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2008年11月


30日(日) 2学期末テスト作成 〜 日照時間は極地方並み?

 予想していたとおり、先週は月末の事務仕事や報告書類等が重なり、やっぱり期末テスト作成は遅れに遅れました。やむを得ず先週末は北上に戻るのを断念し、昨日〜今日は事務仕事とテスト作りを行いました。おかげで時間はたっぷりあったので、テストは吟味して作ることができました。

 昨日も結構いい天気でしたが、教員住宅の自分の部屋(2階)で日光を観察していて、驚きの事実を発見しました。下の写真、左は午前9:21に撮影した太陽で、山から昇ったばかりでした。右は午後1:04に撮影したもので、すでに太陽は山の陰に沈んでしまっていました。「太陽が見られる時間は約3時間半」って、北極や南極じゃないんだから...。

 寒い一日だったせいもあって、今日は一日中ファンヒーターをつけていました。1日で4.5リットルタンクが空になりました。

 明日から師走。さぁ〜て、学期末に向けて走んなくちゃ。


27日(木) 新巻鮭作り

 朝から海岸沿いにある小本中に出かけ、交流学習をしてきました。まずは生徒会の交流会ということで、お互いに学校の紹介をし、レクをしてアイスブレーキング。52人の生徒を見て、「生徒数が多いな〜」と感じました。

 次に学年ごとに分かれ、1年生は新巻鮭作りの準備、2年生はつみれ汁の調理、3年生は新巻鮭作業場の見学をしました。

 昼食は2年生が作ったつみれ汁。手間暇かけて作った中には、ハート形のつみれもあったとか...中学生だ。

 午後はいよいよ鮭の解体〜新巻鮭作り。今年は鮭が不漁だと報じられている中、漁師さんたちががんばって集めてくださったようです。

 私も2匹分、作成しました。とても天気がよく、暖かかったので作業をしやすかったのですが、作業終了後の校舎周辺にカラスの大群が集まってきたのには閉口しました。

 とても明るく元気がよく、それでも控えめで思いやりがある小本中学校の生徒たちに、本校の生徒たちは元気と優しさをもらったようです。


26日(水) 生徒総会 〜 2学期末テスト制作中

 6校時、音楽室で生徒総会が開かれました。とっても小さな学校ですが、きちんとした議案書を元に、前期反省と後期計画が真摯に話し合われました。

 来月はいよいよ師走。1日から2学期末テストです。いつも通り3学年分の英語のテストを作成しますが、なんとなく最近はテストを作るのが苦痛になってきました。特に今はテスト作成期間が月末にかかり、通常の事務仕事とかぶってくるので、忙しさが倍増しそうな雰囲気です(滝汗)


25日(火) きれいな冬山

 朝7:30、各教室の照明やファンヒーターをつけて回りながら、校舎南東の山に生えている木が美しい雪の衣装をまとっているのに気づきました。雪の世界のモノトーン、なんとなく心が引き締まります。


22日(土) 雪道の運転

 特に昨夜は積雪があったため、夜の峠越えはあきらめ、午前中は部屋の掃除をしてから北上へ向けて出発しました。4週間前には落ち葉だらけだった林が、今日は雪だらけになっていました。これはこれで、きれいではありますが...運転は怖い。

 川井村との境界付近の峠では15cmほどの積雪があり、すっかり真冬の光景になっていました。釜津田で昼頃3℃と結構気温は高かったのに加え、県道は除雪車が作業を終えたばかりだったためツルツル状態で、新品のスタッドレスタイヤでも下り坂の急カーブではずいぶん神経を使いました。国道に出るまでの40kmほどは携帯も通じないので、道路から転落したら一巻の終わりです(恐!)

 盛岡あたりまでは幾分雪が見られましたが、花巻〜北上では道路にも周辺の景色にも雪のかけらさえ見られず、スタッドレスタイヤがもったいないと思えるほどでした。たった110kmの移動で、こんなにも違うとは...。


21日(金) モコモコの雪 〜 うれしい電話

 今日は朝から綿のようなモコモコした雪が降り、一時は5〜6cm積もりました(その後、日光が当たってかなり溶けましたが...)。初雪から2日目にしては激しすぎる降り方でした。

 昨日の夕方、ネットで注文していたクリスマスツリーが届いたので、昼休み、1・2年生の生徒たちとさっそく組み立て作業をしました。まあ、生徒たちの手際のいいこと。短い昼休みのうちにかなり組みあがりました。もう少しのところで、時間切れ...後は来週。

 午後、過去にさんざんお世話になったOさんから、電話がありました。すごく懐かしい声! 「声がとっても元気そうだね」と言われ、すごくうれしく思った反面、なんだか申し訳ない気持ちになりました。結局のところ、彼女の用件に対しては何のお役にも立てずじまいでした。すみません!


