2004.11

2004年12月


31日(金) 大晦日

 昨日から始めた大掃除のけりをつけ、今日は私の実家へ移動しました。そこで年越しをするのです。すると夕方あたりから、突然激しい雪が降り始めました。あっという間に15cmぐらいは積もっていました。新しいスタッドレスタイヤにしたにもかかわらず、滑るところはしっかり滑っていました。久しぶりのアイスバーンに、緊張! では皆様、よいお年を〜!


28日(火) 年賀状書き

 思いっきり遅れてしまいました、年賀状書き。今日は集中してやりました。家内と丸一日かかって、約170枚の年賀状作成を終えました。疲れた〜! 今年は、いつもの子供の写真バージョンと天体写真バージョンを作成しました。


27日(月) 松島水族館 〜 スマトラ島の大地震

 お出かけ2日目は、松島水族館に向かいました。定例のアシカのショーやラッコの給餌をしっかりチェックしながら、ぐるっと全体を回って歩きました。海が近いせいか、仙台市内よりずっとずっと寒かったように感じました。雪はないのですが...。

 自宅に戻る途中、伊豆沼に寄ってみました。ここは白鳥がたくさん飛来することで有名な場所ですが、なぜかほとんどがカモでした。しかし、このカモたちはものすごく人なつこく、餌を持っている人間がいると思いきやどんどん寄ってきておねだりしました。北上市の珊瑚橋のカモや白鳥のように、かっぱえびせんを指先から食べてくれました。薄暗くなって帰路についたとき、北の方から何百匹もの白鳥が群れを成して飛んできました。ちょっとお散歩していただけだったんですね。

 夜、インドネシアのスマトラ島付近でマグニチュード9もの大地震が発生し、インドネシアをはじめ、インドやスリランカなど何千キロも離れた地域でさえ、多数の人々が津波で命を失っているというニュースが飛び込んできました。なんでも、インド洋の方では地震や津波が少ないために、それらに対する対策はほとんどとられていないようです。テレビでは生々しい津波の様子が盛んに伝えられています。


26日(日) 光のページェント in 仙台

 定例の「年末のお出かけ」、今年は仙台市で大晦日まで行われているライトアップ「光のページェント」を見に行きました。午後早めに仙台市に到着したので、まずは仙台市天文台を訪問しました。1階の展示室を歩き回っているうちに、天体望遠鏡が入っているドームに案内され、41cm反射鏡、15cm屈折鏡、そして10cm屈折鏡が同架された大きな赤道儀に息をのみました。係の方は、10cm鏡に取り付けられたソーラープロミネンスアダプタ(?)を通して、太陽の光球やプロミネンスを見せてくれました。引き続きプラネタリウム。機械そのものは盛岡のものよりも古かったのですが、プラネ解説歴32年という解説員の方(まさか、小石川さんじゃなかったですよね...)の、自分で撮影した写真をふんだんに用いての、ものすごく暖かみのある丁寧な星空の解説に心から感動しました。とにかくすごかった!

 ホテルにチェックインしてから、いよいよ17:30〜の「光のページェント」を見に出かけました。青葉通りだけかと思っていたら、定禅寺通りでもやっていて、今はそちらがメインなのだそうです。ものすごい数の電飾に息をのみましたが、欲を言えばもっとカラフルだとよかったかなと思います。東側に向かって撮影したみたら、満月近い月も、上の方に一緒に写ってくれました。


25日(土) 江釣子の電飾

 江釣子にものすごく派手な電飾があるというので、夜、家族で見学しにいきました。一軒の家でやっているとは思えないような、すばらしい電飾を楽しんできました。テレビでも放送されたとのことで、付近にはたくさんの車が駐車して、多くの人たちが盛んにシャッターを切っていました。


