平成14年度最終日は年次休暇をいただいたため、今朝はゆっくり起床して朝食を取り、小岩井農場へ向かいました。時期的に冬の終わりということか、入場無料(第三のおトク)でした。羊の赤ちゃんに授乳できたり、羊の赤ちゃんをだっこしたりできる「今日まで」というイベントがありました(これはラッキー!)。おねえさんの説明で、初めて知ったこと、2つ。羊の短いしっぽは、最初から短いのではなく、赤ちゃんのときは長い。それを輪ゴムでぎゅーっと縛ったままにしておくと一週間ぐらいで切れてしまうとのこと。理由は、長いしっぽだと糞や尿がくっついたまま溜まり、そこからばい菌に感染することがあるため。もう一つ、羊の両耳には単体固有の切れ目が入っていて、それを見ると、数字(3桁の通し番号=その年に産まれた順番)がわかるそうな。どの親からどの子が産まれたのかを知っておくと、病気になったりした時などに役立つんだそうです。
帰宅してから、居住する地区(中大南自治会)の役員会に出席し、今年度決算の確認と来年度の総会の打ち合わせをしました。今年は地区の班長でしたが、来年度は自治会の会計を担当することになっています。話を聞くと、何か大変そう。
午後から合同庁舎で、ある会議がありました。とても難解な内容の会議で、15:30開始だから(1時間で)午後4時には終わるだろうと思っていたら大誤算。なんと6時までかかってしまいました。おかげで、夕方からPTAによる送別会があったのですが、しっかり遅刻しました。この送別会、初の試みとして黒沢尻北公民館で行われたのですが、町の中まで移動しなくてもいいせいか、会費が安かったせいか、転任される先生方の人徳のおかげか(きっとこれだな)、100人を超える父母が参加下さったそうです(PTA会長さんが驚いていました)。私は昨日の反省を生かし、代行料節約の意味も込め、ジュースで我慢してきました。Pink Ladiesのすばらしい踊りとリズムが、いまだに目に焼き付いて離れません。
卒業式後、職員室を訪れる生徒が激減(せいぜいクラブぐらいか)したことから、まとまった作業ができるようになりました。来年度は上野中学校が創立20周年を迎えるとのことで、記念誌に使ってもらうべく、記録写真として平成10年度から撮り貯めてきたデジカメ写真の整理とサムネール印刷をはじめました。初代デジカメのCanon PowerShot 350(35万画素)、2代目のCasio QV-7000SX(131万画素)、そして現在のCasio QV-3000EX(334万画素)と3台のデジカメを使い、5年分で撮影した画像の合計は7,000コマに迫り、そのデータ総量は1.8GBもありました。インク代がかなりかかっていますが、PTAからいただいた予算で購入したインクですから、PTAのためにしっかり使わせてもらっているわけです。
夕方、職員の送別会がありました。教頭、4人の教諭、4人の講師それぞれの先生方が上野中を離れることになったわけですが、やっぱり別れは寂しいものです。一番若い先生があいさつの時に泣き出したのを見て、「自分も講師の時、こんなことがあったなー」と素直に感動していました。2次会、3次会と流れ、運転代行で自宅に着いたときは午前2:30を回っていました。
今日は運営委員会があり、学年や分掌について話し合いがもたれました。明日の職員会議、白熱した討議になりそうです。
SCSI接続の4倍速CD-Rをオークションに出品していましたが、わずか1,401円で落札されました。考えてみれば私が入手したのがH11年11月でしたから、もうすでに3年以上たっていたんですねー。あまり使わなかったのでもったいない気もしますが、コンピュータ本体がSCSI接続のできる環境ではなくなったので、「場所ふさぎ」がなくなったことでよしとしましょう。
密かにがっかりしているのは、職場に(私を含め)5人いたマックユーザーのうち、4人が去られるということです。きっと転任してくる先生方は、みんなWinユーザーなんだろうなあ。北上市内に、「教職員Macユーザーの会」でも作っちゃおうかなあ?
