Sorry, but only in Japanese....

2003.9

2003年10月


31日(金) 怒濤の10月も終わりです

 20周年記念行事と文化発表会のダブル大行事が終わり、日々の授業の傍ら、ほっとして学級通信の発行や写真の整理、学校や学級のサイトの更新作業などを行っていたら、あっという間に10月も最終日になってしまいました。明日から11月、しかも三連休です。担任している学級の帰りの会では、受験勉強をそろそろ始めることと、連休中に町などをぶらついて悪いことをしないことを話して聞かせました。

 文化発表会での反省を生かし、私なりに「生徒に自分たちでやるという気持ちを持たせる」工夫をしています。ま、簡単に言えば「手や口を出しすぎない」ようにしているだけなのですが、早速班替えをすることになったときにトラブルに陥ったようです。学級委員長は優秀で思いやりのある子なので、周囲の意見を聞きながらうまくやろうともがいていますが、きっと成功するでしょう。温かく見守っていてあげたいと思います。

 アップルコンピュータにMacOS10.3 (Panther) を注文しました。FAX送信したのですが、メールアドレスも書いたのに「注文を受け取りました」などというメールは来ません。クレジットカード払いなので、直接届いてしまうのかなあ。巷の噂によるとPantherはかなりきびきび動くそうなので、モタモタしていたJaguar (OS10.2) とお別れできそうです。


26日(日) 文化発表会〜学級親子レク

 いよいよ本番がやってきました。午前中は開会行事に続き、各学年の代表による英語暗唱発表、各学年委員会による学年発表(総合的な学習の中でやったこと)、生徒会執行部によるこれまでの行事報告、吹奏楽部の発表、そして最後に三度目の原頭太鼓の披露と流れていきました。昼休みをはさんで、いよいよ合唱コンクール。我が3年A組は、おとといから練習をしていなかったので当日の昼休みに声出しをしたのですが、やはり直前期に作品完成やら教室展示やらに力を入れ過ぎたせいか、発表は「これまでの中で最高」といえるものではありませんでした。かたや、有力なライバルと目されていた3年C組は完璧な発表を行いました。結果はやはり金賞(=2位)でした。リーダーの生徒たちは泣いていましたし、私もかなりがっかりしました。

 けれども、その一方では教室展示賞で第1位、作品の完全出品賞(3学年では唯一の受賞)、合唱取り組み賞でも第1位を受賞しました。私は合唱にはかなり手出しをしましたが、教室展示にはほとんど手をかけていませんから、これはれっきとした生徒の手による受賞です。また、完全出品賞についてはかなりしつこくチェックを入れたため、午前2時だの4時だのまでがんばった生徒がかなりいたようでした。よく「全員」が出品できたものだと思っています。合唱取り組み賞については言うまでもなく、かなりがんがん手を入れました。最優秀賞を狙い、歌の強弱やら吹奏楽部員の楽器演奏を取り入れるやらいろいろと工夫をしてみたのですが、結局のところ一番欲しかった合唱の最優秀賞を逃したのは、私が手を入れ過ぎて生徒が「自分たちで歌うんだ!」という前向きな気持ちを育てきれなかったのが一番の原因だったような気がします。

 ちなみに、文化発表会で撮影したデジカメ画像は250コマを数えました。

 文化発表会が終わるや否や、午後5:30からは学級親子レクを予定どおり行いました。「星を見る会」をやる計画で天体望遠鏡も持参していたのですが、朝あたりは曇っていた空が昼頃から快晴になってきていました。夕方、親も10人以上集まって下さり、おいしい芋の子汁をいただきました。花火を楽しみ、いよいよ星を見る会。北上天文同好会から6名ものメンバーと、最大25cmもある合計6台の望遠鏡を持参いただきました。星座の説明から始まり、遠くに行きつつある火星(でも極冠は見えた)、アンドロメダ大星雲、アルビレオ(白鳥座のくちばしにある二重星)、M57(リング星雲)、M45(すばる)、hχ二重星団などを次々と見て回りました。午後10時頃までかかるかもしれないと思って計画したのですが、なんのなんの8時前に生徒たちは飽きてしまったので、解散することにしました。ご協力いただいた皆様に、心からお礼を言いたいと思います。


