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2006年2月


27日(月) 中間報告書、完成

 明日が締め切りの「英語大好き」の中間報告書を作成しました。本来は校長名での指定なのですが、本校の校長は理科の先生なので畑違いということで、あまり相談することもなく完成しました。一応目を通していただいて、明日には提出ということになります。成果と課題を執筆しているうち、なんとなく不安になってしまいました。県から大金をお預かりして馬車馬のように走ってきた「英語大好きジュニアハイスクール」指定研究でしたが、果たして役立つ研究になったのだろうか?という不安です。とにかく、そんなことを考える暇もなく報告書本体をさっさと完成させ、印刷・製本に回さなくっちゃ。報告書300部の提出締め切りまで、あと1ヶ月。


26日(日) 採点完了!

 昨日も病院の付き添いでバタバタしていましたが、遊びたがる娘を我慢させて2学年の採点終了。金曜日よりはずっとパワーがあったので、眠い眠い23時台を過ぎてから目覚めて午前2時半までに採点を完了しました。生徒たちはけっこうきちんと勉強してきました。よしよし。ところで、同じテストを120枚採点するのと比べ、別のテストを30枚ずつ採点する方がずっと労力が要るし、時間も1.5倍以上かかっています。答えを暗記できる頃(採点開始後20〜30枚ぐらい)に1つのテストの採点が終わってしまうから、ということのようです。

 今日は第3回英語検定の二次試験の日でしたが、病院の付き添いがあったので引率は別の先生にお願いしました(英語大好きの指定を受け、県のお金で受検させている関係上、全員受検を課しているため2次試験の引率が必要になる)。3級を受けた9名(3年6名、2年3名)の面接、どうだったかなあ...。もう慣れてしまいましたが、塾などに頼れない状態での英検指導は、けっこう恐い。

 山形村に戻ってから、気分転換に手持ちの望遠鏡を組み立てて写真を撮影してみました。太い鏡筒、がっちりした赤道儀、なんか写真撮影をする前に満足してしまっているような...。早く写真が撮れる時間と暖かさがほしい!(といっても、今日は山形村の最高気温が11度を超えていましたー! 雪がどんどん消えていきます)


24日(金) 期末テスト終了

 あっという間にテストが終わってしまいました。3年生のテストにミス発見! なんと、英作文をすっかり出題し忘れてしまいました。まあ、small talkだの、文法演習だの、長文読解だの、英会話だのをごちゃ混ぜにしてやっている状態の授業だし、表現力(作文力)はテストに限らず資料はあるので、成績にはそれほど影響しないと思います。テストを作る苦しさに比べればあっけないものですが、今度は採点があります。

 今日も午後から年次休暇をいただいて、北上の病院へ。日曜日、英検の2次試験の引率はできない見通しだったので、学校を出る前に生徒たちに連絡やら注意事項やらバタバタ走り回りました。よって、給食はパスしたはずだったのに結局学校を出発できたのは午後1時(給食1食分ソンした〜!)。娘の体調はかなり回復しているらしく、うまくいけば来週中に退院できるかもしれないとのことです。午後3時半着、それからずっとトランプに付き合わされ、自宅に戻ったのは6時間後でした。もろにバタンキューというかんじで、採点どころではなかったというのが本音。


23日(木) ぎりぎりセーフ! テスト完成

 代休の月・火曜日は結局病院に張り付き状態だったため、仕事はまったくできずに終わりました(というか、仕事をする気が出なかった)。よって、テスト作りもすっかり遅れてしまいましたが、今日午後9時過ぎにやっと3学年すべての印刷を終えました。過去の財産を生かすことができたため、思ったよりは疲れていません。明日はいよいよテスト本番。生徒たちがどれだけ勉強してきて、高得点をとってくれるか楽しみです。


22日(水) 学力向上委員会

 山形村最後の学力向上委員会がありました。村内7つの小学校と2つの中学校の委員と校長が集まり、いくつかの代表校からCRTの分析結果や、各学校での学力向上の取り組みが発表されました。

 ローマ字は小学校4年生で4時間学ぶことになっていることを知りました。あとで小学校教員経験者に聞いてみると、アルファベットの小文字のaやgや、(混乱しやすい)bやdも一緒に学ぶとのこと。でも、中学校の英語で学ぶ(復習ということになりますね)のにあれほど覚えるのに時間がかかるのはなぜなんでしょう? (5・6年生という)2年間のブランクのせいなのかなあ...? それとも、「文字をあまり前面に押し出さない」という約束でもあるのかな?