● イラク問題に対する日本政府の方針
小泉純一郎です。
先週に続いて、イラク問題についての政府の立場をご説明して、皆さんのご理解とご協力を得たいと思います。
18日、ブッシュ大統領はテレビで演説し、48時間以内にフセイン政権が自ら平和の道を選ばなければ武力行使に訴えざるを得ないと通告しました。私は、18日の午後、官邸で会見して、ブッシュ大統領の苦渋に満ちた決断を支持することを皆さんに明らかにしました。
日本は、今まで国際協調の下に平和的解決を目指して日本独自の外交努力を続けてまいりました。ブッシュ大統領に対しては、直接あるいは電話で、国際協調を得られるようにすることが大事だと重ねて強調してきました。ブッシュ大統領は今まで国際協調に向けて懸命の努力を続けてきたと思います。ほかの国々もそうです。しかし、結局、今回国連安保理が一致結束して対応できなかったことは大変残念です。
戦争か平和かと問われればだれでも平和と答えるでしょう。私もそうです。しかし、問題は、大量破壊兵器を保有するイラクの脅威に私たちがどう対峙するかです。イラクは12年間、国連の決議を無視し、大量破壊兵器の破棄をしてこなかったのです。
武力行使が始まると、犠牲者なしではすまされません。しかし、大量破壊兵器、あるいは毒ガスなどの化学兵器、炭疽菌などの生物兵器が独裁者やテロリストによって使われたら、何万人あるいは何十万人という生命が脅かされます。フセイン政権がこれらの兵器を廃棄する意思がないことが明らかになった以上、これを放置するわけにはいきません。このアメリカの決断を支持する以外に解決の途はないと思います。これが、支持の理由です。
戦後50年間、日本が平和のうちに繁栄を築くことができたのは、日米同盟関係の重要性を踏まえて、国際協調体制を堅持してきたからです。日本の平和と安全を守るためにも日米の同盟関係を堅持しながら、今後も国際協調、国際協力を追求していかなければならないと思います。
たとえ、武力行使がはじまっても、日本は戦闘行為には一切参加しません。もし、はじまった場合は、できるだけ犠牲を少なく速やかに終結することを望みます。そして、イラクの戦後復興や国際社会への平和と安定のために、日本は何ができるのか、何が必要かということを考えて、主体的に対応していきたいと思います。
同時に、日本国民の安全の確保と、経済の混乱の回避に万全を期してまいります。
難しい選択ですが、皆さんのご理解とご協力を心よりお願いします。
これと同時に、午後4時には岩手県公立高校入試の合格発表がありました。本校の3年生は大変がんばったようで、合格率の高さに校長は驚いていました。がんばりました、3年生。生活面だけでなく、学習面でもりっぱな3年生であったことが証明されました。ごくろうさま。
さらに、岩手日報の夕刊では岩手県教職員の異動情報が報じられていました。本校からも和賀東中、南中、沢内中、県北の中学校などへ異動する先生がおられます。当然、講師の先生方もおられなくなります。少しセンチな季節になってきました。私? また上野中でお世話になることになりました。沢内に異動されるY先生に代わり、本校の長老の一人になることになります。生徒たち(というかその親たち?)の間では「アキーがいなくなるのではないか」という怪情報が流れていたらしく、生徒のSさんなどは何度も「いなくなるんでしょう?」と聞きに来ました。異動するしないはわかってはいたけど、新聞発表までは言えないのです。せっかく聞きに来てうやむやに答えた生徒たち、ごめん。
それにしても、改訂になった指導要録、記入がとんでもない。総合的な学習を事細かに記入、選択科目の欄も9箇所に増え、とにかく「書くところが増えた!」という感じです。教育委員会で「プリンタでの印字」を認めてくれれば、せっかく所有しているB4プリンタを活用して、調査書の内容をそのまま生かして記入できるのになぁ〜。
夜、「卒業を祝う会」がありました。「卒業を祝う会なのに、なぜ(当事者である)僕が参加できないの?」と言った生徒がいたそうですが、アルコールが入ることと、保護者の人たちが世話になった先生方に「ありがとうございました」を言う場として設定されているのではないかと思っています。