24日(金) 2学期終了

 ついに2学期最終日がやってきました。担任を持っていないので通知票書き〜期末面談の忙しさはありませんでしたが、8月下旬からずっと続いた「週計画作成」地獄からしばし解放されるかと思うと、一安心という気分です。生徒たちは12:10発のスクールバスで下校しました。私も朝のうちに北上に戻る準備をし、家族でクリスマスイブをするために午後5時には学校を出ようと思っていたのですが、忘れ物で戻ったりして結局出発したのは5:40過ぎでした。


23日(木) 山形中の忘年会 〜 体調不良の祝日

 昨夜は2学期一日を残しての、職場の忘年会がありました。北上にいたときは、忘年会といえば花巻周辺の温泉に泊まりがけでというのが常識だったのですが、初めて「お泊まりなし」の忘年会でした。私の隣に座った校長先生のピッチがとても速く、同じスピードで飲んでいたらすっかり酔っぱらってしまいました。住宅に戻っても酔いは覚めず、入浴もせずに寝てしまいました。夜中に噴火してしまった...何年ぶりか?

 今日は朝から夜まで、ずっと体調がおかしいままの休日でした。なんか一日損した感じです。原因は、信じられないことに空腹。そう、腹の調子が悪いと思って食事を控えていたのが、逆に「何となく調子が悪い」と感じてしまう原因となっていたのでした。でも年末年始には北上に戻るので、がんばって掃除をしました。


21日(火) 冬休みが近い...進度がやばい!

 冬休みまであと2日となりました。全学年の英語の授業を担当して馬車馬のように走ってきましたが、「学年1学級ずつしかない」ということから、進度の速い学級で大事な部分に時間をかけたり逆だったりするという試行授業ができず、結局どうでもいい部分にまで時間をかけたりして、教科書の進度が遅れてしまいました。たとえば1年生には代名詞の格変化(I, my, me, mineなど)をすっかり暗記させるつもりで3時間もかけたもので...。

 年間計画通りに戻るよう、最後の方はけっこうスピードアップしましたが、今日の授業を終了した時点で1年生はUnit 9-1/2(現在進行形)、2年生はUnit 6 Starting Out(There is/ are 〜.)、そして3年生はUnit 6 Dialog(関係代名詞)に入ったばかりという状況です。しかし、休み明けテストの範囲ばかりを気にして内容がおろそかになるのもいやなので、本当に大事なところに絞って授業で取り上げ、3学期にきちんと復習させてあげたいと思います。

 どうやら一昨年教えていた上野中の2年生でも同じような状況に陥っていたようで、学習プリントの控えを見たらUnit 6の板書やら本文訳やらをまとめたプリントが出てきました。あはは進歩ないなオレ(苦笑)。


16日(木) ニュージーランド学習会ラスト

 今日は、夕方から最後の学習会があり、ALTと3人のJTE全員が集まって最後の学習会をしました。うっかり忘れていて、ちょっと遅刻しました。内容は、日常生活全般に関わる英語表現。台所、リビング、寝室、そしてトイレをとりあげ、それぞれの場所にあるものを拾い出して「英語でなんて言うかな?」、または英語をしゃべって「何を指しているかな?」というクイズ形式でやりました。このサイトを読んでいるあなた、砂糖、塩、からし、ソース、ケチャップ、酢、醤油をそれぞれ何て言うかわかりますか? (答)sugar, salt, mastard,sauce,kechup,vinegar, soy sauce

 7日の日記で一眼デジカメにふれましたが、こと天体写真にとっては、長時間露出でもかぶりが少なく、CCDではなくCMOSを採用していることからノイズリダクションの時間(3分露出したあとに、3分間その作業を行う。合計6分かかる)が不要であるということから、急にCanonのEOS Kissが浮上してきました、というか買うならこれ!という気分になってきました。オークションサイトを見ると、本体(ブラック)とレンズ(SIGMAの18-125mmあたり? 35mm換算で29〜200mm相当)で8〜9万円だとラッキーという状況ですが、価格comの掲示板を見ると、春にはEOS Kissの改良版が出るかもしれないし、タムロンからは18-200mm(35mm換算で29〜320mm相当!)のズームレンズが出ることになっているので、購入をためらっています。


15日(水) やっぱりLast Christmasはいい!