19日(日) 小学生一日体験入学

 昨日に続き、生徒は今日も登校しました(今週はすっかり1週間学校でした)。1:30ごろ、村内の小学6年生23名と保護者が来校し、まずは5時間目の授業(1年英語、2年数学、3年美術)を見学しました。初めてみる英語の授業、小学校の時とは違うことを意識させたくて文字をどんどん使用しましたが、どんな風に感じたでしょうか。

 授業終了後、図書室で児童・保護者全員に集まってもらって、本校のようすや入学関係の説明などを行いました。その後、クラブ活動を自由に見学していただきました。

 長〜い長〜い1週間が終わり、明日から2日間の代休です。さて、私はこの2日間で3学期末テストを作ることができるでしょうか?(なんて悠長なことを言っている場合でない...やばい、テストは来週金曜日だった!)


18日(土) 山形村閉村記念式典

 午後から霜畑中学校の全校生徒20人ほどが本校体育館に来て、合同で村民歌の最終リハーサルを行いました。村内に2つしかない中学校ですが、その生徒が合同で練習するなんて、こんな機会でもなければ実現しなかったことです。

 3時過ぎに「おらほーる」に移動し、次第の後半部分で生徒代表の作文の発表、詩の朗読、そしてフィナーレに村民歌を歌いました。どれも、とても大声でいい発表だったと思いました。歌を歌っている最中〜村旗降納の場面では会場のあちこちからすすり泣く声が聞こえました。

 それもそのはず、生まれてから現在まで人によっては数十年間も暮らしてきたこの村がなくなる瞬間というのは、やっぱり寂しいものなんだと思います。久慈市と合併するだけなので何も変わらない、そのことはわかってはいても、独立してがんばってきた母体がなくなる淋しさを感じているのではなかったかなあ。暮らしたのはたった2年間ではありますが、村民の一人である私も、思わずもらい泣きしてしまいました。

 「平成の大合併」ということで全国あちこちの市町村が合併しています。岩手県内でも今年になって新花巻市、八幡平市、洋野町などが誕生しましたし、もうじき奥州市も生まれます。一生に一度出会えるかどうかという閉村式、とても味のある、すばらしい行事に参加できたことは幸運でした。


16日(木) 新年度計画

 来年度の新年度計画を話し合う職員会議がありました。今日は、校長と総務の運営方針と、教務から来年度の学校歴が提案されました。保護者を呼ぶ行事はできるだけ土日にしよう等、建設的な意見をたくさんいただきました。


15日(水) 閉村記念リハーサル

 5時間目の授業を終えてから、「おらほーる」(山形村の文化交流施設)に移動して、18日(日)に行われる閉村記念リハーサルをしてきました。村役場内ではかなりパニックっているのでしょうか、総指揮は村派遣の指導主事I先生が執っていました。恥ずかしながら、村民歌は生徒が歌うのを聞いたのが初めてでした。村内のもう一つの中学校である霜畑中の生徒も合流して、いかにも「山形村の中学生が一堂に会して」行った練習となりました。


14日(火) オリンピック 〜 バレンタインデー

 先週末、イタリアのトリノで冬のオリンピックが開幕しました。日本の選手たちは苦戦しているようです。暖かくて雪を集めるのを苦労しているとか...そういえば、山形村も今日はすごく暖かくなり、最高気温は+8.5度まで上がったようです。雪がどんどん溶けていきます。春よ、来ーい!

 1年生の授業では、2月の新曲としてビートルズのLet It Beを歌わせることにしました。掃除の時に毎日かかっている曲なので、歌っているうちに掃除をしなければならないような気分になるかもしれません。

 今日はバレンタインデーでした。こんなおじさんがかわいい女の子たちから3個も(義理)チョコをもらうのは、教師ならではの役得でしょう。昨日、今日と、本校の3年広報委員たちが全校生徒にリクエストをとり、昼の放送でDJ入りで曲を流していました。山形中でいつかやってみたかったことが、また一つ実現しました。委員のH.OさんとT.Oさん、ご苦労様でした。


13日(月) 暖かい一日

 今日は気温がぐんぐん上がり、午前10時頃からやっと氷点下を脱しました。現在の気温はプラスの5度です。外に出ても、風が強いにもかかわらずあまり寒さを感じないし、積もった雪も靴で踏めばザクザクしています。春が来るのかなあ?

 本校の学力向上対策の取り組み報告書の執筆を終えました。1年と2年の「向けてプリント」も書き上げてしまいました。昨年度とあまり出題範囲が違わないので時間はかかりませんでしたが、どちらもなーんかやっつけ仕事でやっている状態の自分がこわい。


11日(土) やってもやっても仕事がたまる...

 なーんか最近は愚痴ばかりになっていますが、それもそのはず。職員会議で3月行事〜卒業式の提案が終わりましたが、英語大好きの報告書、新年度計画、村内の1年英語のCRT分析〜本校の学力向上対策の取り組み報告書、3学期末テストの予告プリント及び問題作成(当然、どちらも3学年分)と、次々とやることが湧いてきます。こんな忙しさの中、まあまともに授業ができているのは、明らかに非常勤講師のK先生の援助があってのことです。3年生の学習プリント・リスニングテストや、1・2年生の単語テストなど、面倒くさい仕事をさっさと片づけてくれるので非常に助かっています。


10日(金) 内陸は大雪!?

