Sorry, but only in Japanese....

2004.8

2004年9月


30日(木) 中間テスト急がなくちゃ。でも、時間割が...

 昨夜、がんばって中間テスト1学年分は完成しました。今日から2学年分に取りかかっていますが、なかなか進みません。それもそのはず、来週の週案作成が困難を極めたからです。理由は、4日の中間テストと8日の学習達成度状況調査があるのに加え、先生方がけっこう出張だらけ、おまけに文化祭が近いので技能科目に多めに時数を割り当てなくてはいけません。(出張のたびに時間割を入れ替えるため)自習がほとんどないのはすばらしいことですが、いちいち手動で作成するのは本当に骨が折れます。今日は本当に疲れました。


28日(火) 一戸中学校公開 〜 あとはマッチプレートのみ

 今日は新人戦の代休2日目でしたが、学校公開への参加(出張)があったので、朝早く帰省先の北上市を出発しました。研究会のテーマは「基礎・基本の定着を図るための指導方法はどうあればよいか 〜『学びあい』を通して〜」というもので、私は1時間目の英語はフル見学、2時間目はあちこちの授業を見て回りました。英語の授業は2年生のSpeaking Plus 2(道案内)でした。私は現在The Emerald Lizardを進んでいるので、はっきり言って焦りました(遅れている!)。道案内を、最終的には「どこが〜でしょう?」というクイズ形式にもっていった、わくわくするような授業でした。欲を言えばもう少し口頭練習がほしかったかなと思います。

 全体研究会のあと分科会がありましたが、3教科(国英社)まとめての研究会だったので、めまぐるしい進行でした。でも、言いたいことはしっかり発言してきました。何より収穫だったのは、(こういう研究会ではいつも感じることですが)他校の先生方と交流できることです。今日も、北上北中の元同僚の安部先生(あさっての公開、がんばってね)、北上市で一緒に英語の先生をやっていた石亀先生、大学の後輩だった指導主事の先生など、たくさんの先生方とお話しすることができました。

 夜、注文していたガイドアダプタ、ニコン用のカメラマウント、GP赤道儀用のアリ溝マウントが届きました。あとはマッチプレートが届けば、天体写真を撮影するための機材が揃うことになります。ミザールの赤道儀RV-85用のモータードライブが販売終了になったおかげで、ずいぶん遠回りをしましたが、逆に最近は24.5mmサイズ(ドイツサイズ)のアイピースではなく31.7mm(1.25インチ、アメリカンサイズ)や50.8mm(2インチ)が主流になってきていることがわかりましたし、写真の世界でもCCDカメラがずいぶん普及していることがわかりました。20年近くも遠ざかっていると、いろいろなことが変わっているものです。


25日(土)〜26日(日) 久慈地区新人戦

 いよいよ1・2年生の時代がやってきました。我が山形中学校サッカー部は、現在20人に満たない小さな集団となってしまいましたが、一生懸命練習を積んできました。初日の相手は、大野一中。以前やった練習試合のとき(8-0で勝たせてもらった)よりもずっとうまくなっていましたが、本校生徒のノリがよく4-1で勝ちました。この日、久慈中と長内中が0-0で引き分けたので、勝ち点から言えば「初日は1位抜け!」ということになりました。

 2日目の第1試合は強敵の長内中。前半は2-1で折り返し、「もしかしたら勝てるかな?」と期待させましたが、後半になってガンガン点数を決められ、結局8-2で敗れました。第2試合は(一番強いと生徒たちが思っている)久慈中。もう攻める隙さえ与えられずに8-0で完敗しました。4つの中学校のリーグ戦で、上位2校が勝ち点で並んだ結果、結局は得失点差2点で長内中が県大会出場を決めました。ボロ負けした試合の後、本校の選手たちは泣いていました。新人戦で負けて泣いている生徒を見たのは、これが2回目です。


22日(水) わかる授業創造プラン・授業改善研修会

 午後から、久慈市の大川目中で研修会が開かれました。なんでも県教委が主催している研修ということでしたが、九戸地区では(北上のような)中学校教育研究会という公式の研究会がないので、私のように一校に英語教師が一人しかいない場合、独りよがりの授業にならないようにするためにはとてもありがたい研修です。

 授業はとても楽しかった。授業社のY先生の雰囲気というか、さりげないことばの中にユーモアがあふれていて、知らず知らずのうちに授業を受けている生徒とともに授業に引き込まれている自分に気づきました。授業そのものは、先生と生徒全員による一斉音読から始まり、助動詞(have to/not have to/will/must/mustn't)を使った「スポーツのルール説明」へと流れていきました。生徒たちも(ゲーム形式のためもあってか)答えがわかるとサッと手を挙げて答えていました。

