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2008年10月


31日(金) 10月最終日

 今日は珍しくALTが来ない日だったため、英語暗唱大会対応の変則的な授業にしたり、月末事務を行ったりしました。いつもの教育業務連絡指導手当、臨時用務員の勤務実績報告〜労働実績調書、スクールバス運転手の労働実績、転出入生徒の報告、出勤簿(写)の送付、就学援助費申請、生徒と職員の給食費の回収〜入金、経理簿記入+検収調書作成、11月分の出勤簿作成に加え、今月は総合的な学習の講師3名の雇用伺い〜労働実績調書作成、年末調整申告書類の回収〜送付、財形貯蓄関連書類の作成、そして先生方に書いてもらう出張・職務専念義務免除関係の書類2つが加わりました(激疲)。旅費はやっぱりプロのAさんにお願いしました。


30日(木) 町PTA講演会 〜 20分露出

 夜、町で町P連主催の講演会があり、久しぶりに野口晃男先生のお話を聞きました。聞きながら、自分自身も身が引き締まる思いがしました。

 昨夜は曇っていたのですが、こんなときには大体素晴らしい星空になることも多いのです(泣)。講演会が終わり、釜津田に着いたのは9時を回っていました。「27日にできなかった長時間の固定撮影ならできる!」と思い、風呂が沸き上がる時間とにらめっこしながら12分と20分露出の2コマ撮影。ガイド撮影ではないので、カメラにつきっきりになる必要はないのです。

写真データ:EOS KissX2 + EF-S10-22mmF3.5-4.5USM、f=16mm相当、F4、20分露出、ISO=400、固定撮影、釜津田中学校グランドにて、PhotoshopCSにてトーンカーブ調整、右下はグランドの夜間照明。


27日(月) ハチの巣 〜 f=16mmの世界

 午前中、校長先生が、近くの木の幹にできた大きなスズメバチの巣を発見しました。高い木のかなり高いところにあったので、肉眼では詳しく見えませんでしたが、TZ5の10倍ズームを目一杯のばして撮影した画像をトリミングしてみると、下の写真のようなおどろおどろしい姿でした。恐っ!

 昨夜、釜津田への運転疲れの体にむち打って、遅れていた総合の講師謝金申請書やら自家用車公用利用簿の整理をがんばったため、今日は少し仕事が(気分的に)楽でした。

 夜、風呂上がりにふと空を見上げると、あらら、いい天気。先日ポチッとしてしまった超広角レンズの試し撮りをしてみました。北西方面から黒い雲が流れてくるため、露出時間は長く取れませんでしたが、このレンズ、確かに噂どおりの素晴らしい画像を結びます。(下の写真をクリックすると大きな画像が見られます)

写真データ:EOS KissX2 + EF-S10-22mmF3.5-4.5USM、f=16mm相当、F4、3分30秒露出、ISO=400、固定撮影、釜津田中学校グランドにて


26日(日) 北上北中学校50周年記念行事

 講師と教諭として合計8年間お世話になった北上北中が創立50周年を迎えるとのことで、記念行事に参加してきました。全校生徒による「大地讃頌」と「ふるさと」の合唱は、「やっぱり北北の合唱だ」と思わせる素晴らしいものでした。

 式典が終わり、IBCの菊池アナウンサーによる記念講演。岩手の方言について、遠野出身というご自分の経験をふまえたとても楽しいお話でした。

 方言丸出しのアナウンサーとして、マラソンの中継で「○○選手、△△選手にかっつぎました」(かっつぐ=追いつく)と言ってしまって叱られた話から始まり、伊奈かっぺいのレコードによって「方言をうまく使えるアナウンサーになろう」と決意した話。何かに驚いたとき発する間投詞で、岩手の多くでは「じゃ!」(IBCテレビでは「じゃじゃじゃTV」という番組もある)というのが、気仙(大船渡、陸前高田、三陸町)では「ば!」というとか、西和賀地方では物をもらって感謝する言葉が「しかだね(=仕方ない)」というとか、東北地方の方言の多く(「ねまる=座る」など)が京都の古語が変化したものであるとか...。

 プロのアナウンサーというだけあって、ご自身の経験や調査研究した話題を上手に生かし、適宜笑いも取り入れたすばらしい講演となりました。


25日(土) 慌ただしい3日間

 月・火曜日は文化祭の代休だったので、今週は3日間の勤務でした。そのために溜まっていた文書の処理やら、ALT用の指導案作成やら、いろいろなお客さんへの対応やらで、ものすごく慌ただしい日々でした。昨夜は結構強い雨が降っていたので北上への運転はあきらめ、今朝早くに出発しました。

 釜津田の紅葉はほぼ終わりに近くなり、櫃取周辺を通過中に下の写真のような針葉樹の落ち葉が敷き詰められた道路を走りました。クリックすると、大きな写真になります。

 午前中、長男の中学校の文化祭を見に行きました。大人数の合唱、合唱コンクールで最優秀賞を目指して一生懸命歌う生徒の姿等、懐かしい光景でした。


22日(水) 霜が降りた!