 娘は入院したままだし、息子も通院しなければならないということで、塾の授業を抱えている家内からSOSが出たので、午後から年次休暇を取って山形村を出発。ところが、ラジオでは「大雪のため東北自動車道が通行止め」と報じられていました。滝沢のガソリンスタンドで聞いたところ、40cmぐらいの雪が降ったとのこと。いやな予感がしましたが、的中。滝沢インター周辺は大渋滞で、1時間かけて進んだ距離は5km。おまけに凍結した道路の表面は溶けていて、最も滑りやすい状態でした。結局、娘が入院している北上市内の病院に到着したのは4時間半後。もうクタクタでした。


9日(木) 職員会議

 卒業式の提案を終えました。いろいろな仕事と同時進行の資料作成だったので、打ち合わせ不足やミスがたくさんありましたが、先生方はいい卒業式にしようと一生懸命意見を出してくださいました。昨年まで、卒業式の中で呼びかけなど生徒が主体となる部分があったのですが、やっぱり「式」=学校行事だということで生徒の活躍場面は予餞会に持って行くことにしました。ある意味、九戸地区特有(?)の「ほんのり暖かい感じがする行事」を一つなくしてしまったような気がしないでもありませんが...。


8日(水) インフルエンザ 〜 どうやったらこんな生徒が?

 山形中でも今月初めからインフルエンザが流行し、特に1年生は危うく学級閉鎖になるかと思うほどでした。今週はじめはけっこう暖かかった(でも最高気温はー1度ぐらいでしたが)ので、油断したのかな? さすがに3年生は予防接種をきちんと受けていたせいか、緊張感のせいかわかりませんが、今のところ1人もかかっていません。

 おまけに、今日は一日中かなりの雪が降り、住宅に戻ったときは20cmぐらい積もっていました。また30分ぐらい書けて雪かきをせざるを得ませんでした。もう、腰も慣れてきたみたいで、痛みさえ感じなくなりました。そういえば今朝もかなり積もっていたのですが、早めに登校した生徒が10人ほど、先生方と一緒に雪かきをがんばっていました。熱っぽそうな生徒まで雪かきの道具を持ち出したので、無理矢理奪い返しました。それにしても、一体どんな育て方をすればこういう献身的で気が利き、働き者の生徒が育つのでしょうか? 山形村は本当にすごいところです。


5日(日) 疲れて山形村へ

 結局、息子のインフルエンザはもらうことなく済んだようです。金・土の晩は娘の付き添いで病室にお泊まりしました。金曜日の朝から今日の午後3時頃まで、病院を離れたのは入浴しに自宅に2回、本屋さんに1回、コンビニに2回ぐらい、通算して3〜4時間。それ以外はずっと病院内で暮らしました。まあ、入院している娘の方は24日目ですから、それに比べればまだまだというかんじですが...。ただ、やらなければならない仕事が山積しているのに落ち着いてそれに取り組めないのはストレスがたまりました。

 帰り際、ずっと撮りたいと思っていた姫神山をカメラに収めました。外に出てみてー4度の寒さを肌で感じました。たったの5分で体が冷え切ってしまいました。平庭峠の温度計はー12度を表示していました。住宅の水道も(水をおろしたのに)またも2カ所凍結。ぶるるる...。


3日(金) 最悪の節分?

 インフルエンザで高熱を出している息子のそばで一晩寝ました。後は野となれ山となれ...。すると今度は家内が高熱を出して寝込んでしまいました。よって、今日は朝の9時過ぎから家内と交代して娘の看病を始め、今晩は泊まり込みということになってしまいました。一応、9日の職員会議資料だの、英語大好きの報告書だの、CRTの分析だのといった仕事は持ってきている(ていうかパソコンにすべてやりかけが入っている)のですが、とてもじゃないけれどやる気が起きません(とも言っていられないなあ)。おまけに外は猛吹雪。はあ...。ま、そのうちこの苦しみも終わるでしょう(終わってくれーい!)。


2日(木) 家族が危ない

 我が家を襲っている病気地獄、今度は息子がインフルエンザになり、体温が上がり始めているようです。ということで今日は午後からお休みをもらい、北上に戻ることになりました。午前中の授業3時間を終え、給食を食べて午後1時半頃出発。途中、葛巻や紫波あたりでは吹雪だったので少し時間がかかり、病院に到着したのは午後5時近くになっていました。

 息子は 39度近くの熱が出、家内も寒気がするとのこと。これは非常にやばいです。


1日(水) 心肺蘇生法

 今日は学校安全の日。6時間目は避難訓練の一環として、消防署の方々をお呼びして心肺蘇生のやり方を学習しました。まずは説明を全員で聞き、2〜3班ごとに分かれて実習。私もやってみましたが、数年前に上野中でやったはずなのに、ほとんど忘れていました。いい復習になりました。


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