またも冒険

 12月も中旬、櫃取コース(自宅まで最短の110km)や外山コース(同115km)は冬季閉鎖になってしまいましたが、「権現コース(同120km)は意外に通れた」という噂を聞きつけ、近くのお店の方の太鼓判も得て、思い切って通ってみました。峠のてっぺんこそ5cmぐらい積もっていましたが、北側は余裕でした。全線砂利道ですが、木に葉っぱがないため見晴らしがよく、いいドライブコースでした。

 国道455号線に入り、3.1kmもある早坂トンネルを通過しました。昨年完成したトンネルですが、とても走りやすく、冬であることを感じさせない走行感覚でした。


11日(木) そういえば...

 先ほど(22時ごろ)みた外の気温は、+7℃。今日は一日雨降りでしたが、それにつれて気温も高く、冬とは思えない日々です。まちがいなく、1ヶ月前の方が寒かった。

 一時期180円台まで上昇したガソリン価格、みるみる値崩れしてきていて、最近はレギュラー1リットルあたり105円の看板も見かけます。

 円高ドル安で1ドル90円ぐらいまできているため、日本中の企業はアップアップ状態。ソニーやトヨタまでが業務縮小やリストラを行っています。9月24日に発足したばかりの麻生内閣も、漢字の読み間違いや国民の空気の読み間違い等で支持率が急落し、この危機を乗り越えられる日本を作れるかどうか少し怪しくなってきたように感じます。

 教育現場に勤める者としては、厳しいご時世を生き残れるような強い人間を育てる必要性を感じますが、子供をあらゆる危険から守りすぎ、子供の免疫力を弱めてしまう大人も少なくないようです。って、人のこと言えないか...。


10日(水) 今日はすごーく忙しかった...

 いつも通り7:30頃出勤し、校舎内の電灯やストーブのスイッチをON。職員室のカーテンを開け、プリンタやパソコン、コピー機、防犯カメラなどのスイッチを順次入れます。

 1〜3時間目の英語の授業の後、4時間目は事務の共同実施(近所の学校のAさんに、一番面倒くさい旅費計算をまたもしていただきました!)、給食は1・2年生と一緒に食べ、5校時は研究授業〜放課後は授業研究会。夜は早めの18:10頃に帰宅し、夕食を食べてから19時開始のPTA役員会に出席しました。

 役員会前、小学校の給食室にあった掲示を見て、1つ疑問が解けました。本校生徒が給食を盛りつける際、配置を迷うことなく手際よく並べられたり、「主菜」「副菜」等の用語を知っていたりするのはなぜかと思っていましたが、このように小学校で何年もかけて指導されてきていたわけです。下の掲示のほか、箸の持ち方や「迷い箸」等のマナー、盛りつけ方や片づけ方等、いくつかの掲示がありました。

 20時過ぎに住宅に到着。今日一日の忙しさを振り返ってみると、「昨年度はこんな忙しさが1年中続いていたな...」としみじみ感じました。いろいろな問題がないわけではありませんが、何より純真でかわいい生徒たちと一緒に過ごせる幸せを、今さらながらに味わっている今日この頃です。


6日(土) もう少しで命がかかったかもしれない峠越え

 自宅に戻る際、いつもであればゆっくり目に出発するのですが、今日は外山コースの峠越えを決意していたので早めに移動開始しました。峠の頂上が近づくにつれ、雪の降り方も激しくなり、雪の深さも増してきました。上り坂はかなり急なので、数時間前に通った車のわだちなしでは進めないぐらいスピードが落ちたこともありました。「止まるなぁ〜!」と心で叫びながら、何とか頂上へ到達。しかし、頂上から10分も下ると、道路には雪がなくなっていました。

 私と同じく北上に自宅がある小学校の先生が先週、櫃取コースを通ったそうです。「恐かった〜!」と言っていた意味がわかりました。こんな峠でスタックしたり、道路から落下したりしたら、命がないなと思いました。国道106号線までの25km、偶然1台の車とすれ違ったっきりだったし...。


5日(金) オリオン座

 ここ数日間はかなり気温が高く、過ごしやすい冬になっています。今日はかなり強い雨が降ったりしていましたが、夜遅く、ふと空を見上げるときれいな星空。そびえ立つ山の上にオリオン座が見えていたので、あわてて赤道儀を準備。撮影を始めた頃、西の空から黒い雲が流れてきましたが、何とか2コマだけ撮影できました。

 通常、オリオン座が見える頃というのは厳寒期なのですが、このときの気温はー1℃と暖かかったので、デジカメで撮影した初めてのオリオン座となりました。

2008年12月5日23:50 f=67mmF5.6 露出2分30秒 ISO=800
EOS KissX2 + SIGMA18-200mmF3.5-6.3DC OS EM10USDにて自動ガイド


4日(木) 生臭〜!

 先日小本中学校で作業をした新巻鮭作り、今日は洗い干し作業をしました。塩漬けになっていた鮭をぬめりがなくなるまで水で洗い、腹のところに割り箸を挟み、エラから口にひもを通して吊す作業です。お湯を使うことはできないため、(ゴム手袋は着けていましたが)生徒は冷たい水と闘いました。心臓を取り忘れた鮭が2匹いたのはご愛敬。

 作業を行った家庭科室と、鮭を干したピロティには、異様な生臭さが立ちこめています。余談ですが、英語ではこの「生臭い」ことを It smells fishy. といいます。


2日(火) 北上市のゴミ対策

 今月から、北上市では燃えるゴミ処理料の増大防止のため、ゴミ袋の値上げをしました。写真の10リットルの小袋でも1枚15円。今まで使用してきた大きなサイズだと60円もするとのこと。家内は、週2回の燃えるゴミをこの小さな袋に詰め込んでやると息巻いています。おかげで、ダイレクトメールなどを安易にゴミ箱に捨てようものなら、紙のリサイクルに回すよう注意されます。


1日(月) 月と2大惑星の接近

 明日からの出張に備え、今日は午後5時半には学校を出て、北上の自宅に向かいました。「櫃取はもう通らない方がいい」というアドバイスに従い、田山コース(小川地区の国道455号線経由で盛岡に出るコース、自宅までは櫃取コースより20km長い130km)を通りました。

 偶然、車の窓からふと空を見ると、今日でした、三日月と金星・木星の接近日。ちょうど移動の日に、ちょうど見える時刻に発見できて、すごくラッキーでした。学校から教員住宅への移動では、決して気づかない光景でした。

 峠の途中に車を止め、数コマ撮影してみました。2枚目の写真はクリックすると大きくなり、太陽の光が地球に反射して月を照らす「地球照」が見えます。撮影データはこちらからどうぞ。


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