 月曜日には2年生に、今日は3年生に、英語の授業の終わり20分を使ってワム(Wham!)のラストクリスマス(Last Christmas)の原曲を聴かせました。もちろん、ただ聞かせるだけではなく、聞き取り用のワークシートをつけてです。曲のすばらしさに加え、時期的にもちょうどいい曲でした。今日いらしていたALTもノリノリで聴いていました。テレビでは、同じ題名のドラマ(ラブストーリー)が、あと最終回を残すだけになっています。(歌っているのはワムではありませんが)その主題歌にもなっているので、「聴いたことがない」という生徒はいませんでした。なじみがあった分、楽しそうに取り組んでいました。


14日(火) 2学年朝会にて

 本校では、隔週で全校朝会と学年朝会があります。(校長先生が今日つぶやいたように)学年1学級しかないのになぜ学年集会か? という疑問はさておき、2学年の集会場所である3階音楽室へ向かいました。今日は「先生から」のお話が私の番になっていましたが、直前まで何を話そうか迷っていました。しかし、ビシッと整列し、大声で合唱をしている生徒たちを見て感じたのは「あれ、たった8ヶ月しかたっていないのに、ずいぶん大人っぽくなったな」ということでした。よって、あいさつではそのことを率直に話しました。引退した3年生に代わって山形中を動かし始めた生徒たち、やはりその緊張だけでも顔つきが変わってくるものなんだと思いました。


10日(金) 成績交換

 なんとなく日記が遅れ気味です。今日は成績交換の日でした。私もしっかり3学年分、つけさせていただきました。いつも思うことですが、「あんなにがんばっているのに、どうしてこんな成績になってしまうのか?」と感じてしまう生徒が必ずいるものです。やはり、がんばった生徒がそれだけのいい成績になるよう、なんとか工夫したいものだと思い続けているぐらいしかできないのかなあ。昔は(いくらがんばっても、集団の中で比較される)相対評価に猛反対していましたが、(教師が設定したゴールにどれだけ近づけたかによる)絶対評価になった今は今で、英語が不得意でどうしてもうまく読めたり話せたりテストでいい点を取ったりできないんだけれども、いつもしっかり単語調べをやったり、課題をきちんとやっているのを成績にうまく生かせない自分に腹が立ちます。あ、疲れてるかな?


7日(火) 一眼デジカメ?

 天体写真撮影に再度目覚めた今年でしたが、月や惑星は20cm鏡を使ってけっこううまく(?)写せてきているのに、せっかく購入した2軸モータードライブがついた赤道儀が大いに活かせる「星雲・星団」写真がうまく行かないのが悩みです。銀塩カメラを使う環境も整えたのですが、なんとなく緊張したまま数十分のガイドをする気にはなりません(あ、それアキーの年のせいだとつぶやいた者、一歩前へ)。かといってOptio555ではISO400で15秒露出が限度、QV-3000EXではISO500にて1分まで露出ができるのですがいかんせん300万画素。さらに、ミードデジカメアダプターを使用して、アイピースの像を撮影するコリメート法での撮影となるため、どうしても倍率が高くなってしまうのでした。そこで急に頭の中に浮上してきたのが、直焦点撮影もできる一眼デジカメです。これならISOを800とか1600まで上げられて、数分もの露出が可能です。

 天体望遠鏡に取り付けて撮影する都合上レンズを取り外す必要があるので、CCDにゴミがつきやすいという欠点を解消する意味ではオリンパスのE-300(800万画素)が一番いいのですが、残念ながら他社の一眼デジカメよりCCDが小さいのです。現在考えているのは、(銀塩カメラの28-200mmズームレンズと、純正ストロボを所有しているという意味で)ニコンのD70、(望遠鏡に取り付ける時にはかなり大きな長所となる小ささという意味で有利な)ペンタックスのistDSというあたりでしょうか。でも、ここで10万円の出費はかなり痛い。