25日(土) 上野中学校20周年記念

 午前中は式典が行われました。上野中学校が開校したのは昭和59年4月ということですから、ちょうど私がミネソタ州立大学に留学中のときのことだったことになります。式典には北上市長さんも駆け付けてくれました。長いあいさつが続いて生徒たちもかなり飽きてきたようでしたが、原頭太鼓の演奏が始まるや否や目が釘付けになっていました。4人の3年生女子(男子は必死の呼びかけにもかかわらず、一人も出なかった)をはじめとする21人の生徒たちによる勇壮な太鼓、本当にかっこよかった。夏休み前からほとんど毎日練習してきた成果が、きっちりと表れていました。

 午後からは祝賀会ということで、ホテルシティプラザへ行きました。あの、かっこいい原頭太鼓がもう一度披露され(生徒たちは手弁当で、かわいそうでした!!)、続いてPTAによる合唱(私も10名ほどのメンバーに加わりました)が行われました。私は理由あってアルコールが飲めず、ずっとウーロン茶とジュースでがんばりました。帰ろうと思ったら校長に呼び止められ、二次会へ。しらふのままでしたがいろいろな方たちと貴重なお話をすることができました。


22日(水) 文化発表会迫る〜フロリダ写真追加掲載〜iBook G4登場!

 26日(日)の文化発表会本番を控え、9月下旬から練習してきた合唱もいよいよ完成の域に達してきました。係の生徒から細かい指示が飛ぶようになってきて歌う方も大変ですが、確実にうまくなってきています。おととい、声を出すために、ある生徒の発案によりグランドで歌の練習をしたのですが、そのときからアカペラの歌(課題曲)の方の音が下がり気味になってきていました。そこで今日は「ドミソドソミド」の音で「ハッハッハッハッハッハー」、次から半音ずつあげていく発声練習をしたら、ぴたっと正常になりました。やってみるもんですね、30年前にやった方法ですが...。

 今日は(明日が期限の)個人作品の完成、および本番用のパンフレットの製本作業(我がクラスの割り当ては300部)をしました。学年発表をする生徒はそちらにかかりっきり、6時をすぎて8時近くまで、上中太鼓の生徒(20人ほど)は太鼓の練習をしていました。ほとんど、ばてています。

 9月9日、9月24日の日記掲載分に引き続き、フロリダ州の様子を写したデジカメ写真が、東京書籍のホームページに掲載されました。下の文字をクリックすると直リンクで行けます。

  ■東書メール38号 New!   ■アメリカのマーケットやレストラン New!

  ■東書メール37号    ■アメリカの交通

  ■東書メール36号    ■アメリカの小学校    ■アメリカの中学校    ■アメリカの高等学校・大学

 そして夜遅く、新しいiBookが出るというニュースが飛び込んできました(http://www.apple.co.jp/ibook/index.html)。ついにiBookにG4プロセッサが載ることになったようです。USB2.0への対応、AirMac Extremeへの対応、BlueToothへの対応、システムバスやグラフィックカード、メモリスピードまでアップしました。ハードディスクも最大60GBまで搭載できます。ただし、もうじき発表されるPanther(MacOS10.3)が搭載されるのはいいのですが、ついにこちらもMacOS9がサポートされなくなるということで、安い(14インチモデルで149,800円から!)んだけれども乗り換える勇気はありません。今のiBookで満足しているということもありますが...。DTMや(生徒会誌作成用の)PageMakerはまだまだOS X環境では使えないのです。


18日(土) 新人戦県大会

 朝6:30にバスで出発し、バスケット女子を県営体育館でおろしてから県営運動公園での開会式に参加しました。その後、試合会場の厨川中学校へ移動し、第1試合の厨川中学校 対 久慈中学校の試合を見ました。厨川中学校はボール回しがとてもうまく、寄りもとても速かったので、噂どおりかなり強そうでした。第2試合、いよいよ本校(上野中学校)と一関中学校の試合でした。一関中学校を破って矢巾中学校と当たり、あまり苦労することなくベスト4をゲット、次に上がってくると予想される遠野中学校に勝てれば決勝戦か? などと勝手に予想していましたが、なんとなく選手の動きが悪く、自分たちのサッカーをしないまま前半で2点入れられてしまいました。後半、気合いを入れ直して1点取りましたが、さらにだめ押しの1点を追加され、3-1で負けてしまいました。県大会でやっぱり緊張していたらしいこと、相手の寄りの速さに圧倒されたこと、ボールを持ち過ぎて自滅した場面が多かったことなど、反省点はかなりありました。