以前、オークションで落札していたAir Macカードがやっと届きました。さっそくiBookに組み込み、動作チェックをしてみました。組み込んでOS10.2で再起動したところ、メニューバーにAir Macのアイコンが現れました。Macのランデブーという技術のおかげで、職員室内に設置されている発信元のルータが「接続可能リスト」として認識されました。しかし、パスワードを教えてもらっていないのでまだ接続はできませんでした。
(4倍速書き込み、12倍速読み込みの)CD-Rドライブが余っているので、そのうちYahooオークションに出品しようと思っています。Macはもちろん、Windowsでも使えるとは思うのですが、(最近流行のUSBやFireWireではなく)SCSI接続です。3,000円ぐらいで誰か欲しい人いないかな。
同僚の先生が、数十MB分の私のデジカメ写真をデータで欲しいというので、マイクロドライブにコピーしようと思ったところ、エラーで中断されました。128MBのCFカードでもエラーとなった(OS10.2と相性が悪いのかな?)ため、Citi DISK本体(30GBの2.5インチHDD内臓)についているFIreWireケーブルを、彼の所有しているPowerBook2400にあわせてPCカードケーブルに交換して貸し出したところ、今度は「読み込めませんというアラートが出る」とのこと。OS9.2.2で再起動してマイクロドライブにコピーしてあげました(OS9では、何ともなくうまくいく)。しかし、その後が大変。Citi DISKのパーテーションの一つが本当に認識されなくなってしまったのです。B's Crewでもそのパーテーションはマウントせず、マウントされないことにはNortonもダメ、TechToolProもダメ。あせりました。博多の知り合いが愛用しているというディスクウォーリアREを使って初めて、「デスクトップファイルがない」ということがわかりました。その後、なんとか修復に成功しました。今度からはバックアップディスクは貸し出さないように、Citi DISKのPCカードは使用しないようにします(そういえば、前もPowerBook G3/266のとき、こんなことがあったなー)。
昨日、「上野中ホームページにどれだけのアクセスがあるのか?」と質問した方に、アクセスカウンタの様子を見せました。7月18日から8か月で2,000アクセス以上あるのを見て、驚いたようでした。一日平均10人にもなっていないんですけど。「誰が閲覧しているのか調べられないのか?」とのことでしたが、それは無理。その後、私も驚きました。なんと、ここ2〜3日でいきなり100アクセスほどあったようです。
明日は、3年生が公立高校の入試にチャレンジします。午後、英語の文法を聞きにきた生徒もいましたが、直前期らしい、突っ込んだ質問で、こちらもたじたじとなっていました。明日の成功を祈っています。
上野中ホームページの更新を終えました。新入生のための情報(と、来年度の修学旅行関係の情報)を載せたものですが、最終チェックしていただいた方から、「どれだけのアクセスがあるのか、自己満足になっているのではないか?」という質問を受けました。開設から8か月で2,070アクセスですから、一日平均10人にもなっていませんが、企業のホームページではないので何もアクセス数を競うつもりはありません。しかし、アクセス数の増加を狙うならば、PRとこまめな更新が欠かせないとは思います。ちなみに、何日か前の新聞では盛岡白百合学園のホームページで、修学旅行を引率している先生がリアルタイムで学校に旅行中の様子のデジカメ画像を送信し、アップしたという取り組みが紹介されていました。修学旅行ホームページコンクールで、大賞にあたる文部科学大臣奨励賞を受賞したとのこと。旅行の様子が手に取るように分かるので、保護者から好評だったようです。
