Sorry, but only in Japanese....

2003.3

2003年4月


29日(火)

 昨日午前中は銀行関係などのいろいろな用事を片付け、午後から生徒の注文を受けた写真を印字しようと思っていたら、昼過ぎに急な用事が入ってかけずり回って一日が終わってしまいました。そこで、今日は午前中にスポ少に顔を出したのを機会に、たまっていた仕事をかなり片付けました。生徒に書かせたままになっていた「1学期の決意」を教室に貼ったり、溜まっていた出席簿の記入をしたり、遅れていた学級通信の打ち込みをしたり、写真の印字をしたり、することは結構たくさんありました。4月ももう終わりです。


27日(日)

 今日は家族で展勝地へ行ってきました。「北上の桜ももう終わり」と思って行ってみると、まだまだ。満開こそは過ぎていましたが、文字どおりの「桜吹雪」に包まれ、これはまたこれでいいなあと感じました。出店もたくさん出ていたので、たこ焼きだの、トウモロコシだの、ひっつみだの腹一杯食べ、昼食になってしまいました。遊び場はさすがに混んでいたので、帰り際に黒沢尻北小学校の校庭にある遊具で子供たちを遊ばせました。夕方は、家族全員でゆったりと昼寝をし、気持ちのいい一日を過ごすことができました。


26日(土)

 今年度最初の授業参観日。今回は参観してくださる親の休みと27日からの三連休を考慮し、今日開催しました。三年生は修学旅行報告会をしようということで、始めに学年委員会が主体となり、三日間の活動の様子をデジカメ写真で作成したパワーポイントで発表しました。私とS先生の画像に加え、T先生は音付きの動画で記録したものがあったので、ちょっとしたビデオカメラ代わりの臨場感が味わえました。その後、学級ごとに体育館の四隅に別れ、班別自主研修の様子を模造紙を使って各班が発表しました。ご多分に漏れずうちのクラスも発表時の声が小さすぎて聞き取りにくかったのですが、模造紙のできばえは最高でした。こういうところがうちのクラスの強みであると感じました。

 何よりうれしかったのは、うちのクラスの親が31人中20人も来て下さったことです。「どんな担任なのか、見定めてやろう」と思ったかどうかはわかりませんが、とにかく学校に来てくださることは生徒も私もうれしいことなのです。ちょっとうるさい中でしたが、参加下さった親の人たちにあいさつをすることもできました。ついでに、(学級のホームページアドレス入りの)緊急連絡網も配付することができました。BBSにもたくさん書き込んでくれると、もっとうれしいのですが...。


23日(水)

 担任15日目の昨日、学級に今年度一発目の怒鳴りを入れました。教科の授業に加え、修学旅行の反省・旅行記・授業参観用の「自主研修のまとめ」など旅行関係のまとめや、生徒総会の議案書審議、運動会の準備と、生徒も大変です。学級目標も決まっていないし、学級の掲示物を作る暇もありません。おまけに昨日は掃除〜帰りの会をだらだらやっていて、「始めようよ」という呼びかけも一切なかったため、15日目にして「担任の怒鳴り」となったわけです。蛇足ですが、私自身も昨日は授業が6分の5、帰りの会が終わった10分後には運営委員会(研究主任のため)、それが終わった5分後にPTA広報委員会に出席したため、ヘロヘロ状態で帰宅したのは8:30でした。三年生担任と研究主任を兼ねるのは、やっぱり無理があると思うんですけど。明日は職員会議です。

 英語の選択授業、T2のM先生との分担を決定しました。ティームティーチングではなく、習熟度別クラスをやってみようということになりました。M先生にはUpperクラスで「英語検定3級2次試験の面接」をゴールとして指導してもらい、私はLowerクラスで「単語が読める指導〜中1の文法〜中2の文法」と流していこうと考えています。さしあたり、昨日は4クラスあった英語の授業で英語検定4級の過去問題(35問、リスニングは省略)を解かせ、40%(つまり14問)を目処としてLower/Upperを生徒自身に決めさせました。学級にもよりますが、Lower/Upperの希望者はほぼ同じか、Upperが少し多い結果となりました。来週の水曜日から本格的にスタートです。

 電気店から借りてきたAirH"、いいですねー。P-inに比べて「たまに勝手に接続が切れる」という現象がおこりますが、接続完了も速いし、なによりも「いちいち時間を気にする必要がなく、郊外にある自宅でもきちんとつながる」のがいいです。ドコモよりもサービスエリアがずっと広いんですね。(でも月8,430円はイタイ)


21日(月)