 隣の県営体育館に移動し、午後1時からの本校のバスケット女子の試合を見学しました。たった7人(しかも2年生は5人)のチームにもかかわらず、見事に1回戦を勝ち抜きました。本校のバスケット部女子はロードレース大会でも常に上位にくるので体力があることは認めますが、それにしてもたったの7人。「どうして勝てるんだろうか?」と不思議に思いました。「やっぱり、県体慣れしているからなのかな?」と、ふと思ったりもしました。でも、残念ながら2回戦では体力が持たず、(多くの部員を擁する)北陵中学校に破れてしまいました。バスケットの試合がけっこう遅かったため、高速道路を使っても学校に到着したのは午後7時頃になりました。


17日(金) 何か忙しい一日

 朝から5時間連続で、10月号学習整理テスト。昼休みには割り当てになっている音楽室での合唱練習。放課後は3年生の学年合唱発表会、その直後の午後4時から英語検定でした。さらに生徒会執行部に依頼されて、文化発表会で発表するためのデジカメ写真のコピーや20周年記念誌の最終校正。生徒たちもかなり疲れた一日だったろうと思いますが、私の方も「あの〜、明日から県大会なんですけど!」ともいえず、疲れ果てて帰宅しました。


16日(木) 和賀西中学校公開〜テスト、テスト、テスト...

 今日は午後から中教研で、和賀西中学校の学校公開に行ってきました。新築の校舎は、ほとんどが木目の見える暖かい雰囲気でした。男子トイレは用を足す人を感知して自動的に水が流れる機能までついていました。駐車場で車の案内をする生徒もそうでしたが、迎え入れる生徒たちはすべて大きな声で「こんにちは!」とニコニコしていたのが印象的でした。授業の方はY先生の英語をのぞかせていただきました。内容はNewHorizon Book1のUnit 7で、Who 〜 ?の導入からでした。「振り返り、繰り返し」が研究全体の手だてとなっていたように、be動詞(と一般動詞)の復習、What 〜 ?の復習などを十分すぎるほど行い、メインとなる、写真を見せて"Who is this ?"のところでは1年生の生徒の輝く笑顔が見られました。

 続いて授業研究会が行われました。私は英語科部会の司会を仰せつかっていたので、かなり緊張して進めました、授業者はあまりいい自己評価をしていませんでしたが、とても工夫のある、たくさん盗みたくなるようなテクニックが散りばめられたいい授業でした。よって、質問や意見もたくさん出ました。いつも中教研ではおとなしい本校の英語の先生方も、今日はバッチリ発言してくれてうれしかったなあ。

 今年から岩手県の入試制度がかなり変わるのを受け、3年生にとっては飽きるほどのテストのオンパレードになってしまっています。夏休み明け実力、9月実力、10/2の達成度状況調査(これは本当はテストではないが、生徒は「テスト」と感じたはず)、10/8の2学期中間、明日10/17の10月実力、11月実力、2学期末テスト、和中三テスト、12月実力と、2学期だけで9つものテストが予定されています。中間・期末テストは範囲が決まっているし、成績(=内申)にかかわるのでそれに向けてギッチリ勉強させますが、実力テストに関しては「いつもの受験勉強がどれだけ進んでいるか、あなたの希望している高校に受かる力があるかどうかを測るためのものさしテストだから、受験勉強が計画的に進んでいるのであれば取り立てて勉強する必要はない」ということを話して聞かせています。自宅に帰るや否やテレビゲームに没頭している「中学3年生」がいるだろうことをちょっぴり心配しながら...(実際、います)。


15日(水) 20周年記念誌〜うれしい一言

 5時間目の学活から放課後まで、20周年記念誌に掲載する写真を、過去の卒業アルバムから年度ごとに分けてデジカメで接写する作業で追われました。なんとか画像データを加工してCD-Rに焼き、サムネール写真を印刷して印刷業者に渡すことができました。接写すると、普通は色がものすごく崩れてコントラストがものすごく強くなってしまうものですが、そこはデジタルデータ。Photoshopでどんな風にもいじりまわすことができました。完成が楽しみです。おかげで、学活は学級委員長に任せきりにしてしまいましたが、立派に合唱練習をやり遂げたようです。

 うちのクラスの1時間目は音楽でしたが、音楽のH.R先生から「久しぶりに音楽の授業らしい授業ができました」というお言葉をいただきました。「音とりや歌詞の暗記はだいたいできているので、曲想や強弱までの指導ができた」とのこと。とてもうれしい一言でした。


14日(火) 三連休があけて...