 朝、起床したときに寒いと思って外の車を見ると、屋根の上に霜がびっしりへばりついていました。温度計は摂氏1℃。氷点下になる日も、そう遠くはない釜津田です。


19日(日) 文化祭

 今月から着々と準備してきた釜中祭の本番を迎えました。開会式の次に行われたのは学年毎の研究発表。1・2年生は岩泉町の希少生物、3年生は炭酸飲料作りの様子を発表しました。

 次に、体育館に移動して釜中太鼓の演奏。

 昼食は、「釜中食堂」と称して、保護者の皆さんが朝から準備した「豚汁スペシャルセット」(300円)に舌鼓。

 午後の部は、演劇〜全校合唱(2曲)と続き、午後2時を待たずに閉会式〜執行部の受け渡し行事と続きました。

 生徒たちは、教科作品作り、生徒会展示、学年研究、太鼓練習、劇の練習、合唱練習、昼食時のBGM曲選び、そして会場作り・展示作業から後片付けに至るまで、たったの10名とは思えないほどのエネルギーでがんばったと思います。


16日(木) 本日、日の出時刻は...

 今日の2年生の授業中、生徒に作業をさせている間に、太陽が山から昇ってくるのを観察していました。高い山の木々の間から太陽が顔を出した時刻は、なんと9時15分! どおりで本校は校舎内がひんやりしているはずです。一体、冬はどれだけ寒くなるのかと、今から心配です(滝汗)


15日(水) 満月

 岩泉町内への出張の帰り、小川小付近からスーパー林道を抜ける道路を通りました。今晩は満月、ちょうど峠の頂上付近で昇ってくるのが見えたので、さっそく撮影してみました。雲がいい感じで写りました。

 夕食後、望遠鏡を出して本格的に撮影してみました。20cmF4のニュートン鏡にEOS Kiss X2のボディを取り付けて、直焦点撮影。残念ながら、本当の満月は午前5時だったようで、まん丸な月ではなく、端っこにクレーターが見えていました。

 ついでに、2つのレンズの解像度チェック。左がCanonのEF70-300mmによる最大望遠時(35mm換算で480mm相当)、右がSIGMAの18-200mmDC OSによる最大望遠時(同320mm相当)の画像です。

どちらも絞りF8、1/500秒露出、月が同じ大きさになるようトリミング


11日(土) 紅葉 〜 落ち葉

 約2週間ぶりに自宅へ向かうとき、いつもの櫃取コース(川井村松草に抜ける県道171号線)を走りました。周囲は紅葉真っ盛り、またはすでに葉っぱが落ちて丸坊主になった樹木もありました。場所によっては道路に落ち葉が降り積もり、また場所によってはその落ち葉が風に吹かれて、道路で集団追いかけっこをしているようにも見えました。釜津田の自然は、冬の準備を着々と進めています。


9日(木) 畑シメジ

 身近な場所で発見されました、畑シメジ。「まさかこんなところに?」という場所にひっそりと生えていました。最近のじめじめした天気と暖かさのおかげだということです。

 来週日曜日は本校でも文化祭があるということで、学校全体が慌ただしくなってきました。わずか10名の生徒で作り上げる文化祭、どんな場面においても一人一人が重要な役割となります。先生たちも一人何役もこなします。それでも、会議等への出張や調査・報告文書の数は、多くの先生がいる学校と変わらないのが結構つらい。


7日(火) 文化祭の案内状 〜 昔の生徒!?