 修学旅行から帰ってきました。今日は代休2日目です。午前中は電気屋さんに行ってきました。1月から始めたPpac20というドコモのPHSサービスは月1,300分で4,880円の料金がかかるのですが、4月から始まった@FreeDというサービスでは同じ料金でつなぎ放題なんですね。けれども、@FreeDに使うPHSカードはSlipperXというものすごく大きな器具を介さないと使えないのです。一方、AirH"はサービスエリアがドコモのPHSに比べてずっと広く、端末もUSB端子に直接接続できるとても小さな本体なのです。ただ、問題は料金。128kのスピードが出る接続コースでは、8,430円もかかってしまいます。おまけに、ドコモの携帯電話とのファミリー割引もなくなってしまう。結局、本体の小ささとサービスエリアでAirH"にするか、安さで@FreeDに乗り換えるか、または接続時間を気にしながらも今のPHS端末(P-in)で行き続けるか、迷いに迷っています。とりあえず、その電気店で行っている「3日間のAirH"無料貸し出し・無料接続サービス」で端末を借りてきました。速い速い! 接続のときはP-inと同じ115,200bpsと出たのですが、MacOS10.2.5のアップデータをダウンロードしたら最高速度が13kbpsまで出ました。たしか、P-inでは11kbpsが最高だったような...。

 修学旅行の方は、とても大きな成果が上がりました。たくさんの生徒と話ができたし、持参したデジカメで226コマもの写真を撮影することができました。ただ、せっかくiBookを持っていったのに、自分の学級のホームページで伝える予定だった修学旅行の様子はアップできませんでした。一泊目のホテルでは25階に宿泊したためかPHSの接続ができず、フロントのアドバイスによって1階までおりて試したら、今度は接続はできたもののすぐに回線がダウンしてしまいました。出発前日にOS9環境で行った「デスクトップファイルの作り直し」がいけなかったのかなあと思っています。東京ではこの症状が治らず、自宅に帰ってから試してもダメ。結局、自宅の電話回線を使用したらアップできました。こうなると、OS10.2.4のせいでもなく、GoLive6.0.1のせいでもなく、P-inかSlipperXのせいではないかと疑うに至りました。しかし、ブラウザでホームページを見る分には全く問題なく、ひたすら「アップロード」のときだけうまくいきません。プロバイダのせいかなとも思い、別のプロバイダのHPにアップロードしたのですが、それもダメ。さ〜て、どうなっているのでしょうか?


16日(水)

 いよいよ明日、修学旅行に出発です。学級の生徒たちにさんざん言って聞かせたことは、「お互いに楽しい修学旅行にしようね」ということです。明日の朝っぱらから、やれ名札がないだの、スカートが短すぎるだの、髪の毛が茶色だのと注意しなくてもいいように祈るばかりです。

 おととい、やっと自分の学級のホームページをスタートしました。学級通信のページ、担任/親/生徒自由参加の掲示板、そして修学旅行の様子をリアルタイムで伝えるページと、3つの部分からなります。一応、「学級専用」ということでどこからもリンクをつないでいませんし、検索エンジンにも登録はしていませんが、興味のある方はURLをお教えしますので私までメールしてください。そんなこんなしているうちに気がつくと、この日記をさぼっているのに気がついて焦っています。まあ、忙しい時には無理はしない、ということでのんびり進めていきましょう。


11日(金)

 今週は実際にも心理的にもものすごく忙しい一週間でした。「やっぱり担任はやることがいっぱいある」ということを実感させられました。出席簿の記入や生活記録への返事書き、新学期始めにはつきものの「学級活動の嵐」、修学旅行の準備、提出物の連絡と回収およびそのチェックと催促(これが結構手間がかかる)、これに加えてALTやT2(ティームティーチング)の先生との授業の打ち合わせ、始業式や入学式、生徒会入会式やクラブ紹介式での記録写真撮影およびその画像処理・保存など、やってもやっても「仕事が湧いてくる」状態でした。しかし、単に研究主任として学校公開を進めていた昨年度に比べれば、「生きている!」「先生をやっている!」と実感できる日々が続いています。

 うれしかったことその1。学級の生徒たちが(思ったよりも)とても素直で、きちんと指示が入るということです。学級開きの時に話したことをよく覚えていてくれて、なんとか努力しています。日直がやるべき仕事として、次の多くの内容を指示しました。

 「日直の仕事」
1. 8:20までに学級日誌を職員室に取りに来る
2. 朝の短学活の司会をする
3. 授業の始め・終わりの号令をかける
4. 給食時は先生の食事を用意し、「いただきます、ごちそうさまでした」の号令をかける
5. 放課後に教室の整頓をする
 ・窓を閉め、施錠する
 ・机といすを軽く整頓する
 ・カーテンを開ける(カーテン使用時)
6. 翌日の日付と日直者の名前を、黒板に書く
7. 学級日誌をきちんと記入し、担任に手渡す
※ 2つ以上やり忘れた場合は、翌日も日直になります。

 それでも、今週の日直たちは完璧にこなしました。「教室に先生が入って来たら、日直は即座に起立の声をかけること」というのも見事に実行されています。今週の学級目標として「授業の始めと終わりのあいさつを元気よく」というのをやったのですが、これもりっぱでした。本当に感動的です。