 生活記録ノートを見ると、「あまり受験勉強をしていない」「ゲームをし過ぎている」生徒が少なくないようです。授業への取り組み姿勢はまあまあなのですが、いかんせん「なんか人まかせ」っぽい学習姿勢が気にかかります。放課後、生徒たちは文化発表会に向けて全力疾走を再開しました。合唱はさすがに歌い込みの効果が現れ、声量も(教室内では)十分。強弱や声の出し方など、細かい指示も通るようになってきています。他の学級からもどんどん歌声が聞かれるようになり、気分はだんだん盛り上がってきています。

 合唱の合間には、「人物調べ」を中心としたFree Study(総合的な学習の一部。ゴールは模造紙1枚の大きさの新聞形式にまとめて教室に展示)と、個人作品(文化発表会の、個々の目玉ですね)の製作を進めています。このほかに上中太鼓などで忙しく動き回る生徒がいる反面、早くゲームがしたくて「まだ帰れないの?」とたずねてくる生徒(男子に多い)もみられ、がっかりします。

 夕方、「20周年記念誌原稿に掲載している写真の年度がずれているので、デジカメで接写して正しいものをはり付けてほしい」旨を伝えられました。期限は明日、印刷業者が取りにくるまでとのことですが、こちとら担任を持ち、授業もきちんとあり(しかも水曜日はてんこもり)、合唱指導はあるし、どうして先週末にでも言ってくれなかったかなあ...。


11日(土) 練習試合で遠くへ出かけたのに...

 新人戦前、最後の週末は仕上げのための練習試合をしました。県内でもけっこう有名な学校だったので、「勝つか負けるか分からない強い相手だろう」と言って試合を始めたのですが、やってみると後ろから押すやら引っ張るやら足を引っかけるやらの反則は多いし、反則をとった審判に文句はつけるしで、本校の選手たちもあちこち痛めつけられて「もうやめて帰ろう」と言い出す始末。父母の車での送迎をお願いして遠くまで出かけたのに、あまり収穫は感じられない練習試合となってしまいました。やっぱりスポーツはフェアプレイでやらないと...。こっちでも熱くなる生徒も出て来たので、「喧嘩しに来たんじゃない。サッカーをしに来たんだぞ」と言い聞かせなければなりませんでした。個人的には昔から鮮やかなサッカーをすることで尊敬していたチームなのですが、今日の試合でかなり失望させられました。結果は6-1(しかもこの1点は明らかなオフサイドだった)で勝ってきました。


10日(金) 合唱中間発表会

 昨日までは中間テストの採点業務に忙殺されていたのですが、終わってしまえばこっちのもの。放課後、学級ごとに自由曲か課題曲かどちらかを選んで全校で発表し合う会がありました。私の学級では自由曲を歌ったのですが、「ダントツ」だと思っていたものがけっこう他の学級(学年)もいい合唱になってきていて、生徒たちからは焦りの声も聞かれました。でも、まだ歌の強弱などいくつか改善点やら隠し球があります。うちの学級はとても素直な生徒たちなので、「こうやってみないか?」とアドバイスするとすぐにその気になって本気で取り組んでくれるので、かわいいし、担任としてもいろいろと工夫ができて楽しいです。


8日(水) 中間テスト終わる

 5日(日)に「中2選抜選手選考会」が花巻中学校であり、6日(月)のうちにテスト作成をしようとしましたが、この日もクラブがあった上に夕方は地区の会計監査があり、結局ゆっくりテスト作りができませんでした。それでも少しずつ作りだめておいたデータをつなぎ合わせ、なんとか昨日の夕方に印刷を終えました。今日は空き時間でリスニングCD作り。やっと4時間目のテスト本番に間に合わせました。終われば終わったで今度は採点(やだ〜!)。生徒の方は間髪おかずに文化発表会モードに突入、ということになります。

 MacOS 10.2.8のアップデータが発表されたので、さっそくダウンロードしてみました。使用感はあまり変わったような気がしませんが、アップルによるとかなり多くの改善が行われたとのことです。あれ? アップルからMacOS10.3(Panther)が発売されるっていうアナウンスがあったんですが...。それってもしかして、また1万円以上払って買えってことですか? ラベル機能が復活するなどありがたい改善点がたくさん(アップルによると150以上)あるのだそうですが。まあ、10.2のときのように少し様子を見てからにしましょう。10.2のときも10.2.3、10,2,4、10.2.6、そして10.2.8とめまぐるしいほどのアップデートがありましたから...。