 来賓への案内状配布が少し遅れてしまっていましたが、今日、配布しました(保護者や地域住民へは、別ルートで先月末に配布済)。どうしても郵送しなくてはならない旧職員を除き、来賓の自宅と氏名と顔を一致させるために車で走り回りました。走ったことのない道を走ってみたり、おやつを食べながら縁側で雑談をしているおばあちゃんたちと会ってみたり、楽しい発見がありました。

 北上市内に勤務していた頃はサッカー部の顧問をしていましたが、ある中学校にいるとき、「小学校から上手なゴールキーパーが来る」という噂と共に一人の男の子が入部してきました。元気で前向き、1年生の頃は声変わりもしていなくて、女の子みたいな声で私の英語の授業を受けていた鈴木君、知らないうちに有名になっていました。


5日(日) 釜津田秋まつり

 昨日は午後1時からまつりの準備とのことで、今週末は北上の自宅には帰りませんでした。午前中降った雨もやみ、午後からしっかり会場準備やら校舎周辺の草刈り(駐車場の分とおまけ)が行われ、当日を迎えました。

 本番はとてもいい天気で、300〜500人ぐらいの人がいました。殺風景なグランドにはステージ(私がいつも天体写真を撮っているあたり)や出店が所狭しと並びました。

 オープニングは本校生徒による釜津田太鼓(下の動画)。5月の運動会以来、ほとんど練習なしでいきなりの本番でしたが、よく覚えているものだと感動しきり。

(Quicktime movie 11.6MB)

 丸太切り競争、町内の踊り手(小中学生)による踊りとアトラクションは続き...

 新しく考案された「木っころばしボール(チェンソーで整形したピンを倒すボーリング)」と、同時開催されたチェンソーカービングと続きました。

 特に、釜津田で有名なチェンソーカービングは、チェンソーを使って行う彫刻のこと。これまで、写真でしか見たことがありませんでしたが、初めて本物を見ました。下の動画は、熊を彫り上げているTAAさんの勇姿です。

(Quicktime movie 14.0MB)

 この後も民謡ショー、演歌ショーなど多彩なアトラクションが続きましたが、その傍らでは地区毎にごちそうを作って販売する出店も大繁盛でした。私も釜津田の短角牛の焼き肉を腹一杯食べました(4人で約1kg、2,600円分!)。


3日(金) 天体写真

 9月29日(月)から、夜はずっと晴れっぱなしの1週間でした。毎晩、翌日の仕事を気にしながらも、中間テストが終わった30日から4日間で16コマも激写しました(ピントチェックや構図合わせのための実験的なショットは除く)。そのうち、天体写真のページにアップする予定。

 下は、今晩の撮影機材。夜半前の時間帯、18-200mmや70-300mmで写せる主な被写体は大体写したので、釜津田で初めて800mmF4(というとすごいな)で直焦点撮影に臨みました。カメラがAPS-CサイズのCMOSなので、主鏡の焦点距離は1,280mmとなり、星を点に写すためのガイド撮影は本当に疲れますが、さすがタカハシのEM10! 2分ぐらいはノータッチでいけました。

 驚いたのはカメラ本体です。最近入手したEOS Kiss X2、3インチを誇る液晶モニタに惹かれて入手したものですが、写した星像を大きく見られるのでチェックが非常に楽になりました。加えて、ライブビューによってピント合わせがより正確にできるようになったし、圧巻はシャッターを開いている間はずっと経過時間が表示されること。入手するまでそんな機能があることを知りませんでしたが、これ、数分間シャッターを開きっぱなしにし、その間じゅうガイド星とにらめっこする天体写真には、とてもありがたい機能なのです。


1日(水) 朝のプレゼント 〜 夜の出来事

 起床して外に出てみると、とてもきれいなうろこ雲が見えていました。山が高くて太陽が見えない分、よりきれいに見えているように思います。ちなみに今日は岩手県の学習定着度調査があり、私もテスト監督をしました。2階にある教室で、今日の日の出時刻は9時少し前でした。南東にある高い山に太陽がブロックされています。

 夜は星空になりそうだったので、にぎやか道路を走って住宅から11kmほど車を走らせ、山の上の牧場に向かいました。でも、やっぱり恐い。人っ子一人いない牧場、当然街灯もなし、いつ熊が出てもおかしくない、風の音だけが聞こえる暗闇です。到着してみると、残念ながら黒い雲(町の中ではないので、雲は黒い)がでてきてしまった(「ほっとした」ともいう)ので、釜津田中の校庭に戻って撮影開始。なぜか、下は晴れていました。

 恐い思いをしたご褒美(?)に、野生のウサギと出会うことができました。別に追いかけようと思ったわけではないのですが、うさぎさんは道路を走り続ける習性があるらしく、何度か車を止めてムービーモードで撮影することができました。私の方がうさぎさんに恐い思いをさせてしまったかな。

(Quicktime Movie 4.0MB)


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