6日(月) 関東で最高気温25度!? 〜 うれしいメール

 今年の冬はやっぱり暖冬でしょうか。関東地方では夏日を記録したとのこと。北海道は逆に大雪が降ったとのことですが、岩手で雪が積もっているところはあるのでしょうか? まるで晩秋のような暖かい日々が続いています。

 先月末、教え子からうれしいメールが届きました。国立大学に推薦入試で合格したとのこと。いつも100%の力を出し切ろうとするがんばり屋さんでしたから、努力が実ったのでしょう。心からおめでとうを言いたいと思います。思えば彼女たちの学級は、1年生の時に担任の先生がアキレス腱を切って入院したために2ヶ月ほど担任を代行したクラスでした。明るくとても元気がよく、大好きな学級だったことを覚えています。あの子たちももう大学に進学する年になったんだと思うと、自分もかなり年をとったんだなあと感じざるを得ません。


4日(土) ひやっとした瞬間

 毎週帰省すると、自宅に到着するのが午後9時を過ぎているにもかかわらず子どもたちが喜んで迎えてくれます。2人ともくすぐられるのが大好き。さすがに昨日は疲れていたので、すぐに2人をお風呂に入れ、床につきました。自宅の布団はとても寝心地がよく、昨夜は11時に寝たのに、今朝起きたのは9時! 「黄金のガッシュベル」がもう始まっていました。

 小4の息子と相撲をしていた時、ちょっとひと突きしたら息子がひっくり返り、戸の角に後頭部を強打。大きなこぶができてしまいました。昼近くだったのに「食欲がない」とか言うもので、心配になって北上病院に連れて行きました。診断の結果は特に異常なし。(最悪の場合、また入院かと思っていたので)ほっとしました。


2日(木) 期末テスト+職員会議 〜 テスト採点モード

 昨夜は疲れていたにもかかわらず、今日のテスト作成がぎりぎりまでかかってしまいました。リスニング問題はいつもきちんと編集してからCD-Rに焼いていたのですが、今回はその余裕もなく、2年と3年は教科書付属のリスニングCDそのまま、1年は指導書付属CDの英語の部分だけをそのままCD-Rに焼いて説明部分は読み上げることで、なんとか乗り切りました。

 採点に取りかかる間もなく(その気力もないまま)午後の職員会議に突入。幸い提案内容に大きな異議も出ず、無事に原案が通ってホッとしました。

 その後はずっと採点を行いましたが、翌日の授業で返却するのに間に合ったのは、結局1年生の分だけでした。


1日(水) 久慈地区教務主任研修会兼新任教務主任研修講座 ...な、長い名前

 朝から上記の研修があり、まっすぐ久慈市立中央公民館に向かいました。以前の研修で顔見知りになった教務主任の先生方やら、英語関係で知り合いになった先生方、そして高校や大学での同級生(けっこう久慈地区にたくさんいる)などといろいろ情報交換ができて楽しかったと思います。

 研修そのものの中で、私にとって一番ためになったのは、U先生のご講義と「学習定着度状況調査」の事後指導実践の交流会です。前者のお話を聞いて、「そうか、教務主任はそろそろ来年度のことを考え始める時期なんだな」ということと、「教務主任っていうのは学校のすべての教育活動を網羅しなきゃいけないんだな」ということを知りました。まだまだ今の自分は甘いな、と感じました。

 後者の交流会では、けっこう言いたいことを言いました。仕事上の持論である「明朗会計」を生かし、変に隠し立てすることなく、わからないことはわからない、いいことはいい、悪いことは悪いなど、自分の考えや疑問をぶつけることができたと思います。ただ、やはり教務経験5年とかいう先生には頭が上がりませんでした。「どうしてそんなことに気づけるの?」と思えるような発想が次々と出てくるのです。もっと勉強しなくちゃ。


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