19日(水) ついに初雪

 天気予報で「水曜日に初雪が...」と言っていたとおり、ついに今朝、初雪が降っていました。気温そのものは先週(−5℃が4日間続いたとか)よりは高いのですが、「ついに冬将軍がきた!」という感想です。下の写真は朝、車にうっすら積もっていたものですが、午後からはかなり激しく降り、「1cmはないけど」というぐらいの積雪がありました。

 自分の日記によると、私の周囲で初雪が降ったのが、去年(H19)は11月16日、一昨年(H18)は同12日、H17が同9日、H16が10月26日(ただしみぞれ)、H15が11月22日だったようです。まあ、今年は平均的というところでしょうか。

 釜津田では、冬期間はお風呂のガス釜から水を完全に抜かないとガス釜の内部の管が凍結し、修理費3万円かかる(当然、修理中は風呂に入れない!)とのこと。早速今晩は風呂の水を抜き、ガス釜の水を抜いてから水をおろしました。南の山の上にオリオン座が上ってきた現在(23:20)の気温はー2℃。明日朝は...(恐)


18日(火) 冬はもうすぐ

 最近、職員室では冬装備の話が飛び交うようになってきました。車に関しては全員がすでにスタッドレスタイヤに交換しているし、冬用ワイパーだの、エンジンスターターだの、長靴だの、スコップだのと余裕(準備済み)の人と焦り(まだ準備してない)の人とが悲喜こもごもの会話をしています。生徒はというと...さすが、十何年間も釜津田で生活している余裕が感じられます。

 朝、冬っぽい感じの雲の中に、ぽっかりと月が浮かんでいました。


16日(日) スタッドレスタイヤに交換

 今日の午後、ついに我が車も冬装備になりました。冬はかなり厳しい釜津田へ週1回の往復を考え、最新版のブリザックREVO2を購入していました。9月のキャンペーン期間中に購入したので、組み替え工賃がただになり、195/65/14インチ4本で78,000円ほどでした。

 昨日は学校に入った工事(一日かかった)に付き合ったため、釜津田発が午後6時。今日は北上発が午後3じだったので、自宅に21時間しかいられませんでした。その代わり、昨日は大きな仕事(ある大量の書類のまとめ)に集中してやり遂げることができました。うれしーんだか、かなしーんだか...。


14日(金) 来年度の準備、始まる

 今週は、来年度の備品等をまとめて申請する大作業がありました。作業は非常に煩雑で時間がかかるのですが、校舎の修理が必要な部分の洗い出しから、郵券(=切手)の必要枚数に至るまで、どのようにして学校にお金が配分されるかという仕組みが分かって楽しい部分もあります。今日、ついに書類を教育委員会に提出しました。

 予算編成のキーワードは、「最小限の予算で、本当に欲しいものに絞る」こととし、昨年度使い切れなかった項目の予算を、消耗品費と燃料費(本校は日当たりが悪いので、本当に灯油代がかかる)に大幅に移動させました。学校の経費は、常にアクティブ(どんどん見直しをかける)であるべきですね。


13日(木) 岩泉町英語暗唱大会

 文化祭終了直後から取り組んできた英語暗唱の大会がありました。各学年6〜7組、合計20組が出場しました。本校生徒は1年生ペアが1位を受賞しました。情報不足・時間不足で、きちんとした指導ができないまま出場させてしまったという反省が残りました。生徒はほとんどがスクールバスで登下校し(放課後、残せない)、一人の生徒がいろいろな役割を担っているので、放課後や昼休みの指導もかなり制限されてしまうのです。来年はもっと早く取りかからなくては...。

 個人的には、入学当初から発音を丁寧に指導してきた1年生が入賞したので、少しほっとしていました。


10日(月) 校舎破壊?