そういえば、PTA会報(雲雀=ひばり)ができあがってきました。自慢じゃないですが、掲載されている写真のほとんどは、私が所有しているデジカメ(カシオQV-3000EX、334万画素)で撮影したものです。デジカメを買ってから、生徒の活動や行事などあらゆる場面で人前にしゃしゃり出ては激写するのが習慣になり、今年度もかれこれ2,200コマほどの写真がたまりました。もともとは担当している生徒会誌に載せるために始めたものですが(ちなみに、今年の生徒会誌には150コマほど掲載)、PTA会報はもちろん、教育委員会を始めあちこちに提出するための文書、上野中や私自身のホームページなどに使われているほか、文化発表会や三年生を送る会では執行部の生徒が活用してくれています。平成9年から撮影し始めた写真は、合計で8,000コマを超えました。フィルム写真と比べて、お金がかからない、写してすぐにでも見られ、プリントアウトができるなど銀塩写真にはもう戻れません。
午後から年次をいただいて、娘の保育園の「父母の会総会」に顔を出しました。会計を仰せつかっていたので、今年度の会計報告と来年度の提案をさせていただきました。決算・予算の具体的な内容は、園の先生がみんな打ったものですが...。来年度の役員については、「県北に転任するかもしれない」という理由で辞退させていただきました。みんな自分の子供がお世話になっているのだから、公平に園の運営に貢献してあげてもいいのではないかと思います。
午後からは家族で「さくら野」に行き、「リロ&スティッチ」というディズニー映画を見ました。本当は「ドラえもん」の新作を見に行ったのですが、チケットを買いに行くのが遅かったらしく、あと数分のところで売り切れてしまったのでした。娘が「おうちに帰るのいやだ」と大泣きを始めたもので、そのまま別の映画を見る羽目に。見た感想は・・・・・。
職員室に無線LANが本格的にはいることになるらしく、新しいパソコンやカラーレーザープリンタなどが、先週までに設置されました。それに伴い、私もオークションでAirMacカードを安めに落札することができました。あとは、接続環境を整えてWindowsのLANの中に入れていただくだけです。MacOSはバージョンが10になってからは、Windowsとの敷居がますます低くなったと聞きます(なんでも、ランデブーという新技術のおかげとか)。バージョン9の時みたいに、DAVEなどという特別なソフトを立ち上げなくてもLANにつながるかもしれないと、今からワクワクしています。
今週は、教えている2年生各クラス3時間ずつ使って、E.T.を見せました。視聴覚室で、学校の液晶プロジェクタ、自前のDVDとパワードスピーカー(こっちは7,000円もしたんだぞ)を使い、暗幕を引いての映画鑑賞です。生徒たちはとても楽しんでくれたようで、悲しい場面(E.T.が死んでしまう場面とか、E.T.とのお別れの場面とか)では、あちこちですすり泣く声が聞こえてきました。しかし、これで終わってしまっては「英語の授業」にはなりませんので、最後の方の場面を数分間、音声・字幕とも英語でくり返して見せてみました。中学校も2年生の終わりとなれば幅広い表現を学習していますし、一度見たばかりのシーンですから、かなりの内容を理解できたのではないかと思います。思い起こせば現在北上中におられる木村先生が、映画のワンシーンを文法の学習に用いていらっしゃいましたが、時間さえ許すなら、全体を(感動のある)一作品として見せるのが、やっぱり映画を使う醍醐味だと思います。
夜、2年生の保護者を対象に、修学旅行についての説明会を行いました。いろいろ活発な質問が出されましたが、大筋では「それでいいんじゃない?」と受け取っていただけたようです。その後、来年度の役員決めが始まりましたが、クラスごと4つに分かれてかなり白熱して(?)いました。副担任の私はすることもなく、あるお母さんが連れてきた2〜3歳の女の子とかくれんぼしたり追いかけっこしたりしていました。不真面目な教師だと思われたかもしれませんが、私としてはそのお母さんが話し合いに集中できるよう、ちょっとだけお手伝いしてあげたつもりです。どうせ、ちょっと小さかった頃の私の娘と、行動パターンは同じですから。
夜、家族でひな祭りをしました。といっても、お雛様の前で記念写真を撮り、ショートケーキを食べただけですが。