 授業終了後、「基礎・基本の定着を図った授業の工夫」と題して、参加された先生方からいろいろな実践が出されました。あさっての授業から、パクリまくる予定。


19日(土) 親戚の結婚式

 お昼頃から花巻温泉の紅葉館にて、親戚の結婚式があって参加してきました。私はといえば、久しぶりの一眼レフ(Nikon F801+タムロン28-200mmズームレンズ+Nikon SB-27ストロボ)を抱えて激写しまくっていました。3時間強の披露宴のうちに100コマほどを撮影しました。車で行ったせいもあってアルコールは入れませんでしたが、ほとんど料理を食べる暇がありませんでした。プロの専属カメラマンを頼まなかったようなので、失敗しないよう非常に緊張して撮影しました。


16日(水) 昨夜に引き続き、天体写真撮影 ..... おい、仕事はちゃんとやってるんかい?(自問自答モード)

 夜に行われた、ある会合が終わったので、すぐさま星の写真を撮りに出かけました。場所は、以前チェックしていた荷軽部地区にある牧場わきの道路。市街光はほとんどなし。わずかに北の方に二戸市の光芒、東の方に(たぶん)久慈市の漁り火らしき光芒が見える程度でした。それでも、真っ暗なはずなのに目が慣れてくると地面や草が見えていたので、薄い霧のせいで星の光が散乱していたのかもしれません。しかし、天の川はとうとうと流れているように見え、まさに「銀河系の中にいるんだな」という実感がわきました。昨日よりもずっと人里離れたところ(住宅から15kmほどの場所)に移動したので、熊さんと出逢わないように今日もラジオをガンガンかけていました。

 赤道儀は昨日と同じくモータードライブ付きのものを使いましたが、今日は以前使っていたデジカメ(QV-3000EX)を使って撮影しました。F2.0-2.5の明るいレンズ、そして60秒露出までできるので、Optio555(F2.8-4.6、15秒露出まで)よりは明らかに写ってくれているはずです。到着して望遠鏡のセッティングを始めた21:40頃から望遠鏡を片づけ終えた23:00頃まで、ついにその道路を通る車はありませんでした。立派な道路なのになあ...。

 帰宅して写真を見てみると、QV-3000EXの写真の方が負けていました。やはり300万画素機は500万画素機にはかなわないんですね。レンズの明るさや露出可能時間の長さは、Optio555の高感度(ISO400相当)にしてもノイズがほとんど出ないという仕様に追いつかれている感じがしました。また、(Optio555の4倍も露出をかけられるせいもありますが)色収差でも負けているようでした(特に青が強く出る傾向あり)。撮影した写真は星見のページに掲載しました。

 両方のカメラとも、最大ズーム(QV-3000EXは35mm換算で100mm、Optio555は同185mm相当)には限界があるので、今度は三日月の写真ですばらしい性能を発揮してくれた、Optioでのデジタルズーム(最大20倍、35mm換算で750mm相当までいける)を、画像が荒れるのを覚悟で使ってみたいと思います(数枚撮影して、コンポジットすればまあ何とかなる)。


15日(水) 久しぶりのガイド撮影

 今日の夜はバリバリに晴れたので、住宅から2キロほど離れた場所で、ビクセンGP赤道儀を使ってガイド撮影をしました。一応、モータードライブの精度を信用しているのと、Optio555というデジカメは(ズームこそ185mm相当まで拡大できるのですが)露出時間が最大15秒までしかできないため、ノータッチガイドで撮影しました。晴れてはいたのですが、霞がかかっていたかもしれません。山形中の夜間照明が消えた8時過ぎに撮影を始めましたが、ものすごい夜露でした。また、熊が出てくるといやなのでずっとラジオをかけっぱなしにしていました。雷のせいで広島球場で行われている野球が中断したりしていたようです。撮影した写真は星見のページに掲載しました。


11日(土) TVIのホームページに登場!

 8日の職場見学で訪問したテレビ岩手のホームページに、「見学者情報」(http://www.tvi.jp/kengaku/20040908_1.html)として古館アナウンサーに写していただいた写真が載りました。一応、掲載してもいいかどうかを生徒に確認していました。肖像権やプライバシーのことは、やはりきちんと徹底しているようです。公共のページに掲載されたことから、私もアドレスを公開しました。

 例の「9.11テロ」で世界貿易センタービルが破壊されてから3年が経過しました。


8日(水) 盛岡市内での職場見学

 2年生全員(といっても34名だけですが)で、盛岡市内の公的機関や会社、専門学校での見学を行いました。山形村からは90km以上あるので、スクールバスで8:10きっちりに出発したのに盛岡市の教育会館前に到着したのは10:00すぎでした。生徒たちはグループに分かれ、それぞれ予定・予約していた2カ所の見学場所へと向かいました。