4日(土) 授業参観終わる〜しつこいはがき3通目

 月曜日の英語の研究授業に続き、やっと今日、道徳の授業参観が終わりました。道徳の授業は嫌いではないので普通に行っていますが、学級の生徒たちがあまり発言しないので「発言させなくてもできる」授業をいつもどおり行いました。それでもやっぱり、誰かに見られていると思うとかなり緊張しました。見学にいらしていただいた父母は、延べ15人ぐらいはいらしたでしょうか。使用した教材は、「おどろき」という男女の「ちょっとした恋愛」について書かれた資料でした。扱った話題が中学3年生にとっては非常に繊細な(興味ある?)内容だったので、ちょっと内容を凝ってみました。前の道徳の時間にあらかじめ似たような内容の資料(明治時代にいとこ同士である年上の女の子と年下の男の子が恋に落ち、結局は結ばれないまま別れ別れになってしまう話)を扱い、感想を書かせておきました。また、「あなたの理想の異性のタイプは?」についてキーワードをアンケート形式で書かせておきました。それらを利用しながら資料「おどろき」を読み聞かせ、だんだんに私自身の恋愛経験について話し、中学生の男女交際についてのあるべき姿を私の言葉で話して聞かせました。最後は恋愛を扱った詩を読んで聞かせました。終わってきればうまくいったような、いかなかったような、複雑な気持ちです。2つの「公開授業」を終え、やっと8日の中間テストの問題作成に本腰を入れる気持ちになりました。あー疲れた。

 帰宅してみると、しつこくも3通目の「身に覚えのない債権回収請求」はがきが届いていました。住所が知れてしまうと本当に厄介です。またとんでもない時間に携帯が鳴るといやなので、マナーモードにしています。携帯に電話がかかってくると、真っ先に相手の電話番号を確認する癖がついてしまいました。全く、いい迷惑です。昨日、警視庁の方にもメールで知らせておきました。はがきを載せておきますが、まちがってもそれらの電話番号に電話をかけたりしませんよう。電話番号や名前が知られてしまうとあなたも被害者になりかねませんので。

(3通目)10/2 18-24時 浦安の消印

             (株)全国債権回収局
             顧客整理番号:C-3014

       最 終 通 知 書

 前略、この度当社は、貴方様が過去に利用した有料サ
イトの未収利用料金に関しましてサイト事業主様より債
権譲渡を受けました事をご通知致します。つきましては、
今回の通知を最終とし下記期限までにご連絡のないお客
様に関しましてはお支払いの意思がないものとみなし当
社回収担当員がご自宅に直接回収に伺います。またご自
宅不在の場合は勤務先の調査を行い裁判所を通しまして
給料差し押さえを行わさせて頂きます。
 当社は有料番組利用記録がある方のみご通知していま
す。必ずご連絡して頂けるようお願い申し上げます。 【最終受付期限】 10月4日
 【営 業 時 間】   平日  9:00〜15:00
        土・祝祭日 10:00〜15:00     【担当者直通電話番号】
【080-3244-1056】【080-3244-1439】
【080-3244-1960】【080-3243-9945】
【090-9689-4321】【080-3243-9134】


2日(木) 学習達成度状況調査

 今年度から、文部科学省が小学校3年〜中学校3年までの全生徒を対象にやることにした「学習達成度状況調査」が、本校では今日行われました。3年生にとっては8日の中間テスト、下旬の学習整理テストと併せ、今月は3つものテストが続くことになります。4月の学級開きの時に「3年生は、1か月に1つ以上のテストがある」という話をしましたが、今回だけはちょっと集中し過ぎかな、と私にも思えます。これに加え、昨年に引き続いて前日から今朝にかけてものすごく多くの問題内容や解答用紙の訂正ファックスがはいり、職員室は大混乱をきたしました。この日にやることはかなり前から分かっているのだから、しっかり校正してから印刷〜発送してほしかったと思います。生徒にはこのテストが「成績には関係ない」「進路の資料にするのでもない」ことを正直に話しました。「じゃなんで受けなきゃならないの?」…当然の反応。「文部科学省が、全国の小学校や中学校の先生たちがちゃんと教えるべきことを教えているかどうかをチェックするためだよ」と答えました。「進路の参考にするんだ」などと嘘を言って生徒をだますつもりは全くありませんから。

 この後、各学校では全ての解答用紙を採点し、生徒一人一人の1問1問の正解・不正解・無答をエクセル形式の表にまとめ、問題ごとの正答率を算出して教育委員会に提出することになります。昨年の流れからいくと、提出された全データを県の教育委員会が分析し、「この教科では、ここが不十分であるから今後きちんと指導するように」という資料が入り、「さて、それをどのように指導するの?」という調査・報告が入るのではないかと思います。マークシート形式を使ってダイレクトに採点・分析処理をするなりして、もう少し学校現場の忙しさに配慮してもらうことはできないのでしょうか?


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