 今朝の最低気温はー5℃。いつも通り7:30ごろ出勤したところ、縦1mもあるガラス窓が割れていました。かなり大きな穴が開いていたため、何年も前に経験したことのある校舎破壊?と一瞬思いましたが、「まさかこの学校で!」と思い直し、まずは校舎内へ。すると、割れた窓のある部屋の内側には、鳥の羽根やフンが散乱していました。そのうち集まってきた先生方や生徒と探し回っていたところ、2階の技術室で発見しました、大きな雄のキジ

 網で捕獲し、一部「キジ鍋」という意見も出ましたが、鷹か鷲にでも追いかけられ、逃げ場を失ってガラスを突き破ったのではないかと思われ、やっぱり逃がしてあげました。外に運び出し、閉じこめておいた段ボールのふたを開けるやいなや、山の方に一目散に飛んでいきました。。


8日(土) 今週はいろいろありました

 アメリカでは、ついに初の黒人大統領であるオバマ大統領が誕生しました。北海道では初雪が降り、北見市や札幌市では激しい降雪の様子が報じられていました。先週末から本校でもいろいろと慌ただしい出来事があり、その対応に結構神経を使いましたが、結局は釜津田の人たちの優しい心遣いにしみじみ感謝した1週間でした。


6日(木) 望遠鏡は初めてだったかな?

 今日は町の文化発表会(中学生は合唱)があったので、先生方も生徒も昼前に町に行ってしまい、私と用務員さんだけでお留守番をしました。スクールバスがもどってきた時、グランドに準備した望遠鏡で、生徒たちや先生方にきれいな半月と木星を見せました。望遠鏡で月のクレーターや木星の縞模様、ガリレオ衛星などを見たことはなかったようで、かなり感動していたようです。

 生徒、先生方が帰ったあと、そのままカメラを取り付けて撮影してみました。月の高度はあまり高くなかったのですが、意外にくっきり写ったように思います。


5日(水) 出張帰りの楽しみ

 午後から、宮古への出張がありました。帰り際にふと空を見上げると半月、右下に木星、そしてずっと右下に金星が見えていました。気持ちのいい景色でした。

 岩泉に戻る途中、海沿いの国道45号線を通過する途中、夜の海を見たくなりました。考えてみれば、内陸で生まれ育った自分にとって、夜の海をじっくり眺めたことはありませんでした。まずは、岩泉町茂師の国道沿いにある駐車エリアにて30秒露出してみました。

 少し走って、今度は小本漁港の近くの海岸にて撮影。岸壁で撮影しましたが、すぐそばで波が打ち寄せる大きな音が響き渡り、「これで津波が来たら...」などという想像をしたりして、かなり恐い思いをしました。熊が出そうな夜の山も恐いですが、夜の海も意外に恐いものなんですね...。


1日(土) 秋のドライブ

 昨夜は遅くまで事務仕事をがんばったため、朝はゆっくり目に起床しました。昨夜やりきれなかった洗濯を終え、海岸コース経由で自宅に戻るべく、昼前に住宅を出発。

 まずは、まだ行ったことのない場所として有芸地区通過を決意。岩泉の町を抜け、山道に入りました。ほどなく、有芸小中学校に到着。校舎脇の銀杏の木から落ちた葉っぱに見とれました。

 さらに車を走らせ、とんでもない山道に突入。一応全線舗装はされていましたが、知り合いの有芸小中学校M先生が言っていたとおり、車がすれ違えないような狭さ、時速20kmでも崖にはみ出してしまいそうなカーブ、急な上り下りの坂などが何百回続いたでしょうか...。途中、宮古市田代の峠の頂上から、下の写真のように海が見えてプチ感動。ここから、また30分以上険しい山道を運転してやっと宮古市内へ。よくこんな道路を造ったものだと、心から感動しました。

 海沿いを走る国道45号線を走って山田町へ。A先生おすすめのうどん屋さん「釜揚げ屋」にて、ちゃんぽんランチ(イカとわかめが入ったうどん+エビの天むすび)を注文。こんなにおいしいうどん、初めて食べました。

 さらに南下して大槌町へ。途中、車を止めて、内陸生活をするものは滅多に見ることのない「秋の海」の写真を収めました。

 カーナビの検索条件を「最短距離」にしていたため、大槌町や釜石市では(快適な新しい道路ではなく)旧道を走る羽目になったりしましたが、釜石市〜遠野市を結ぶ道路(たぶん、もうじき高速道路として供用されると思われます)はとても快適で、昔は難儀して通過していた仙人峠を3つの長いトンネルであっさりパスできたのは感動ものでした。


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