 私はといえば、午前中には盛岡地方(簡易・家庭)裁判所に行く生徒12名を引率しました。恥ずかしながら、改めて「石割桜」がその敷地内にあるのを自分の目で見ました。予定の10分前に中に入り、担当の小笠原さんという方に連れられて本物の法廷を見学しました。生徒たちよりも、私の方がたくさん勉強させていただいたような気がしました。「裁判は公開制なので、予約なしでいつでも傍聴ができる」ことも初めて知りました。

 昼食はサラリーマンが食べに行くようなラーメン屋さんで急いでとり、ゆっくり辺りを散策したあと、午後の訪問場所であるテレビ岩手に向かいました。ここで見学する生徒は6名。受付に話を通すと、しばらくしてとてもさっぱりした感じのお姉さんがニコニコしながら出てきました。「どこが一番見たい?」と聞かれ、生徒たちは「スタジオ!」との返答。さっそく、スタジオを見せてもらいました。ニューススタジオ、副調整室、主調整室を見学して最後にまたスタジオに移動しました。2回目のスタジオはすべてのスポットライトがつき、テレビカメラも嫁動していて、カメラの方がそちこちのモニターテレビに私たちの姿を映し出してくれました(残念ながら電波には乗らない)。

 話を聞いているうちに、私たちに説明してくれているお姉さんは、なんと現役のアナウンサーだったということがわかりました。お名前は古館友華(ゆうか)さん。どおりで話し方もうまいし、笑顔と思いやりに満ちているなあと思いました。私も、一発でファンになりました。なんでも、外部の人たち(まあ、視聴者ということにもなる)とたくさん触れ合いたいので、こういう見学がある時にはアナウンサーたちが率先して案内をしているとのことでした。いい方針だと思います。


3日(金) 地区陸上競技会

 今日は久慈地区の地区陸上がありました。こちらでは、参加する多くの学校が授業をカットして全校応援をします(私が中学生の頃いた稗貫地区もそうだったなあ)。私はといえば応援団が使用する太鼓と台・メガホンを運ぶ係と、大会そのものの役員(着順判定)をすることになっていました。生徒は朝6:40にスクールバスにて登校し、選手や係の生徒を乗せたバスは6:50出発、応援の生徒は7:30出発でした。

 私は初めて着順判定の係をしたのですが、やり方がなかなかわからず苦労しました。しかしやってみて、その仕事の大変さがわかりました。走ってくる選手は次から次へとゴールされるため、休む暇がないのです(本当にトイレに行く時間もない)。800m、1500m、3000mなど、長距離の時だけ数分の休憩をもらうことができました。

 本校の競技結果は、男子の部8位、女子の部4位、総合の部7位でした。生徒数100人足らずの学校が、数百人を擁する久慈中や長内中と張り合うことから考えれば、なかなかの健闘ではありました。

 この日、久慈市の最高気温は29.9℃。県内で2番目に暑かったようです。心から疲れはて、山形村から140km運転して北上に帰省した時は、もうヘロヘロでした。


1日(水) 新しいALTが来校 〜 中古天体望遠鏡ゲット!

 今日から、山形中学校に新しいALTのエリン先生がいらっしゃいました。ネバダ州出身のパワフルな女性です。前のALTのリチャード先生に負けないほどとても元気がよく、生徒たちは「かわいい!」を連発していました。私としても、リチャード先生のブリティッシュ英語は80%ぐらいしか聞き取れなかったことが多かったのですが(その度に何度も聞き返していた)、エリン先生の英語は100%聞き取ることができました。また、ものすごく日本語もうまいので、生徒や先生方も安心して意思疎通ができるようです。

 先月末の日記で「思いっきり迷い中」だった赤道儀、とうとうオークションで鏡筒もろとも87,000円でゲットし、今日の午後受け取りました。ビクセンのVISAC(バイザック)というカタディオプトリック式の20cm鏡筒(f=1800mm)VC-200Lが載った、GP赤道儀+2軸モータードライブ一式です。北海道の方からお譲りいただいたVISAC、ファインダーと接眼レンズなどの付属品はありませんでしたが、現在新品で購入すれば20万円ほどする品です。

 実は、ビクセンで現在市販されているGP-E赤道儀(モータードライブ・極軸望遠鏡・三脚なし)と1軸モータードライブのセットが41,700円、三脚が13,000円ほど、極軸望遠鏡が12,000円ほど、送料も合計すると7万円を越えてしまうのでした。すると、今回落札したもののうち、20cm鏡筒は2万円未満で入手できたことになるわけです。

 さーて、晴れないかなあ。


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