 うれしかったことその2。ある生徒の親から励ましのメールをいただいたことです(これでますますやる気が湧いてきました)。返事の中に「今、3A専用のサイトを作ろうかどうか、迷っているところです」という一節を書いたところ、「これ、これ。先生のHPをのぞいたときから、こういうのがあればな〜と思っていました。いずれにしても先生がお忙しくなることには変わりないですよね。(中略)ですけど、是非利用したいと思っていますので宜しくお願い致します。」とのこと。これはやるしかありませんね。来週中のオープンを目指してがんばりましょう。


6日(日)

 現在考えていること。前に担任をしていた頃は考えもしなかったことですが、自分の学級連絡用のHPまたは掲示板を作成してみようかと考えています。パソコンを持ち、インターネット接続までしている家庭は1/3にも満たないのではないかと思いますが、iモードの携帯電話は結構普及しているのではないでしょうか? となれば、生徒の机やカバンの中のゴミになりかねない学級通信や細かい連絡が可能になるのではないかと考えています。しかも、もしフリーの掲示板を利用すれば双方向の連絡も可能かな、と。あ、生徒は学校に携帯電話を持ってきちゃダメだよ。不要物扱いで取り上げなきゃならないからね。

5日(土)

 入学式が行われ、今年も130名の新入生を迎えました。校長によると、「今日の入学式は100%の出来だった」とのこと。新入生はもちろん、在校生の態度もりっぱでした(自分でいうのも何ですが、特に3Aはりっぱだった)し、合唱の声もまあまあ出ていました(私にいわせれば、80点ぐらいですが)。気になったのは参加した父母の方でした。式が始まる前のことではありますが、2名の父母がガムをかみながら式場に座っていたのには正直言って幻滅しました。2・3年の生徒が見ていたはずです。

 3月にマックユーザーが4名も転任され、「オレ一人になるのかなあ」と寂しく思っていたところ、いらっしゃいましたよ。市内の中学校からいらしたS先生。しっかり12インチのiBookをお使いになっていました(思わず、敬語モード)。さっそく、私の所有するB4レーザープリンタMicroline 802PSII+Fに、Ethernet経由で接続させてあげました。どうせ学校予算からは出ないトナー(「私物の消耗品は学校予算では出せない」と事務主任。私用には使っていないんですけれどもね)ですからご自由にお使いいただくことにしましょう、Macユーザーですから。

 夜、風土にて職員歓迎会がありました。パンフレットには私が撮った新入職員のデジカメ写真を載せました。まじめな先生、メチャクチャ明るい先生、優しそうな先生、子どもがものすごく好きそうな先生など、今年の一年間が楽しみです。


4日(金)

 ついに始業式を皮切りに平成15年度1学期が始まりました。今年度は担任を持つことになったということを、このページで紹介したいとずっと思って来たのですが、やっと正式に公開します。3年生(A組)を担任することになりました。担任・担当教科・クラブなどの紹介をされた時、3Aの生徒たちの目には明らかに動揺が感じられました。その直後、別のクラスの4人の生徒たちに「やっと担任を持てて良かったね、アキー」と祝福の言葉をいただき、実感が湧きました。でも、そんなに「担任を持ちたい!」ってアピールしてましたっけ?

 始業式後、学級開きをしました。4年間のブランクを置いての担任なので、始める前はえらく緊張しましたが、生徒は私語もせずにきちんと集中してくれたので、私も落ち着いて話をすることができました。ちょっと長い話をしてしまったので後ろを向いて注意した生徒が3人(おいおい集中しろよ)いましたが、発行予定の学級通信「Sky High」にも記載した、次の6つの話をしました。これから1年間、これらのことを念頭に置いて学級経営をしていくつもりです。

1. 3月の卒業式の時に「とても充実した一年だった、この学級でよかった」と言えるようなクラスにしたいこと
2. 担任として最善を尽くすが、いいクラスを作っていく際には、担任一人だけの力ではどうにもならないこと
3. この一年間で(勉強なり行事なり委員会活動なりクラブなり)一人必ず一回はヒーローになってほしいこと
4. 厳しい指導もあり得るが、義務教育の最終学年として、将来のことを考えると甘やかすわけにはいかないこと
5. まだ中学生。失敗はあるのであり、失敗したら素直に名乗り出て反省してくれれば、ほとんどは許されること
6. 命に関わること、いじめ、悪いことが分かっているのに堂々と反抗するような態度は決して許されないこと

 今年度もまた、新任職員紹介式を皮切りにデジカメを持って激写しまくり、を開始しました。4年間本校の生徒会誌発行を担当してきた者として、例年通り当然のごとく始めたわけですが、その生徒会誌が果たしてどれだけの人たちに読まれ役立っているかを考えると、記録を残していくという意義をのぞいては少し疑問が残ります。

 そうそう、おととい、本校3年生になる生徒Kさんからうれしいメールをもらいました。「Akiiの、ホームページ見ました!! 写真までのってるプロフィール、すんごいおもしろかったです。母も大爆笑してました!!」とのこと。そんな大爆笑されるようなこと書いてたかどうか忘れましたが、とてもうれしい応援メールでした。感謝、感謝。


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